「フォレストステーション波賀」より "ふるさと兵庫100山" 東山へ

2020年12月11日(金) ~ 2020年12月12日(土)

• GPS: 06:23
• 距離: 8.6km
• 登り: 575m
• 下り: 576m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:59
• 休憩: 0:12
• 合計: 6:11

11:01 フォレストステーション波賀
13:53 13:54 東山
15:25 15:26 東山コース登山口
16:28 フォレストステーション波賀
10:00 0:00 2日目 オートキャンプ場
10:20 10:30 白龍の滝
10:44 ゴール地点

前日スマホ電源切れ、翌日オートキャンプ場入り口で「再開」。

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

🛤「ふるさと兵庫100山」および「宍粟50名山」東山 に登り、「東山温泉メイプルプラザ」に宿泊する予定で、奈良県から「フォレストステーション波賀」へ。

コース状況／危険箇所等

◼皆さんの山行記録からプリントした地形図と、ホテルで頂いた「フォレストステーション波賀 遊歩道散策コース」案内を手に、オートキャンプ場方向「メイプルロード2号線」を行き「東山尾根コース」入口から入山。
　
◼杉林間の木段の多い南側「東山登山コース」より、途中に休憩場所もある尾根コースの方が登りやすて見晴らしも良く、変化があって面白いように思われた。

◼要注意のポイントは、頂上近く葉を落としたブナ？の木立と馬酔木の繁茂する登山道、頂上へはすんなり行けたが、「東山登山コース」との分岐点まで同じ道を戻る下りで、馬酔木の間をを抜けると落ち葉の敷き詰められた木立の間をまっすぐ進み、馬酔木の枝で行く手の足元が塞がれてミスコースに気づいた。
幸いGPSログを確認しながら戻ることができたが、これがなければ思い込みで違う方向へ行ったかも、、、。(方位磁石も所持していたので何とかなったろうが、、、でも、こんな時は早い目に戻る方が良いのだがアブナイアブナイ。)

◼落ち葉や雪で覆われ道が判然としないところで、微妙にコースの方向が変わる場所は要注意で、そんな場所には下り方向の標識も欲しいところ。

◼最近のニュースで、新型コロナの影響でハイキングされる方が増え、六甲山などで例年になく遭難が増加しているとのこと。登れるが、下りで迷ってしまうケースでは、こんな状態もあるのかも、、、。

その他周辺情報

下山後、さらに「白龍の滝」まで行ってから「東山温泉メイプルプラザ」へ戻る計画が、下りの「東山登山コース」から車道へ出たところで、敢無くスマホの電源ダウン、、、やむなく翌日に「白龍の滝」への記録を再開。

ファイル

DSC_0019.jpg

（更新時刻：2020/12/15 21:47）

写真

「フォレストステーション波賀」駐車場から「東山尾根コース」を目指して出発。

「オートキャンプ場」進入路手前で右折。
この写真の右端あたりに「白龍の滝」への散策道がある。

「メイプルロード2号線」を進む。

ススキが初秋冬の風情。ホテルで頂いた散策コース絵図では、このあたりカエデの紅葉が描かれているが、こんな風景も趣あっていいね~。

車は行き止まり。先は「東山尾根コース」登山道出入口。

つづら折れの山道から、なだらかな尾根筋に続く心地よい道に。

枯葉の間に彩り鮮やかで円やかな サルトリイバラ（猿捕茨）の実。よく観ようと茎に手を伸ばして、、イテテ🤣

尾根筋でで日当たりが良いためか、名前と裏腹な常緑シダ植物の ヒカゲノカズラ（日陰鬘）が随所で見られる。

四等三角点石標の在る見晴らしの良い休憩場所。ここでお昼の軽食。

西側、眼下に「東山温泉メイプルプラザ」、その向こうに宍粟名山の山並み。

先へ進み、少し下って次の尾根に向かう際に気付いたが、先ほどまでと違って、地表の土が異様に黒い！
これはしばらく続き、東山山頂付近ではあまり目立たなかったが、下りの「東山登山コース」の登山道でも黒く、ぬかるみや谷地のシカのヌタ場と思われる場所も黒い。
Webで調べても内外の黒い畑地しか出てこないが、、、。

ススキの原に出た、、、カヤ場のようだ。
もうすぐ山頂。

山頂手前で一帯がほぼアセビ（馬酔木）で占められた道を行く。

山頂着　^^)v　1000m越えは、やはりうれしい。
三等三角点石標も並んでいる。
勇んで展望台に、、、しかし、傷んでいる板敷の部分を避けて、この程度でも高所恐怖症の自分にとっては、恐々(-_-;)

展望台から北の遠望。山名は皆目同定できず。

表示板と照らして、たぶんあの高そうなシルエットが、氷ノ山だろうな、、、程度。宍粟の名山に登って来ているのに他は知らず、、<(__)>

この木なんの木？
展望台そばに変わった木。細かい葉が、幹回りにもびっしり。シカが食べてないようなので、この木も有毒かな。

あたりの馬酔木の群生は、一様に実をつけている。

下山は来た道を戻り、登山道合流点を直進して「東山登山コース」へと、、、行けるはずが、、、。

葉を落とした木立の林床にも低く枝を伸ばした馬酔木の群生。
ここから、積もる枯葉で登って来た道を見失い、直進してコースを逸脱。ヤマレコGPSログで確認しつつ、少し行き過ぎたが下山コースに戻れた。

戻る道を探している途中、奈良公園でも見慣れたウンチ。

「東山登山コース」を下りる杉林の手前の斜面。馬酔木の群落とまばらな木立の下はほとんどがシダ。

ササ原と化した大台ケ原山か、馬酔木の奈良公園のようなシカでつくられた様相にも似て見える。

長〜い、杉やヒノキ林間の木段道を下る。
内心、上りでなくて良かったあ。(^^ゞ

登山口の林道に出る。
小川や、上方の沢地にクリンソウ（九輪草）の群生。
六甲高山植物園の沼地で咲いていたのを想い出した。
アレルゲンのあるこの草花もシカは食べていないようだ。春の景色が思い浮かぶ。

文字通りのカエデの葉が敷き詰められた「メイプルロード」。
だけど、カナダ国旗のサトウカエデと異なり、長い葉だが、意外にWeb で調べても、Free画像はあったが名称不明で見つからない。

戻る途上、ついにスマホ電源ダウン(-_-;)、、当然GPSログもここでストップ。なので滝行きも翌日にと、ホテルへ。

画像は翌日チェックアウト後に撮影。

＊不慣れだがGPSログの軌跡を手動で駐車場まで延ばした結果、翌日の滝行きも含めて行動時間は変な記録に。
なので、参考にはなりません<^^;>
)

翌日、「オートキャンプ場」入口から「白龍の滝」へ。
ここで、GPSログ再開。

数回シカの鳴き声がこだました杉林をずんずん下ると、せせらぎの水音が急に大きく響いて、、、

でかい倒木に目を奪われた先に、、、

意外と迫力がある滝。画像ではうまく映し出せていないが、上部が幅広く階段状の岩棚を流れ落ち、水量ももっとあり、足もと付近からさらに下へ流れ落ちているが、恐くてビビり撮し切れない。^^;

お不動さんに感謝のお参り。

そのお堂の建つ岩陰に食い込むように巨大な杉の霊木。

戻る際、大きな倒木が切断され道を塞いでいるのが見え、、、

昨日予定していた下から「林道谷・水谷線」からのルートでは来れなかったみたい。

「オートキャンプ場」入口へ戻り、GPSログを停止、終了。^^)v

駐車場に戻り、ポリタンクを「喫茶名水」さんで購入、温泉と同じ高濃度ラドン含有名水を100円投入して20L頂く。

ついでに、湿原近くの名水泉源も見てみることに。
不動明王の祠の中で採水できるこの場所、何か霊験あらたかそう、、、

登山と温泉と名水、、、一石三鳥の「フォレストステーション波賀　東山温泉メイプルプラザ」でした！！🙏