浅間嶺
- GPS
- 05:17
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 725m
- 下り
- 1,051m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 |
写真
感想
奥多摩は何度も足を運んでいますが、そういえば檜原村の山には縁が無いなと、
ヤマレコの地図を見ていて思いました。
戸倉三山、笹尾根、浅間嶺。浅間嶺は古道でもあり、中々興味深そうで、
何の気なしに行ってみることにしました。
この浅間尾根の古道は、古くは古甲州道と呼ばれ、
甲州街道が整備される遥か昔の、とても古い道です。
武蔵府中からこの浅間尾根を経て、
小菅、大菩薩峠を越えて甲府に至る道です。
川に沿った今の道ができるまで、
この稜線の道が川沿いの集落を支える生活道路でした。
分県ガイドでは稜線を降ってくるルートで解説してました。
個人的には分県ガイドのトレースは性に合ってるらしいですね。
ガイドの通り、浅間尾根登山口から下ってみます。
バスは武蔵五日市駅から急行があり、便利ですね。
混んでいましたが、週末は増発のバスもあり、座れて快適でした。
浅間尾根登山口で降りたのは、私だけ。
殆どの方は都民の森、三頭山のようです。
橋を渡って登山道へ。
浅間坂と書かれた看板に導かれ、急坂をどんどん登ります。
きつい坂ですが、標高差は少ないので1時間程度で稜線へ。
稜線からは古甲州道。快適なかつての生活道路です。
道のあちこちに馬頭観音があります。
特に夜、道に迷わないように、という意図もあるのでしょうね。
昔から大切にされてきたのだろう、そんな趣を感じます。
アップダウンの少ない、良く踏まれた古道です。
刺激を求める向きには物足りないでしょうけど、
こういうのんびり快適登山も大好きです。
この日は風も穏やかで、日差しもポカポカ。
気温は3月なのに、4月中旬の温かさでした。
浅間神社を過ぎ、休憩所へ。
東屋で大岳山を目の前にして、ゆっくりランチ。
ベンチは黄色い粉が薄っすら積もっていました。
息で吹き飛ばして座りましたが、
花粉症の方には厳しいでしょうね。
満腹になったところで展望台へ。
こちらの方が眺めがよいですね。
多くの方が昼食されてました。
富士山、大室山も少しだけ見えました。
まるで山頂のような立派な標識がありますが、
どう考えてもここは山頂ではないですよね。
もしかしたら、浅間神社の神域を守るために、
登山者の休憩場所の整備にあわせて建てられた標識なのかも?
と思いました。
桜が多く植えられていて、春先は綺麗でしょうね。
たまたまバスでご一緒だった方と、ここで遭遇。
時坂から登られて来たそうで、丁度逆ルートですね。
軽く談笑して下山。
快適な下山道をのんびり降りました。
峠の茶屋はまだ営業してないようですが、
桜のシーズンになると、きっと賑やかでしょうね。
ついでに払沢の滝にも立ち寄りました。
綾滝、三頭の滝、百尋の滝などを知っていると、
ちょっと物足りない感じです。
4段の滝ですが奥まっていて、少し判りにくいです。
でも、ひんやり心地よく、のんびり休息できました。
人の歴史を感じさせる、楽しい山行でした。
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