北ノ俣岳(和佐府から)
- GPS
- 13:21
- 距離
- 31.7km
- 登り
- 2,192m
- 下り
- 2,190m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
まとまった降雪後の晴れ。天気を見てすかさずUQを取った。22年の11月に降雪直後に訪れた際は積雪が足りず、西斜面がハイマツ滑走になってしまい大変な思いをした。今回はそのリベンジ山行である。
和佐府〜飛越トンネル
和佐府からすでに積雪20cm程。今の時期にゲートびた付けで板を履ける山は珍しいが最初からラッセルである。このプラスアルファの林道が6kmあるので深夜スタートは必至だ。最初車の轍が残っていたがゲートから2km地点で引き返していた。その辺りから積雪は増え、ワイヤーのガードレールが埋まりかけるくらいの積雪量となった。ここである程度余裕がないと後に響くのでガシガシ進み、1時間40分で登山口に到着した。
飛越トンネル〜西面
雪がたっぷりある厳冬期だとポコを巻いていけるようだが流石にそれはまだ厳しく登山道を忠実に行くしかない。登り返しが多々あるが飛騨沢の右俣も似た感じなのであまり文句を垂れても仕方がない。幸いにも底着きもしないし藪を比較的埋まっていたので登山道はかなり快適に歩けた。標高1800mあたりから雪が乾き始めいい兆候を感じた。予定通り寺地山で夜明けを迎えることができたが積雪とパーティーメンバー次第ではこれよりも時間はかかるかもしれないのでより早く出る方が良いかもしれない。
西面〜山頂
前回は藪は埋まっておらず斑模様の斜面だったが、地形は多少残っているものの一枚バーンとなっていた。感激である。この辺りで積雪も1mを越えていた。もうどこでも歩けてしまう。山頂までシールだけで登れる程には条件は良かった。風も山頂周辺だけで他は無風。ソフトシェルだけで問題なくなんせ快適コンディションだった。しかしここまでの道のりは長くずっとラッセルだったので足はガタガタになってしまった。山頂までは和佐府を出てからちょうど8時間だった。長かった…
東面
当初はすぐに西面へ折り返す予定だったが、東面を見ると気持ちが抑えられず、一本滑ることに。200m分一気に下ると脳汁が溢れ出た。走るアルパインパウダーって感じで最高だった。
下山
登り返してからはすぐに西面へ。ピストンなので大体地形は分かっているし自分のトレースもあるのでかなり飛ばして降りていく。ラッセルで足をしばき倒したので滑り筋も悲鳴を上げたが最高の雪であった。しかしお楽しみは10分で終了。あまりにも儚すぎる。帰りはアップダウンがあるのでシール&ヒールフリースタイルで下山。天気が良すぎてほぼ全区間で雪がもっさり生コンに大変身し、ブーツや板にまとわりついて大変だった。林道も案の定ほとんど滑らずこれまた大変だったが、どうにか日中には下山できた。
せっかくラッセル筋が仕上がったのに来週からしばらくの間、米国出張で山スキーができないのが悲しい。
アミノバイタル3
パチモンエナドリ1
yあんぱん
パチモンウイダー2
スナックサンド2
ミニバウム3
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