ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2743062
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

2017/8/13 黒部五郎岳(飛越新道 日帰りピストン) 

2017年08月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
12:12
距離
29.0km
登り
2,329m
下り
2,332m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:27
休憩
0:45
合計
12:12
距離 29.0km 登り 2,332m 下り 2,332m
7:21
39
8:00
8:01
116
9:57
7
10:04
10:09
22
10:31
31
11:02
74
12:16
12:17
11
12:28
13:01
5
13:06
13:08
58
14:06
40
14:46
28
15:14
6
15:20
15:21
84
16:45
37
17:22
62
18:24
18:26
1
18:27
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカー
41号線〜471号線〜大規模林道〜飛越トンネル前

6時過ぎ頃到着。数台だが空きあり。
簡易トイレあり
コース状況/
危険箇所等
・飛越新道は歩きにくい!が、歩けないほどではない!雨さえ前日に振らなければもう少しマシだったのか。人気ないので混雑によるストレスはなく、その点捨てがたい。
・避難小屋から先の抉れた登山道も歩きにくい&直登ということで結構つらい
・もっと展望があれば・・・ね。
・日帰り黒部五郎達成も往復29キロは伊達じゃないですね。自分の弱さをかみしめ、またハードな登山に挑みたいと思います。
2017年08月13日 10:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/13 10:01
2017年08月13日 10:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/13 10:01
2017年08月13日 12:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/13 12:33
2017年08月13日 12:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/13 12:36
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 日焼け止め 携帯 時計 ツェルト カメラ

感想

100名山のうち日帰りが難しい山の一つが黒部五郎岳。かっこいいカールを持つ奥黒部の盟主に、挑戦してみることとしました。
【ルート選定】
黒部五郎岳への日帰りアプローチとしては飛越新道あるいは折立からのルートが候補にあがりました。飛越新道は別名泥沼新道、泥濘新道と言われるようにドロドロの道という噂でした。皆さん苦労されているようで、最後まで迷いましたが、夏山最盛期でもマイナールートだけに混雑がなく駐車が容易であること、折立のようなゲートがなく早朝に出発可能であること、折立から黒部五郎は往復30キロを超えるのに対し30キロ内におさまることから、飛越新道を選択しました。

【登山】
6時ころ駐車場に到着。登山開始。登っては降りのアップダウンが続きなかなか高度は稼げません。はじめは、泥沼新道とはいってもたいしたことないなぁ、と思い進みましたが、歩けども歩けども泥沼が出現します。スパッツは必須でした。スパッツをしつつも泥濘にはまります。登山道の泥沼に水芭蕉が群生していました。降雨後でありその影響も多少あったかもしれませんがペース上がりません。この泥沼は避難小屋分岐まで続きます・・・。一度木の根で転倒。泥にまみれました。

避難小屋分岐からはガスさえなければ気持ちのいい展望がひろがっているものと思われます。ここからはほぼ直登。木道(一部破損。ないよりはまし)を越えるとかなりエグれた登山道になり、歩きにくいうえにまたここでも滑る!高度は稼げますが、目標が見えずガスの中をひたすら登るのはメンタルをやられます。半死半生で北ノ股岳へ登頂。体力と弱ったメンタルを立て直します(寺地山〜避難小屋〜北ノ股のコースタイム設定はなにかおかしい!)。ドロドロだったので、太郎平からきた登山者2人くらいに、すごいかっこうねえ、と、言われました。あと5辧

ここからはしばらく平坦〜下り。中俣乗越は標識がなく場所不明。黒部五郎登り気をひきしめて、との看板がでますが、登りになるのはもっと先。急な登りこそないもののアップダウンが多く、かつ目標が見えないのでペースが上がりません。何回かの頂上頂上詐欺をへて肩に到達。山頂までさらに登った時は行き倒れ寸前の状況でありました。ただ、少しだけガスがとれ美しいカールが見えてきます。雲の平、水晶も時々ガスの切れ目から見えます。これで景色がゼロなら地獄でしたが、山からご褒美をもらい元気回復。ゆっくり休み、小休止を経て炎の下山開始!!

と思いきや、北ノ股への登り返しがキツイ、キツイ。もう許してください。。
北ノ股から避難小屋までは駆け下ろうと思って往路は歩いたのですが、抉れていてまた登山者も少なく不安もあり、ペースあがらず。先に待つ泥沼がチラチラと頭に浮かびうつ状態に陥ります。

避難小屋分岐で休憩。同じくこれから泥沼に向かう登山者の方と出会い、泥沼新道での健闘を誓いあいます。少し元気がでて、寺地山まで一気に下ります。そこから泥沼が本格化。泥沼に足を取られ下れども下れども登りが出現し再度うつ状態となりますが、最後の力を絞り出し行き倒れ寸前で下山!!!

【帰途】
無事に帰れたのとなんとかカールをみたことの余韻にひたりつつ、帰りは有峰林道から富山へ抜けます。白樺ハイツというこの世の極楽、温泉にポチャリし、疲れをいやし帰宅。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:83人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら