御岳山から日の出山と早春の吉野梅郷

2013年03月17日(日) [日帰り]

• GPS: 05:20
• 距離: 10.8km
• 登り: 415m
• 下り: 1,043m

コースタイム

10：00　御岳平⇒　10：25　武蔵御嶽神社⇒　10：45　日の出山分岐⇒　
11：35　日の出山　12：10⇒　13：00　梅野木峠⇒　13：15　三室山⇒　
14：05　青梅市梅の公園　15：00⇒　15：20　日向和田駅

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往路
　05：00　三島駅発⇒　05：52　国府津駅　06：13　JR湘南新宿ライン快速⇒
　07：36　新宿駅　11番線へ⇒　
　07：44　JR特別快速　快速ホリデー快速おくたま1号⇒　09：01　御嶽駅⇒　
　09：12　バス約10分（270円）⇒　
　ケーブルカー下　滝本駅⇒　御岳山駅（約6分570円）
復路
　15：50日向和田駅発JR特別快速あきがわ2号（東京行）⇒　17：11　東京駅着⇒　　17：40　東京駅発（グリーン車）⇒　20：00　三島駅着
青春18きっぷ　2.300円　グリーン券　800円　バス　ケーブルカー　1.230円
往復のJR特別快速は混みあいました

コース状況／危険箇所等

　天気の良い日曜日と吉野梅郷の梅の花が見頃と相まって東京からの電車内は混みあいました。
　御嶽駅に下り御岳山ケーブルカー方面行きの西東京バス乗り場には登山者や観光客の長い列が出来ていました。
　二台目のバスに詰められてケーブルカー下滝本駅に着き、ここでもケーブルカーに乗るのに一回待ちして御岳平まで上がることが出来ました。
　武蔵御嶽神社参道を進むと古風な宿坊が建ち並び、少し時代をタイムスリップした感じが醸し出されていて何となく心が落ち着いてきました。
　茶店やみやげ物店が並ぶ参道を登ると「講」名前を刻んだ石塔が建ち並ぶ階段になり、登ると武蔵御嶽神社に着きました。
　朱色の社殿奥境内には数個の小さな神社が祀られていました。
　日の出山分岐まで戻り関東ふれあいの道を登り日の出山に向かいました。
　日の出山山頂直下には避難小屋の東雲山荘と公衆トイレの施設がありました。
　山頂は三角点や東屋があり、ちょうど休憩と昼食を楽しでいる登山者であふれていました。
　昼食後尾根や尾根を巻くように登山道か林道か判断に迷う道を梅野木峠に下がり、舗装された車道を横切り三室山へ登りました。
　展望がない人工林のなかを下がり琴平神社を通り過ぎ日の出山登山口に下りました。
　車道を少し下がると青梅市梅の公園に着き入園料200円を払い一時間程、七分咲きの紅梅白梅が咲き誇る園内を散策しました。
　日向和田駅に向かう途中の道路が歩行者天国に解放されていて、路肩には露店が並び車道では山車が引かれしゃぎりの鉦や太鼓の心地よいリズムと舞に足を止め鑑賞してしまいました。
　神代橋を渡り日向和田駅に無事到着しました

写真

3/19 6:15

JR青梅線御岳駅で下りました
神社のような駅舎でした
今日は行楽日和で混みあいました

3/19 6:16

道路を渡り左手方向に進むと西東京バスのバスのりばにはたくさんの人が並んでいました
オレンジ色の看板がバス乗り場です

3/19 6:17

ケーブルカー下　滝本駅　標高407m
ここでもたくさんの人が並んでいました

3/19 6:18

黄色いケーブルカーが滝本駅に下がって来ました
一回待ちで乗ることが出来ました
臨時便で連続運転されているようです

3/19 6:18

急勾配（最大斜度約25度）
下がって来た水色の車両と中間点ですれ違いました
乗っている上りの車両と一本のワイヤーロープで結ばれているようです

3/19 6:19

御岳平の御岳駅に近づきました

3/19 6:19

御岳平　標高831m
ここでもたくさんの人がいたのでやり過ごしてから参道に向かいました

3/19 6:20

武蔵御嶽神社参道入り口

3/19 6:20

参道鳥居越しに御岳山

3/19 6:21

茅葺の古民家
昔栄えた頃の面影が残り見ているとタイムスリップした感じがしました

3/19 6:21

参道より
裏手でも手を抜かない職人の技が出ています

3/19 6:22

すごい構えの宿坊の前にお地蔵さんが祀られていました

3/19 6:22

すごい構えの宿坊

3/19 6:23

神代欅
樹齢推定約千年　樹高30m　目通り8.2m

3/19 6:23

みやげ物屋が参道脇に並んでいて昭和時代の雰囲気が出ていてのどかでした

3/19 6:24

武蔵御嶽神社山門前

3/19 6:24

石段の両脇に講の名前を刻んだ石塔が並んでいました

3/19 6:27

武蔵御嶽神社
御嶽とは尊く高く大きい山の意味だそうです

3/19 6:25

武蔵御嶽神社
おみくじが結ばれています

3/19 6:26

武蔵御嶽神社本殿
皇居の西の守り神になっているようで表御紋十六弁の菊があしらってありました

3/19 6:26

武蔵御嶽神社本殿狛犬
狛犬というより日本オオカミ

3/19 6:26

この狛犬は怖そうで近づくのをためらいました

3/19 6:27

小さな社が数社ありました
この奥辺りが御岳山山頂かな　標高929m

3/19 6:27

太り気味で愛嬌がある狛犬

3/19 6:28

武蔵御嶽神社絵馬

3/19 6:28

武蔵御嶽神社から日の出山

3/19 6:28

武蔵御嶽神社から参道を戻り日の出山への分岐

3/19 6:29

餅つきの臼と蕎麦をひいた石臼

3/19 6:29

右下へ下りて行きます

3/19 6:29

関東のふれあいの道　杉の木陰のみちコースになっています

3/19 6:30

鳥居を抜けると御岳山からお別れです

3/19 6:30

人工林の中を日の出山へ登ります

3/19 6:31

日の出山手前公衆トイレ

3/19 6:31

日の出山手前避難小屋東雲山荘

3/19 6:32

日の出山手前の階段登山者の多さにびっくり

3/19 6:33

日の出山山頂土埃と人ごみの中で昼食
都会の山はこんなものかと諦めました

3/19 6:33

日の出山より御岳山を振り返る

3/19 6:34

日の出山三角点　標高902m

3/19 6:35

武蔵御嶽神社の狛犬をお参りするのか犬たちも同伴しているようでした

3/19 6:35

この地点で梅野木峠と早とちりと思い込みで勘違いしてしまいました

3/19 6:35

この道標を信じて林道みたいな歩道を下がりました

3/19 6:36

梅野木峠
舗装された林道を横切り細い登山道に入りました

3/19 6:36

三室山に向かう登山道から見たU字型にカーブしている林道

3/19 6:37

薄暗い人工林の中を三室山へ登りました

3/19 6:37

三室山標示板　標高646.9m

3/19 6:38

琴平神社

3/19 6:38

吉野梅郷へ下がりました

3/19 6:38

日の出山登山口に下りて車道に出ました

3/19 6:39

青梅市梅の公園に着きました
七分咲きと標示がしてありました

3/19 6:39

紅白に咲く梅の花を松の緑が引き出していました

3/19 6:41

公園内は外国の人も多く国際色豊かでした
花を愛でる気持ちは同じのようでした

3/19 6:41

人が写らない写真がやっと撮れました

3/19 6:42

出店の香ばしいにおいにつられて花よりだんごの方が良い人もたくさんいました

3/19 6:43

アップで撮りました

3/19 6:43

短時間での散策でした再度訪れたい

3/19 6:44

歩行者天国になっていました

3/19 6:44

すごみがありました

3/19 6:44

鉦や太鼓のお囃子が絶妙で心がうきうきになりました

3/19 6:45

おどけたしぐさで子供たちには人気があるようでした

3/19 6:45

青梅和田はやし

3/19 6:45

すさまじい掛け合いで盛り上がっています
地元の方の解説があればより理解できます

3/19 6:46

不満がありそうです

3/19 6:47

怒っているのか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

3/19 6:47

日向和田駅に無事到着しました

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX10V SONY

感想

yosi-yama

　今日は青春18きっぷを利用しての登山愛好会の定例山行です。
　乗り換えなどがありますが電車は時間通りに走ってくれますので、遠距離や交通網が便利な所は行程が組みやすいと感じました。
　移動機関として車を主体に考え生活している自分には発想すら浮かびません。
　何時ものように静かな山に登ると違い、東京の癒しの奥座敷とあって中々混みあい「二度と来るものか」といらつきました。
　以前に他の会に参加してケーブルカー下滝本駅まで来たことがあります。
　その会は少々の雨でも山登りをすると聞いておりましたが、麓まで来て雨天の為突然の計画変更になりました。
　前評判と違うのにがっかり、天気が悪いことは予報で解っているのにと口には出しませんが不満でした。
　どうもこの山とは相性が悪いのかと思って武蔵御嶽神社の鳥居をくぐりました。
　参道を進むと古風な宿坊の建物に興味が湧いて見とれていると、仲間と遅れてしまい追いつくのが大変でした。
　何時の日かのんびりと宿坊に泊まり山の幸でも肴に酒を呑んでみたい感じにひたり今日は下見と諦めました。
　日の出山へ向かう登山者は少ないと予測していましたが、山頂に近づくと予想に反してすごい人盛りでした。
　かなりお年をめした登山者から子供連れや若い人達が和気あいあいと、山登りを気軽に楽しめる首都圏の山と納得しました。
　締めくくりは吉野梅郷でした。個人的には梅の公園を訪れることが一番の目標でしたので、ほぼ満開に近く咲き誇った紅梅と白梅そして緑の松が梅の花の色を引き出している風景を見て感激しました。
　私達と同じように美しい日本の風景を、外国の方もたくさん訪れ楽しんでいました。
　お国言葉は違っていても心は同じだと思いました。
　多少の不満がありましたが天気に恵まれ見頃の梅の花に出合い大満足の山旅でした。