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記録ID: 276199
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ハイキング
甲信越

日向山(山頂の奇岩は一見の価値あり)

2013年03月09日(土) [日帰り]
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mount-fine その他1人
GPS
00:21
距離
8.2km
登り
955m
下り
958m

コースタイム

9:16 尾白渓谷駐車場
10:15 矢立石登山口
11:03 錦滝(あずま屋)
12:21 日向山下山道分岐(道標)
12:36 雁ヶ原ピーク(?)
12:49 日向山下山道分岐(道標)
13:06 日向山山頂
13:23 三角点
14:31 矢立石登山口
15:00 尾白渓谷駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
■ 矢立石登山口の近くの道路脇に駐車スペースあり(今回は路面凍結が予想されたため、尾白渓谷駐車場を利用)。
※ルート図の、尾白渓谷駐車場〜矢立石登山口の区間は不正確です。

■ 尾白渓谷駐車場の軽食喫茶「おじろ」前に登山ポストあり(ただし、この時期ちゃんと管理されているかは不明)。「おじろ」は1日中閉まっていた。

■ 尾白川林道は荒廃が進み、崩落や落石に注意。

■ 山頂近くの日向山下山道分岐(道標)から鞍掛山方面へは、細いリッジ状の道が続き滑落に注意。特に積雪時は軽アイゼンが必須。

■ R20沿いの「道の駅はくしゅう」では無料で水が汲める。まろやかで美味しかった。
尾白渓谷駐車場にある案内板。まずは現在地から矢立石登山口へ向かう。
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尾白渓谷駐車場にある案内板。まずは現在地から矢立石登山口へ向かう。
キャンプ場を横目に歩くとまもなく道標がある。
キャンプ場を横目に歩くとまもなく道標がある。
登山道は赤テープ等が整備され、道迷いの心配は少ない。
登山道は赤テープ等が整備され、道迷いの心配は少ない。
この日は異常に暖かく、落ち葉を踏みしめて歩くと初秋のような気分。何度か服装調節をする。
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この日は異常に暖かく、落ち葉を踏みしめて歩くと初秋のような気分。何度か服装調節をする。
しばらく登ると矢立石登山口に通じる舗装路に出た。大半は乾いているが、日陰にはまだ少し雪が残っている。
しばらく登ると矢立石登山口に通じる舗装路に出た。大半は乾いているが、日陰にはまだ少し雪が残っている。
矢立石登山口の駐車スペースより前に簡易ゲートがあり、「通行止」の表示が。
矢立石登山口の駐車スペースより前に簡易ゲートがあり、「通行止」の表示が。
通行止から先は雪が多く残っているところも。
通行止から先は雪が多く残っているところも。
道路脇の駐車スペース。
道路脇の駐車スペース。
矢立石登山口に到着。
矢立石登山口に到着。
錦滝〜日向山山頂のルートは登りに使ったほうが安全そうなので、先に錦滝を通る周回コースにする。
錦滝〜日向山山頂のルートは登りに使ったほうが安全そうなので、先に錦滝を通る周回コースにする。
尾白川林道を進む。
尾白川林道を進む。
林道からは甲斐駒や、
林道からは甲斐駒や、
オベリスクが特徴的な地蔵岳が望める。
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オベリスクが特徴的な地蔵岳が望める。
頑丈なゲート。ここから先は車は入れない。
頑丈なゲート。ここから先は車は入れない。
林道は荒廃が進んでいる。このへんはまだいいが・・・。
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林道は荒廃が進んでいる。このへんはまだいいが・・・。
大きな落石や路肩の流出。
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大きな落石や路肩の流出。
法面の大規模な崩落など。写真ではそういうところばかり撮っているが、一応歩ける。
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法面の大規模な崩落など。写真ではそういうところばかり撮っているが、一応歩ける。
あずま屋に到着。
あずま屋に到着。
あずま屋横の錦滝。
あずま屋横の錦滝。
休憩後、錆びた道標のある登山道へ進む。
休憩後、錆びた道標のある登山道へ進む。
登山道は意外に明瞭な踏み跡があり、赤テープ等も整備されている。
登山道は意外に明瞭な踏み跡があり、赤テープ等も整備されている。
急な箇所にはトラロープ。
急な箇所にはトラロープ。
そして鉄階段。
こうした鎖や階段があるのは最初のほうだけ。
こうした鎖や階段があるのは最初のほうだけ。
ハイキングコースにしては、やや危ない。
ハイキングコースにしては、やや危ない。
鞍掛山、大岩山方面との分岐。このへんから上空に「ゴーッ」という音を立てて強風が吹き、恐怖心をあおる。
鞍掛山、大岩山方面との分岐。このへんから上空に「ゴーッ」という音を立てて強風が吹き、恐怖心をあおる。
この先は凍結した雪道になるので、軽アイゼンを着ける。
この先は凍結した雪道になるので、軽アイゼンを着ける。
山頂付近の奇岩が見えてきた。
山頂付近の奇岩が見えてきた。
白砂の上に奇岩が積み重なり、まるで別の惑星のような不思議な光景。
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白砂の上に奇岩が積み重なり、まるで別の惑星のような不思議な光景。
鞍部の道標(下山道分岐)に到着。風が強く、下手するとふらつきそう。
鞍部の道標(下山道分岐)に到着。風が強く、下手するとふらつきそう。
谷へ向かって奇岩が連なる。
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谷へ向かって奇岩が連なる。
地形図を見ると雁ヶ原のピークは分岐から鞍掛山方面にあるようだったので、そちらへ進んでみる。
地形図を見ると雁ヶ原のピークは分岐から鞍掛山方面にあるようだったので、そちらへ進んでみる。
凍結した痩せ尾根が続き、ピークも判然としなかったので、ほどほどの所で引き返す。
凍結した痩せ尾根が続き、ピークも判然としなかったので、ほどほどの所で引き返す。
再び奇岩地帯へ戻ってきた。
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再び奇岩地帯へ戻ってきた。
分岐から山頂へ向かう。
分岐から山頂へ向かう。
空には長い飛行機雲が。
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空には長い飛行機雲が。
奇妙な形の岩塔群。
奇妙な形の岩塔群。
一番目立つ岩へ向かってみる。
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一番目立つ岩へ向かってみる。
風化した花崗岩で、表面に触るとボロボロ崩れるほどもろい。
風化した花崗岩で、表面に触るとボロボロ崩れるほどもろい。
甲斐駒や地蔵岳が見える(TZさん、手が見切れてます)。
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甲斐駒や地蔵岳が見える(TZさん、手が見切れてます)。
霞んでいるが富士山も。
霞んでいるが富士山も。
八ヶ岳が端から端まで見える。
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八ヶ岳が端から端まで見える。
山頂の標識に到着。
山頂の標識に到着。
甲斐駒をアップで。
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甲斐駒をアップで。
撮るほうも撮られるほうも強風に耐えながらの1枚。
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撮るほうも撮られるほうも強風に耐えながらの1枚。
八ヶ岳と麓の街並み。右下の青い屋根はサントリーの工場だろうか?
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八ヶ岳と麓の街並み。右下の青い屋根はサントリーの工場だろうか?
樹林帯を下山にかかる。先行グループの踏み跡があり、有難い。
樹林帯を下山にかかる。先行グループの踏み跡があり、有難い。
山頂からやや離れたところに三角点が。
山頂からやや離れたところに三角点が。
三等三角点。
雨量観測機。
踏み固められた登山道だけに雪が残っている状態。こちらのルートは傾斜が緩く、歩いたわりには標高(下り)を稼げない。
踏み固められた登山道だけに雪が残っている状態。こちらのルートは傾斜が緩く、歩いたわりには標高(下り)を稼げない。
かなり下のほうまで残雪がある。登山道は深く掘れていて、それだけ登山者が多いということか?
かなり下のほうまで残雪がある。登山道は深く掘れていて、それだけ登山者が多いということか?
途中で休憩を挟みつつ、矢立石登山口へ戻ってきた。ここから約30分で尾白渓谷駐車場に無事帰着。
途中で休憩を挟みつつ、矢立石登山口へ戻ってきた。ここから約30分で尾白渓谷駐車場に無事帰着。

感想

■ この週末は北アルプスへ行く計画だったが、土曜から日曜午前にかけて暴風や雪で大荒れという予報だったため、中止・転進。TZさんの発案で、南アルプス前衛の日向山(ひなたやま)へ行くことにした。

■ 日向山は今まで知らなかった。地図やガイドブックでも見過ごしてしまうような山だが、実際に行ってみると山頂の奇妙な光景は一見の価値あり。山頂からの景色も良く、鎖場などのちょっとした急登や雪道があったり、落ち葉を踏みしめてハイキング気分で歩けたりして、変化に富んだなかなか楽しい山行だった。

■ 行く前に「ピッケルが必要かも」と言われて「この時季の低山でまさか〜!?」と思ったのだが、錦滝から日向山山頂への急登は、積雪時はたしかにピッケルを使いたくなりそう(今回はほとんど雪がなく大丈夫だった)。途中で会った4人パーティーも、全員ピッケルを持っていた。低山侮りがたし。

■ この日は異常に暑く、薄手のインナーと厚手のミドラーを着ていった自分は脱ぐと寒く、着ると暑いという失敗のウェアリングだった。再考の必要あり。

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