七面山トレッキング(表参道登山口in/out)

2020年12月18日(金) [日帰り]

• GPS: 06:10
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,789m
• 下り: 1,783m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:50
• 休憩: 1:20
• 合計: 6:10

7:17 七面山表参道登山口
7:19 7:19 神力坊（2丁）
7:44 7:44 肝心坊（13丁）
8:03 8:03 中適坊（23丁）
8:39 8:39 晴雲坊（36丁）
9:10 9:21 敬慎院
9:58 10:06 七面山（山頂標柱場所）
10:21 10:35 希望峰
10:51 10:51 七面山（山頂標柱場所）
11:12 11:57 敬慎院
12:18 12:18 晴雲坊（36丁）
12:43 12:44 中適坊（23丁）
13:00 13:01 肝心坊（13丁）
13:23 13:23 神力坊（2丁）
13:27 七面山表参道登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前夜、明浄院の駐車場まで乗りつけ、車中泊

コース状況／危険箇所等

登山口〜七面山の頂まで、累積標高1,500m、ただの一度も下りがない、ひたすらの直登です。1丁目から50丁目(敬慎院)まで、等間隔に石段・石碑があります。

29丁目過ぎで白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)と鳳凰三山が見える以外、敬慎院あたりまでほぼ眺望はありません。ただし、落葉したこの季節は、白峰三山は樹間越しにちょいちょい見えてます。

敬慎院〜七面山間は、人慣れしたシカが大量にいます。みなカメラ目線で突っ立ってて逃げないので、いくらでも写真が撮れます(笑)。

七面山の山頂は、立派な山座同定盤があるものの、一切眺望がありません(苦笑)。

七面山〜希望峰間はアップダウンがありますが、標高差はあまりないので、楽な縦走路です。希望峰は南アルプス方面の眺望が絶大で、七面山へ登る際は、眺望を得るため、必ず希望峰まで足を伸ばすことをお薦めします！

その他周辺情報

下山後、本栖湖方面へ向かう途中、下部(しもべ)温泉で日帰り温泉。

写真

12/17 23:10

東京から七面山へ向かう道中、道の駅どうしの上空でオリオン座を望む！

12/17 23:50

山中湖越しの富士！

12/17 23:51

山中湖越しの道志山地！

12/18 1:08

本栖湖越しの富士！

12/18 6:56

山専ボトルに沸騰させたお湯を入れ、重量6kgでスタート！

12/18 7:26

登り始めて30分、樹間越しに農鳥岳！

12/18 8:20

29丁目過ぎ、初めて木々がなくなり、白峰三山がスッキリと！

12/18 8:20

格好いいフォルムの北岳！

12/18 8:20

右は間ノ岳、中央は農鳥岳！

12/18 8:23

鳳凰三山！

12/18 8:23

先月登った二百名山・毛無山！

12/18 8:50

クリスマス衣装のお地蔵さん！宗教が混ざってますね(笑)。

12/18 9:11

登り始めておよそ2時間。敬慎院の随身門前に到着！

12/18 9:11

随身門前から見える富士山！

12/18 9:11

中央は富士、右は明日登る愛鷹山、左は先月登った毛無山！

12/18 9:14

明日登る二百名山・愛鷹山！

12/18 9:14

二百名山・三ッ峠山！

12/18 9:14

中央奥は、明日登る二百名山・(御坂)黒岳！

12/18 9:16

随身門から敬慎院を望む！

12/18 9:17

インスタ映えスポット！随身門越しの富士！1/2

12/18 9:17

インスタ映えスポット！随身門越しの富士！2/2

12/18 9:20

随身門をフレームとした富士！1/2

12/18 9:21

随身門をフレームとした富士！2/2

12/18 9:23

敬慎院より上はシカの楽園！

12/18 9:25

「早く撮って！」と催促されている感じ(笑)。

12/18 9:26

お尻は白いのね！

12/18 9:35

ナナイタガレと呼ばれる大崩落地！ただし、ここは見るだけで通りません！

12/18 9:35

ナナイタガレは深く、縦に長い！

12/18 9:44

駿河湾越しに、伊豆・天城山！

12/18 9:44

右より、天城山〜愛鷹山〜富士山！

12/18 10:02

二百名山・七面山にて！眺望はなし。

12/18 10:02

もう1つの山頂碑！眺望は、この先の希望峰で得られます！

12/18 10:05

立派な山座同定盤。眺望がない山だけど・・・。

12/18 10:21

15分ほどアップダウンを進むと、希望峰へ到着！

12/18 10:21

南アルプスAll Starsが一望できます！

12/18 10:30

七面山の少し先、希望峰の頂にて！後方は南アルプスAll Stars！

12/18 10:31

白峰三山！右より、北岳、間ノ岳、農鳥岳！

12/18 10:32

塩見岳！

12/18 10:32

悪沢岳！（角度的に赤石岳だけ、見えない）

12/18 10:32

前聖・奥聖の台形が特徴的な聖岳！

12/18 10:32

二百名山・上河内岳！

12/18 10:32

地味な光岳！

12/18 10:33

右奥は、二百名山・大無間山(未踏)！

12/18 10:52

再び、七面山まで戻ってきました。ここからは下り一辺倒！

12/18 10:55

富士川、駿河湾越しに伊豆・天城山！

12/18 11:00

右手にナナイタガレを見下ろしながらの富士！1/2

12/18 11:01

右手にナナイタガレを見下ろしながらの富士！2/2

12/18 11:10

随身門まで戻ってきました！

12/18 11:11

改めて、随身門フレーム越しに富士！

12/18 11:15

敬慎院の奥には凍てついた池が！

12/18 11:22

シカさんや！

12/18 11:24

僧侶さんも！

12/18 11:34

この後、敬慎院の中の畳部屋に案内され、無料で暖を取らせて頂きました。ありがとうございます。

12/18 11:53

敬慎院の入口。スタッフに声かけてもらわなければ、一般登山者が入れるとは思ってませんでした！

12/18 11:53

敬慎院(50丁目)の本堂！

12/18 11:54

敬慎院内にもシカが多数！

12/18 11:55

ヘリで輸送したらしい、一生、下山できない私有地周回専用の軽トラ。ナンバープレートがないんですね！

12/18 12:29

29丁目の石碑。ここを越えてすぐに、南アルプスの眺望が開けます！

12/18 13:43

下山完了。登山口先の、白糸滝前の橋より、間ノ岳＆農鳥岳が肉眼でも見えます！

12/18 13:43

間ノ岳＆農鳥岳ドーン！

12/18 13:45

白糸滝！名が体を表してます！

12/18 14:15

河口湖方面へ戻る途中、先月登った毛無山を望む！先月は反対側(富士山側)から見てたので、初めて見る光景！

12/18 15:00

下部(しもべ)温泉の一角、不二ホテルへ立ち寄り！

12/18 15:02

露天風呂は、27℃の源泉、つまり水。寒すぎて、足しか浸かれませんでした・・・

12/18 18:02

西湖越しの富士！

12/18 18:24

明日の登山に向けた活力は、山梨名物のホウトウにて！

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

PowerShot SX730 HS CANON

感想

happygo

「随身門越しの富士」が有名な七面山へ初挑戦！

前夜、この1ヶ月で3回目となる道志みちを通り、ALL下道で東京から登山口となる表参道までドライブ！道の駅どうしや山中湖、本栖湖などで、適宜夜景や富士を撮りながら！

七面山は、登山口〜神力坊(2丁目)〜肝心坊(13丁目)〜中適坊(23丁目)〜晴雲坊(36丁目)〜敬慎院(50丁目)と続く修験道で、ただの一度も下りがない延々と登りつめていく標高差1,500mの山路！平日だったせいか、参拝者(登山者)も少なく、静かな山旅となりました。

登り始めて程なく、真っ白な農鳥岳が樹間越しに見えます！その後もチラチラと農鳥岳＆間ノ岳、後に北岳が見えるんですが、木々が邪魔でスッキリは見えない。初めて南アルプス方面の眺望が開けるのは29丁目。これから登る方は、まずは29丁目をモチベーションに登るとよいでしょう♪。

その後敬慎院(随身門)に近づくと、いよいよ富士がお目見え！富士の右には翌日登る愛鷹山！そして左には先月登った毛無山、更に左には三ッ峠山と、同じく翌日登る(御坂)黒岳！青空の下、スッキリと富士＆外輪山が見渡せます。そしてお待ちかね、随身門をフレームに見立てた「随身門越しの富士」に出会えました！ここは、晴れていれば、万人にお薦めの撮影スポットですねー。

往路は随身門から敬慎院まで下ってみましたが、立ち寄ることなく、すぐに戻って登山再開。ここより上は、人慣れしたシカが大量にいます。みな、カメラ目線で撮ってもらうのを待っている感じ(笑)。

そして、更に登っていくと、大崩落地・ナナイタガレをかすめる形で通過。どんどん崩落していく感じで、将来的にどうなってしまうんだろう、って感じの世紀末な光景が広がってます。

標高差1,500m、登り始めてから2時間半で、登り一辺倒のゴール、七面山の頂へ到着！立派な山座同定盤(間ノ岳が3,189mとあるので年季モノ)がありますが、眺望はゼロです(苦笑)。なので、ここは通過点。この先、15分ほどアップダウンを繰り返して進んだ先にある希望峰は、南アルプスAll Starsが広がる絶好の展望スポットで、七面山登山は、ここまで来ないと満足度半減ですねー。

希望峰からは、南アルプス(赤石山脈)がズラリと見えますが、角度的に赤石岳だけが見えない、残念！特に、前聖・奥聖を結ぶ真っ白な台形・聖岳が印象的でしたね。

下山途中で、敬慎院に立ち寄り。屋外でカップラーメンを食べようとしてたら、寺院の方にお声がけ頂き、院内の畳部屋に通してもらえました、無料で。コタツあり、ストーブあり、みかんあり、至れり尽くせりのオモテナシ！まさか、山へ登ったのに、コタツに入ってみかんが食えるとは・・・。感謝感激です♪。また、寺院敷地内には車が何台かあります。よく見るとナンバープレートがなく、寺院の方に教わりましたが、ヘリで運んだ私有地専用周回車のようです。一生下山できない車なんですね。ガソリンはどうしているんだろう・・・？

ひたすら下り一辺倒で、ちょくちょく丁目石碑があるので、退屈することなく下りることができました。登山口の少し先にある白糸滝では、名前の通り立派な滝が見えます！また、目前の橋からは、間ノ岳＆農鳥岳の3,000mコンビが肉眼でもクッキリ見えます。七面山は、山全体が信仰の対象となっている慈悲深い山です。敬慎院に泊まって、東方面に見える富士山横からのご来光を眺めたりーなんて言うのも素敵ですね！