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記録ID: 277865
全員に公開
雪山ハイキング
鳥海山

鳥海山ー万助小屋ー

2013年03月16日(土) ~ 2013年03月17日(日)
 - 拍手
katoken その他3人
GPS
32:00
距離
18.3km
登り
1,503m
下り
1,483m

コースタイム

16日(土)駐車場(標高200m)9:51−登山口10:24〜32−445m 11:04〜10−570m 11:39−渡戸12:03−725m 12:28−840m 13:12−万助小屋14:00ー就寝19:00
17日(日)起床:00−出発4:50ー小屋周辺散策ー万助小屋出発13:20−渡戸14:02−駐車場15:25
天候 16日曇り 17日快晴
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場;最後の民家前の道路
コース状況/
危険箇所等
樹林内は赤テープで誘導できるがガスられると見失い易いのであてにしないほうがいい。万助小屋(1000m)まではスノーシュウまたはワカンで可能である。しかしそれ以上はピッケル,アイゼン着用。
駐車場。あまり手前なのでガッカリ。
2013年03月16日 09:40撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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駐車場。あまり手前なのでガッカリ。
登山口
2013年03月16日 10:22撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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登山口
登山口から振り返る
2013年03月16日 10:22撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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登山口から振り返る
2013年03月16日 10:40撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月16日 10:40撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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445m付近
2013年03月16日 11:02撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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445m付近
445m前方の樹林
2013年03月16日 11:02撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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445m前方の樹林
570m付近
2013年03月16日 11:43撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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570m付近
2013年03月16日 11:56撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
3/16 11:56
2013年03月16日 11:57撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月16日 11:57撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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725mガスってきた
2013年03月16日 13:14撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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725mガスってきた
900m付近
2013年03月16日 13:31撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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900m付近
万助小屋
2013年03月16日 14:24撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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万助小屋
夕食準備
2013年03月16日 15:09撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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夕食準備
小屋内の気温は4℃ それでもビール1ダースと酒,ワインを飲み干す。
2013年03月16日 15:40撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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小屋内の気温は4℃ それでもビール1ダースと酒,ワインを飲み干す。
2013年03月16日 17:21撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月16日 17:22撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月16日 17:23撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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朝の笙ガ岳
2013年03月17日 07:42撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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朝の笙ガ岳
2013年03月17日 07:42撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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2013年03月17日 07:43撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月17日 07:43撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月17日 07:43撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月17日 07:43撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月17日 07:43撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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万助小屋前で
2013年03月17日 07:43撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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万助小屋前で
2013年03月17日 07:43撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月17日 07:44撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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2013年03月17日 07:44撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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2013年03月17日 07:45撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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2013年03月17日 07:45撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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2013年03月17日 07:46撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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朝日にきらめく霧氷
2013年03月17日 08:16撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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朝日にきらめく霧氷
2013年03月17日 08:16撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月17日 08:17撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月17日 08:21撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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万助小屋より庄内平野
2013年03月17日 08:23撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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万助小屋より庄内平野
2013年03月17日 08:25撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月17日 08:30撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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2013年03月17日 08:39撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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わずかに鳥海山が見える
2013年03月17日 08:43撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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わずかに鳥海山が見える
後方は月山森
2013年03月17日 08:43撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
3/17 8:43
後方は月山森
2013年03月17日 08:44撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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万助小屋入口
2013年03月17日 08:45撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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万助小屋入口
2013年03月17日 09:06撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月17日 09:10撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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左;月山森 右;天主森
2013年03月17日 09:13撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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左;月山森 右;天主森
2013年03月17日 09:14撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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笙ガ岳
2013年03月17日 09:14撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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笙ガ岳
月山森と天主森
2013年03月17日 09:15撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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月山森と天主森
小屋前の湧水 高名なある書道家はここの湧水ですった墨で書くという。
2013年03月17日 09:49撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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小屋前の湧水 高名なある書道家はここの湧水ですった墨で書くという。
2013年03月17日 09:50撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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2013年03月17日 10:00撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月17日 10:01撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月17日 10:01撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月17日 10:38撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月17日 10:39撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月17日 10:39撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月17日 11:34撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月17日 13:05撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月17日 13:06撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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2013年03月17日 13:11撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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2013年03月17日 13:12撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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矮小のブナ林
2013年03月17日 13:24撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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矮小のブナ林
雪庇が大きく張り出している
2013年03月17日 13:27撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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雪庇が大きく張り出している
樹林からの笙ガ岳
2013年03月17日 13:49撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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樹林からの笙ガ岳
この赤テープ,杉林に入ると伐採用に付けてあるのもある
2013年03月17日 14:09撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
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この赤テープ,杉林に入ると伐採用に付けてあるのもある
駐車場から笙ガ岳
2013年03月17日 15:34撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
3/17 15:34
駐車場から笙ガ岳

感想

 3月16日(土),早朝朝焼けの晴天で観天望気ではいい前兆ではないが風はない。常世宅8時30分集合・出発。白井新田臂曲の最後の民家前から歩き出す。実さんはスキー,田辺さんはワカン,城下さんと私はスノーシュー。団体食料と常世さんからいただいた缶ビールなどを分担したら二十数キロだろうか肩にドシンとくる感じである。でも実さんは私たちの倍近くを背負っている。「背負えばなんとかなる」と彼は言うが献身的な行為に感謝したい。
 登山口で腹ごしらえをして杉林を通り赤テープと山スキーの滑走跡が誘導してくれる。しかし晴れているから利用できるがガスったり一度見失うと時間がかかってしまう。だいたい他人の付けたものは当てにしないほうがいい。実さんと城下さんがGPSを持っているので心強い。杉林を抜けると楢枯れが混じった樹林となり,渡戸手前からブナ林になる。スノーシューに難敵な大きな急斜面はない。他の方々は数十メートル先に進んでいる。肩に食い込む痛さに耐えながらそして心拍数を上げないよう黙々下を向いて歩く。顔を上げたら私との距離をあまりあけないように停滞してくれていた。730m付近になるとガスってきて950m付近では完全に濃いガスとなり頭上で強い雷鳴がとどろく。この季節,落雷で命を落としたことは聞いたことがない。1000m付近の万助小屋までもうすぐなのに,と気が焦る。しばらくして右方向に大きく曲がったら赤いトタン屋根がわずかに顔を出している。2階窓の出入れ口前の雪が掘られていた。1階に降りて身支度を整え,雪塊をバケツにとってきて夕食準備にかかる。小屋全体雪に埋もれているので室温は4℃。まずはビールで乾杯。田辺さん持参の暖かいなめこ汁,名シェフ実さんの手料理(サラダ,豚汁と焼き餅,ウドの味噌あじ等)酒,ワインどれも疲れた体を癒してくれる。新会員・城下さんの豊富な山談義を酒肴に酔いもまわり7時すぎ寝袋に入る。
 3月17日(日),6時起きて外に出たら快晴。純白の笙ガ岳が朝日に輝く。朝食はうどん。室内を整理整頓して8時前に出発。ここからはアイゼン歩行。私は万助小屋までだろうと思い込み持ってこなかった。1050m付近までスノーシューの爪で登ったがそれ以上は無理だった。キックステップでも行けたかもしれないがピッケルもないので小屋で待機することにした。(このレポートを書いているうち悔しさがつのってくる)小屋に戻ってから周囲の小高いところを散策したり写真撮りで時間を過ごす。
 ここからは田辺さんの記録になります。(時間経過は後述)登って1時間後1360mで休憩をとり,9時30分1550m付近に着き月山森に二人の山スキーヤーが立っているのが見えた。そのあと鍋森の西側を通り雪で埋まった鳥海湖を眺め,外輪と新山を遠望しながら御浜小屋に到着した。10分くらい休んで下山し12時25分万助小屋に着く。すぐラーメンで昼食を摂る。
 帰り,トレースもはっきり残っている。荷は軽く気分も軽くなった。不思議に思ったのは動物の足跡がほとんど見かけない。この時期でもエサがないことを知っているからだろうか。標高320m付近から杉林に入り込み登山口より約300m下の林道に着いた。車の側で実さんが湯を沸かし待っていた。八森温泉ゆりんこに入浴して帰路につく。                 








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