武奈ヶ岳
- GPS
- 08:25
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,217m
- 下り
- 1,418m
コースタイム
- 山行
- 3:33
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 4:16
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:比良 |
写真
感想
先週、新雪ラッセルを楽しんだので、次は雪山テント泊の装備確認に行くことにした。伊吹山が晴れるので少し迷ったが、テント泊の確認を優先した。雪が残っているか心配だったが、ヤマレコのログから何とかなりそうと判断して比良へ。せっかくなので行ったことのない坊村から御殿山ルートで武奈ヶ岳に登ってみる。通常なら日帰りコースだが、荷物が重いのでゆっくりと行く予定。
[1日目]
武奈ヶ岳は人気の山。バスに乗っている人が多い。バスを降りた後、慣れていないので準備に思ったより時間がかかった。それにしてもザックが重い。厳冬期対応を含む雪山装備を全て詰め込んだら23kgになったので、ワカンを置いて22kgに調整してきた。でも、久しく20kgオーバーを背負ってないので、少々不安。
登り始めたら、暑い。気温5℃くらいで冬装備は無理がある。しかも、ザックが重いせいか踵が擦れて痛い。結局、100mも登らないうちに服を脱いで、足に保護テープを貼るなど、全てをやり直し。気持ちを切り替えてしばらく登ると登山道に雪が出てきて、靴が滑り始めた。冬道分岐手前でアイゼンを装着。アイゼン歩行の練習も今回の目的。
荷物が重いので、御殿山が遠く感じる。最後の方は休み休み登った。荷物が食い込むので肩も腰も痛い。雪山シーズン前に歩荷訓練しておけばよかった。御殿山からは少し楽になる。この辺りの積雪は20-30cmといったところか。深く沈まないので歩きやすい。ボチボチ登っていると、武奈ヶ岳の山頂が見えてきた。午後には晴れるはずだが、山頂はガスがかかったままだった。降り始めて少し経つと一瞬晴れた。なかなかいい眺めだ。
八雲ヶ原に行く途中、コヤマノ岳に寄り道。ここからは八雲ヶ原が真下に見える。ラッセルして降りることも考えたが、荷物重いのでやめることにした。また今度。ここからの下りは快適。30分ほどで宿泊地の八雲ヶ原へ。早速、整地してテントを張る。竹ペグの使用も練習の一環。ここに来て、使う予定のないオールウェザーブランケットを持ってきたことに気がついた。装備の確認不足、どうりで重いはずだ。
こんな早い時間(15:00前)にテントに入るのは初めてなので、何をしていいかわからない。とりあえず疲れたので仮眠。起きたら17:00過ぎで外は暗くなっていた。食事を取ってまた睡眠。寝過ぎ...
[2日目]
翌朝、特に急がないので6:00過ぎにゆったりと起床。気温は-4℃くらい。風が無いので気温の割には寒くない。それにしても冬装備は準備に時間がかかる。テントを撤収したら出発が8時過ぎになってしまった。
今日は晴天。ここでサングラスを忘れたことに気がついた、また失敗。とりあえず予定通り堂満岳を目指す。巨大なザックが枝に引っかかって思ったように進まない。しかも、気温は一気に上がって10℃近く。暑くてアウターを外して薄手1枚だけ。結局、この後はアウター無しで十分だった。昨日の疲れもあり休み休み登ったので、堂満岳の到着は10:00。ここで軽食を取り、下山に入る。標高700m辺りで雪が切れたので、アイゼンなどを取り外し。以降は通常の夏道。重い荷物を担いでいるので、ゆっくりと下り、比良駅でゴール。
今回は比良にはオーバースペックの厳冬期を想定した装備で行った。暑くて防寒具はほぼ使わず。さらに-8/-16℃対応のシュラフなので、寝るときも薄着でないと暑いくらい。最終的に重量を20kgに収めたいところだが、防寒装備は減らしたくないので、いろいろと検討しないといけないかも。それにしても、良い歩荷訓練となった。
いいねした人