記録ID: 2800125
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積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
将棊頭山、権現山 S:桂小場 G:伊那スキーリゾート
2020年12月13日(日) [日帰り]
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体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 07:25
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,758m
- 下り
- 1,965m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:26
距離 20.7km
登り 1,758m
下り 1,973m
5:09
29分
スタート地点
12:35
ゴール地点
積雪期軽量化と装備の検証
今回、軽量化テストのため色々持参した結果、重装備となったが、同様の状況ならば以下は持参不要。
厳冬期靴2kg、12本爪アイゼン0.8kg、モンベルチェーンアイゼン0.3kg、ビタミンウォーター0.6kg、モバイルバッテリー0.25kgで合計、約4kg。15-4=11kgとなる。まだ重い。状況次第でヘルメット0.3kg、予備防寒テムレス0.2kgも不要。化繊ジャンバー→ダウンで0.3kg減。これで約10kg。-5℃くらいの強風でない低山ならこの位でOK。
スノークロスは積雪15cm位で足首位ならば、-10℃でも中厚手靴下で問題ない。ただし、積雪が膝位でラッセル状況が常ならば、-5℃位までか?。その場合はスノーシューで雪埋没回避で改善可能か?
スノークロスは2重構造で圧迫される。スピードクロスで25.5ならばスノークロスは少し大きめの26.0が良い。
スノークロスで-10℃で問題ないので、S/LAB X ALPカーボンで、12本爪アイゼン持参して、厚手靴下ならば、大概の雪山でも問題ないだろう。
もしくはヒモジョイントのアルミアイゼンに変更か?
積雪が深い場合でも足元防寒対策として、カーフガードをつければかなり改善されるだろう。
結果的に、スノーシュー、アイゼンの持参有無で変動。10-15kgの範囲が限界か?
さらなる高速化、長距離化は、やはりBCへの移行のみしか選択肢なしか?
コース検証
権現づるねは、全体的に緩やかな傾斜の樹林帯。テープがない箇所や踏み跡なくルーファイ必要区間あるが、全体的に安全。積雪期でもスノーシュー有れば問題ないだろう。
今回、軽量化テストのため色々持参した結果、重装備となったが、同様の状況ならば以下は持参不要。
厳冬期靴2kg、12本爪アイゼン0.8kg、モンベルチェーンアイゼン0.3kg、ビタミンウォーター0.6kg、モバイルバッテリー0.25kgで合計、約4kg。15-4=11kgとなる。まだ重い。状況次第でヘルメット0.3kg、予備防寒テムレス0.2kgも不要。化繊ジャンバー→ダウンで0.3kg減。これで約10kg。-5℃くらいの強風でない低山ならこの位でOK。
スノークロスは積雪15cm位で足首位ならば、-10℃でも中厚手靴下で問題ない。ただし、積雪が膝位でラッセル状況が常ならば、-5℃位までか?。その場合はスノーシューで雪埋没回避で改善可能か?
スノークロスは2重構造で圧迫される。スピードクロスで25.5ならばスノークロスは少し大きめの26.0が良い。
スノークロスで-10℃で問題ないので、S/LAB X ALPカーボンで、12本爪アイゼン持参して、厚手靴下ならば、大概の雪山でも問題ないだろう。
もしくはヒモジョイントのアルミアイゼンに変更か?
積雪が深い場合でも足元防寒対策として、カーフガードをつければかなり改善されるだろう。
結果的に、スノーシュー、アイゼンの持参有無で変動。10-15kgの範囲が限界か?
さらなる高速化、長距離化は、やはりBCへの移行のみしか選択肢なしか?
コース検証
権現づるねは、全体的に緩やかな傾斜の樹林帯。テープがない箇所や踏み跡なくルーファイ必要区間あるが、全体的に安全。積雪期でもスノーシュー有れば問題ないだろう。
天候 | 雪 気温-10~0℃ 風速は山頂で15m/s程度。それ以外は風裏で弱風 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ゴールの伊那スキーリゾートの駐車場に、お嫁様(そう呼べと命令されている)が車を回してもらった。スキーリゾートはまだオープンしていない。山と高原地図には30台位駐車可能と記載。スキーリゾートを少し登っていくと権現山登山口があるが、そこまでの舗装道路は滑りやすい。 もし、1人だけで行く場合は、今回と逆コースで行くのが良い。その場合はゴールの桂小場に自転車をデポすればほぼ下りで伊那スキーリゾートの駐車場近くまで楽して行ける。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は無し。ブドウの泉は水が出ていました。 大樽避難小屋は使用可能。西駒山荘は石室のみ使用可能だが、石壁の隙間から雪が吹き込んでいる。 将棊頭山からの下りは一定の斜度で下るので登りでも比較的楽だと思う。 将棊頭山から辻山までの樹林帯の斜面は笹がやや多く足元が見にくい区間やテープが少ない区間がある。支尾根などに入り込まないように要注意。 |
その他周辺情報 | 見晴らし温泉見晴らしファームで蕎麦屋、温泉あり。かんてんパパの栃の木という蕎麦屋に行った。小黒川スマートパーキング近くの産直市場グリーンファームは地元の人ご用達で新鮮な野菜が買えてお勧め。 |
写真
今回は、マイナーコースの将棊頭山から権現づるねを通るコースの探索がテーマです。さて、どんなコースか愉しみです。まずはクラシックコースの桂小場から将棊頭山を目指します。
ちなみに、ナイトハイクから始めましたが、新カメラの蓋が閉まっていて写真がありません(悲)。
写真はブドウの泉です。なぜか温かい。なんでブドウなんだろう?
ちなみに、ナイトハイクから始めましたが、新カメラの蓋が閉まっていて写真がありません(悲)。
写真はブドウの泉です。なぜか温かい。なんでブドウなんだろう?
標高1850m位から雪道となります。
今日はゲーター付きのサロモンスノークロスというトレランシューズで行きます。マイナス何度まで行けるかテストです。この靴用の12本爪の代用としてチェーンアイゼン最強という噂のCAMPアイスマスターも持参。それと微妙な凍結用にはモンベルのチェーンアイゼンも持参。
念のためモンベルの厳冬期用靴、アルパインクルーザー3000(両足2kmオーバー)と12本コバ付きアイゼンも積んだので総重量15kgとザックはかなり重いです。
今日はゲーター付きのサロモンスノークロスというトレランシューズで行きます。マイナス何度まで行けるかテストです。この靴用の12本爪の代用としてチェーンアイゼン最強という噂のCAMPアイスマスターも持参。それと微妙な凍結用にはモンベルのチェーンアイゼンも持参。
念のためモンベルの厳冬期用靴、アルパインクルーザー3000(両足2kmオーバー)と12本コバ付きアイゼンも積んだので総重量15kgとザックはかなり重いです。
ケースを外すとこんな感じ!!
後ろが外したケースです。
サイズがぴったり過ぎて、抜くのが少し苦労します。ケースをはめると、ゆっくりと滑り落ちていきます。
この山頂標識のケースは職人技なのでした。
後ろが外したケースです。
サイズがぴったり過ぎて、抜くのが少し苦労します。ケースをはめると、ゆっくりと滑り落ちていきます。
この山頂標識のケースは職人技なのでした。
ちなみに山頂付近からは念のためCAMPのアイスマスターを装着。今日がテスト初日です。モンベルチェーンアイゼンより歯が長く1.5cm位あります。また、リング状の金属の輪っかに歯が付いていますが、そのリングが前部後部で可動式になっていて、靴の曲がりに追随します。簡易アイゼン並みに効いて結構よい感じです。
やはり将棊頭山から先は、西風をおもいっきり受けます。18m/s程度はありそうです。ここから木曽駒までは、さらに200mほど標高を上げていきますし、予報通り稜線上は20m/s以上となるでしょう。現状で気温-10℃ですし、木曽駒までのコースタイムは約2時間、ピストンで3:40位。その間、この状況で暴風にさらされるのはちょっと危険。
今日は昼頃に降りて、伊那スキーリゾートに車を回しているお嫁様(そう呼べと命令されている)と昼飯を食べる予定なのでそろそろ降ります。
今日は昼頃に降りて、伊那スキーリゾートに車を回しているお嫁様(そう呼べと命令されている)と昼飯を食べる予定なのでそろそろ降ります。
ちょっと笹薮多いとこともありますが、普通に歩けます。藪道というほどではありませんので大丈夫。
こんな感じで危険箇所もなく緩やかな斜面が続きます。大体1850m位から雪がなくなります。
こんな感じで危険箇所もなく緩やかな斜面が続きます。大体1850m位から雪がなくなります。
撮影機器:
装備
個人装備 |
ウィックロン長袖シャツ
モンベルのウィックロンジオサーマルロング
ロングパンツ(モンベルマウンテンガイドパンツ中厚手)
モンベルのジオラインバラクラバ
防寒テムレス2セット
モンベル防風撥水手袋
ハードシェル上下
サロモントレランシューズ(スノークロス)
予備靴(モンベル旧アルパインクルーザー3000)
ザック(グラナイトギア38)
カレーパン1個(消費せず)
アップルパイ1個
非常食(柿の種)
ビタミンウォーター0.5Lとコーヒー03L入り水筒1個
地図(地形図)
ヘッドランプ(レッドレンザーMH5を2個)
予備電池
GPS(ガーミンmap64sとetrex30)
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
スマホ
トレッキングポール(シナノのトレランポール14.0)
ココヘリ
防寒着(化繊ジャケット)
ツェルト(juza)
チェーンアイゼン(モンベルとcampアイスマスター)
12本爪アイゼン(アルパインクルーザー3000用両コバ)
合計15kg
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コメント
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こんばんは、greenriverさん。
15キロの荷物を背負ってこのタイム・・・流石ですね。
サロモンの靴はどうでしたか?足は冷たく無かったでしょうか。
下りのコースは興味深々です、
危険な所も無いとの事なので、自転車を持って行ったら、
逆回りなら何とかなりそうですね。
また機会が有れば参考にさせて貰って行って見たいです。
ご苦労様でした。
こんばんは。
登りでコースタイムを巻けなかったので、おかしいと思っていたのでしたが、どうやら荷物のせいだったようです。なぜ気づかなかったのか。どうやら頭は軽いようです(笑)。
荷物は今回の状況なら、厳冬期靴と12本爪アイゼン 、モンベルチェーンアイゼン 、水筒は不要なので4kgは減らせるので11kgで行けたはずです。防寒着も使わなかったのでこれも減らせると思います。
スノークロスはかなり良かったです。今回、靴下はショートのトレラン用ではなく、防寒対策でモンベルの普通の中厚手でしたが、小指の先が少し冷たいかなあ、、、という程度で全く問題ありませんでした。ただ、いつものスピードクロスは25.5ですが、スノークロスは二重構造のせいかアッパーが少し硬く感じ、圧迫感もあるので26.0くらいでないと、下りで指先が痛くなります。この点は少し失敗でした。下のコース自体はとても良い道でした。踏み跡が薄い区間が少しあるので、多少注意した方が良いくらいです。逆回りならば、最後の南から西に曲がって坂を登る1km位以外は降りで楽なはずです。距離の割にかなり楽して楽しめると思いますよ。多分、積雪期でも道路凍結だけ気をつければ問題ないと思います。是非チャレンジしてみてください。
追加:レコに備忘録として少し追加します
将棋の小屋は今年の3月に泊まりましたが冷凍庫と変わりありませんでした。無事に生還出来たのが不思議なくらいでしたよ。😅
マジですか!あそこはかなり風あたりますしやばそうですね。3月に泊まられたのも凄いです。入り口さえ埋まってそうですからね。自分はまだ、冬季の泊まりは経験してないので、怖くて踏み切れずにいます。実は残雪期に中央アルプスの安平路避難小屋泊まりで越百山まで行こうと企てているのですが、寒さに耐えられるかびびってます。やはり怖くなってきました。どうしようかなあ、、、
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