朝から晴天!硫黄・横・赤岳縦走
- GPS
- 12:57
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,757m
- 下り
- 1,742m
コースタイム
2:15 美濃戸登山口
4:00 赤岳鉱泉
5:20 赤岩の頭
5:50 硫黄岳山頂(火口付近)
6:40 硫黄岳石室
7:30 奥ノ院 (横岳)
8:10 三叉峰 (杣添尾根分岐)
9:05 地蔵の頭(地蔵尾根分岐)
9:10 赤岳天望荘
10:15 赤岳山頂
10:45 文三郎尾根分岐
(食事)
11:45 中岳
12:10 中岳のコル
12:30 中岳沢(ミスコース)
13:00 文三郎尾根の道に合流
13:10 行者小屋
14:50 美濃戸登山口
天候 | 晴れ 北西の強風 のち 西の弱風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口から赤岳山荘までは積雪あり 夜の通行時は深いわだちが刻まれたまま凍りついていました。 帰りの午後は、雪解けでどろどろ。轍は川になっていました。 当方は車高のある4WDで通行できました。 チェーンは携行してましたが使いませんでした。 夜や早朝はチェーンをつけたほうが無難だったかもしれません。 車高の低い車は通行不可能でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
数日前に湿った雪が降ったようです。 先週のレコをチェックして行ったのですが、想像以上に雪がありました。 美濃戸登山口から赤岳鉱泉 (未明)一度解けた雪が固まって凍りついています。 赤岳鉱泉から硫黄岳 (早朝)硬く締まった雪でアイゼンが良く噛んで歩きやすかった 硫黄岳付近 雪の吹き溜まりと岩が露出した場所があり 横岳付近 はしごや鎖の周辺は雪解けがすすんでいます おおむね夏ルートを通っているようです しかし岩の隙間には氷が残っていて、想定より慎重に進む必要がありました 特に今危険という場所はないけど、相変わらずここは怖い 赤岳付近 急坂部分にゆるんだ雪があり崩さないように注意が必要 だいぶ雪解けがすすんでいるようです 中岳付近 こちらは雪が残っています。雪庇に注意 中岳沢 正式な登山ルートではないようですが、通れました。 行者小屋から美濃戸 (午後)踏み抜き注意で歩きにくい 美濃戸登山口周辺はドロが露出した部分があり、これもまた歩きにくいです |
写真
感想
雪があるうちに南八ヶ岳だ!と思い立って行ってきました。
どうせなら朝日が見たい。
硫黄岳から横岳を縦走して赤岳へ向かうルート。
時間あれば阿弥陀岳も行きたいよね、というのは欲張りか。
今回もまたヘッドランプ装着。
美濃戸登山口を出発。
思った以上に雪がありました。
どうやら数日前に雪が降ったらしく、しかも湿ったドカ雪だったようです。
カチカチに凍った厚い雪の層ができていて、最初からアイゼン使用しました。
しかし、結構歩きやすかったりします。
赤岳鉱泉の上あたり200m位の所、ショウゴ沢というのかな?
とてもしっかりした踏み跡があります。
油断して入り込んでしまいました。
正規ルートよりはっきりトレースがあるような気がしました。
氷滝がきれいだなぁー。ん?滝?
あれ、この道は沢筋じゃないだろ。
ということで、早めに気付いたので良かったのですが、トレース信じ過ぎはだめですね。反省という事で。
ミスコースで時間を食ってしまったのですが、ちょうど日の出に間に合いました。
硫黄岳の尾根に出たところでちょうど、日が昇りました。
晴天で360度の展望
赤く輝く山々
最高です
多少風が強く、寒かったのですが、すばらしい景色なのでOK。
さて、横岳、赤岳に向けて縦走。
このコースは夏に行った事があるのですが、雪のある季節は初めてです。
忘れてた。
前回思いっきり怖い思いをしたのだった。
横岳の山塊の一番硫黄岳より、カニの横ばいの前の岩を超えるところが一番恐ろしいと、感じたのです。
つまり、硫黄岳から行くと最初にいきなり恐怖ポイントが来てしまうという事で。
前回も同じコースで、次行くとしたら逆だなと考えたのですが、忘却の彼方。
そもその前回って十何年前だっけ、といったところです。
というものの、結果とても楽しめました。
昔より高さに対する恐怖は鈍ったようです。
歳ともに恐怖も鈍るか?
横岳こえるときも良い天気。
赤岳ついても良い天気。
ずっと360度の展望。
まわりの山々の角度がちょっとずつ変わっていくのなども楽しめました。
赤岳をすこし下ったところで昼食休憩をとりました。
思えば尾根上は結構風が吹いていたし、寒かったので歩き続けてました。
ほんの少し下っただけでぽかぽかの陽気。
西側を見上げると阿弥陀岳へ続く尾根が。
誘われてしまった。
まだ11時だし、行こう。
結果、ついでに行くようなコースじゃなかったです。
まだ、体力的に余裕と思っていたのですが、疲れていたようです。
緩んできた雪をガサガサっと落としてしまった時点で、これはやめたほうが良いなと思い、撤退を決めました。
当初の目的通り硫黄岳から赤岳の縦走と朝日が拝めて、最高でした。
今回も大いなる自然に感謝!
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