記録ID: 2753635
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積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
爆風の宝剣岳 撤退
2020年11月22日(日) [日帰り]
体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 03:38
- 距離
- 2.8km
- 登り
- 337m
- 下り
- 326m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
当初の予定は、千畳敷〜宝剣岳〜中岳〜木曽駒ヶ岳だったが、稜線の風が強く、宝剣岳の登頂は断念し撤退することとなった。
菅の台バスセンター駐車場で前泊、星は奇麗に見えている。明日に期待して就寝。
当日の駐車場は天気も良く、暖かく穏やかな朝。バスでロープウェーしらび平駅へ。ロープウェーの先を見上げると、すっぽりガスに包まれている。千畳敷駅を降りると、ヤマレコ等の記録通り、雪は全くない。本来なら西に宝剣岳、東に南アルプスの絶景のはずが、真っ白で何も見えない。
装具を準備して登山開始。登りの東斜面は、ところどころ雪が凍ってツルツルの道が数個所。極楽平直前で雪が吹き溜まっており、ここでアイゼンを装着。極楽平までの急登を上がりきると、風はかなり強い。風速にすると15m/s以上か。気温は手元の温度計で-2℃、体感温度はかなり低い。この時点で撤退を決定するが、宝剣岳の鎖場取付きまで行くこととする。稜線には雪はほとんどない。時々吹く強風で身体が流される。30分ほど歩いて鎖場取付きに到着。上を見上げて、これ以上は危険と再認識し引き返す。
雪は降っていないが、服やザックがどんどん白くなっていく。空気中に含まれているガスが凍り付いたと思われる。帰路では、アイゼンを装着した極楽平で、スタンディングアックスビレイと下降の練習をする。東側の斜面に降りた途端、嘘のように風が弱くなる。3時間強で千畳敷駅に戻る。千畳敷駅には観光客が多く、我々は別世界から来た格好になっていた。(NAK)
<コース状況>積雪ほとんどなし、強風、気温-2℃。
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