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Yamareco

記録ID: 2827364
全員に公開
雪山ハイキング
大山・蒜山

毛無山,ノー!スノーシュー,つぼ足ハイクで大山三昧。

2020年12月29日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:48
距離
6.4km
登り
549m
下り
535m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:47
休憩
0:59
合計
4:46
10:38
10:39
11
10:50
11:23
20
11:43
11:43
65
12:48
13:05
44
13:57
ゴール地点
一昨日に行った那岐山と比べ,こちらは雪が多かった。ここ数日は降雪がないようで,踏み跡がしっかりと残っていたので安心して歩くことができた。
天候 ☀晴れ☀時々曇り
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岡山市内より岡山道,中国道で落合I.C.まで。そこからは下道で,国道313,181号経由,新庄村田浪の登山口へ。田浪の登山口まで除雪され,何の不安も無く現地に来ることができた。寒波で雪が降ったらそうはいかん。
コース状況/
危険箇所等
駐車場から登山口までは積雪20cmほどか。舗装路は溶けていた。登山道はしばらくはあまり雪が無かったが,山頂に近づくにつれて雪が深くなった。スノーシューやワカンの踏み跡をつぼ足で辿りながら歩いた。前回の降雪の後,ここ数日は温かい日が続いたので,雪はよく締まっていて歩きやすかった。毛無山から白馬山までのカタクリの稜線はさすがに雪が深く,時々膝まで嵌まりながらゆっくりと歩いた。
その他周辺情報 温泉等寄らずに直帰でした。年賀状作らにゃならん...。
新庄村中心部から田浪の集落までの最後のアプローチも路面凍結等全くなし。楽々。今年の県北の登り納めにやって参りました。うっすら太陽が出ていて温かい朝。
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新庄村中心部から田浪の集落までの最後のアプローチも路面凍結等全くなし。楽々。今年の県北の登り納めにやって参りました。うっすら太陽が出ていて温かい朝。
準備をあれこれ。ワカンでなくつぼ足覚悟の6本爪で出発。駐車場は貸し切り状態,他の登山者は誰もいない。こんなに天気がいいのに...。下のポストに登山届けをインして進む。
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準備をあれこれ。ワカンでなくつぼ足覚悟の6本爪で出発。駐車場は貸し切り状態,他の登山者は誰もいない。こんなに天気がいいのに...。下のポストに登山届けをインして進む。
いつもの場所。春にはキケマン,イカリソウ,ミヤマカタバミなどいろんな花が出迎えてくれる場所。今は真っ白け。
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いつもの場所。春にはキケマン,イカリソウ,ミヤマカタバミなどいろんな花が出迎えてくれる場所。今は真っ白け。
毛無大岩も雪の中。
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毛無大岩も雪の中。
エッジの効いた氷柱も下がっています。氷柱の先から雫がポタポタ。やっぱり温かい朝。
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エッジの効いた氷柱も下がっています。氷柱の先から雫がポタポタ。やっぱり温かい朝。
人工林帯を抜けると自然林になった。ナラに続いてブナも登場する。葉っぱのない自然林は日が入って明るい。
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人工林帯を抜けると自然林になった。ナラに続いてブナも登場する。葉っぱのない自然林は日が入って明るい。
空もだんだん青くなってきた!前回の寒波でどかっと降った雪はよく締まっている。踏み跡を辿れば踏み抜くことは少ない。外すと膝まで沈む。
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空もだんだん青くなってきた!前回の寒波でどかっと降った雪はよく締まっている。踏み跡を辿れば踏み抜くことは少ない。外すと膝まで沈む。
ブナがいっぱい生えた森。少ないえさを求めて,動物も彷徨った形跡あり。
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ブナがいっぱい生えた森。少ないえさを求めて,動物も彷徨った形跡あり。
八合目の大岩まで来た。だんだん雪が深くなってきた。でもまだまだつぼ足で大丈夫。
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八合目の大岩まで来た。だんだん雪が深くなってきた。でもまだまだつぼ足で大丈夫。
トラバースの踏み跡を辿りながらゆっくりと登る。今日は全てゆっくり,慎重に,踏み抜かないように。
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トラバースの踏み跡を辿りながらゆっくりと登る。今日は全てゆっくり,慎重に,踏み抜かないように。
山の端から真っ白な蒜山が顔をのぞかせた。雲も無くとても見通しがよい。これは期待大(^^)。
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山の端から真っ白な蒜山が顔をのぞかせた。雲も無くとても見通しがよい。これは期待大(^^)。
ブナのゲートをくぐりながら上へ上へ。空も明るく青くなってきた。
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ブナのゲートをくぐりながら上へ上へ。空も明るく青くなってきた。
九合目の避難小屋。避難小屋と言うよりお堂のような建物。
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九合目の避難小屋。避難小屋と言うよりお堂のような建物。
表の温度計は3℃。普通なら寒いけど雪山なら温かい。
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表の温度計は3℃。普通なら寒いけど雪山なら温かい。
山頂手前。ここで木が無くなって開ける!
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山頂手前。ここで木が無くなって開ける!
お〜!田浪集落が眼下に。谷底に真っ白な田んぼが続く。その後ろに南西方向の新見の山並み。
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お〜!田浪集落が眼下に。谷底に真っ白な田んぼが続く。その後ろに南西方向の新見の山並み。
毛無山系,朝鍋鷲ヶ山と三平山の向こうに白い蒜山三座。蒜山高原も雪景色だ。
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毛無山系,朝鍋鷲ヶ山と三平山の向こうに白い蒜山三座。蒜山高原も雪景色だ。
新見の雄山,雌山,その向こうは大佐山がちょっと霞んでいる。
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新見の雄山,雌山,その向こうは大佐山がちょっと霞んでいる。
山頂への最後の登りを登りきると...。
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山頂への最後の登りを登りきると...。
真っ白な毛無山1218mにとうちゃこ。天気晴朗!そして大山山系も丸見えだ〜。
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真っ白な毛無山1218mにとうちゃこ。天気晴朗!そして大山山系も丸見えだ〜。
風はそこそこ強いので,着込んでから山のお楽しみ♪。毛無山山頂を独り占めにしゆっくり過ごす。
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風はそこそこ強いので,着込んでから山のお楽しみ♪。毛無山山頂を独り占めにしゆっくり過ごす。
やっぱなあ。雪の大山すげーなあ。登っても眺めてもよい山だ。
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やっぱなあ。雪の大山すげーなあ。登っても眺めてもよい山だ。
雪たっぷりの大山。天気がよいので多くの方が楽しんでいることでしょう。
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雪たっぷりの大山。天気がよいので多くの方が楽しんでいることでしょう。
羽根を広げた烏ヶ山もかっけー。
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羽根を広げた烏ヶ山もかっけー。
弥山山頂をアップ。こないだお世話になった弥山小屋がマッチ箱みたい。これくらい雪があったら,弥山から剣ヶ峰の縦走路も歩かれているだろう。
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弥山山頂をアップ。こないだお世話になった弥山小屋がマッチ箱みたい。これくらい雪があったら,弥山から剣ヶ峰の縦走路も歩かれているだろう。
西の方にはうっすらと三瓶山。ぎりぎり分かる。
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西の方にはうっすらと三瓶山。ぎりぎり分かる。
烏ヶ山の南には,二俣山,皆ヶ山,アゼチの山。
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烏ヶ山の南には,二俣山,皆ヶ山,アゼチの山。
そしてその南東には白い蒜山三座。手前の三平山の山頂も白い原っぱになっている。
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そしてその南東には白い蒜山三座。手前の三平山の山頂も白い原っぱになっている。
ぴょこんととび出た金谷山。何気に急登。その奥は白い上斎原の山々か。
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ぴょこんととび出た金谷山。何気に急登。その奥は白い上斎原の山々か。
遙か遠くに,これまた白い氷ノ山も見える。
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遙か遠くに,これまた白い氷ノ山も見える。
寒いけど景色に圧倒された毛無山山頂だった。どんな季節に来ても,花々や絶景に巡り会えるすてきな場所。霧氷だけ見えなかったが贅沢は言わない。
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寒いけど景色に圧倒された毛無山山頂だった。どんな季節に来ても,花々や絶景に巡り会えるすてきな場所。霧氷だけ見えなかったが贅沢は言わない。
せっかくなので地鶏。雪の大山にも行ってみよう。
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せっかくなので地鶏。雪の大山にも行ってみよう。
毛無山頂で優雅なひとときを過ごしてから,白馬山へ縦走線を歩き始める。大山,蒜山山系の絶景を独り占めして。
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毛無山頂で優雅なひとときを過ごしてから,白馬山へ縦走線を歩き始める。大山,蒜山山系の絶景を独り占めして。
小ピークを越えながら次の白馬山をめざす。三平山までの毛無山系の縦走路もすばらしい。金谷山までを三平山と毛無山からピストンしたことはあるが,通して歩いたことがない。一度は...。
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小ピークを越えながら次の白馬山をめざす。三平山までの毛無山系の縦走路もすばらしい。金谷山までを三平山と毛無山からピストンしたことはあるが,通して歩いたことがない。一度は...。
ズボズボ,嵌まりながら歩く。踏み跡はあるがスノーシューの踏み跡は柔らかすぎてあてにならない。毛無山から白馬山までが一番の難儀だった。
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ズボズボ,嵌まりながら歩く。踏み跡はあるがスノーシューの踏み跡は柔らかすぎてあてにならない。毛無山から白馬山までが一番の難儀だった。
モフモフじゃない雪。適度に固い。唐突に嵌まるので,足をまっすぐおいて沈まないように用心して進む。春はカタクリが山ほど咲き乱れる稜線。
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モフモフじゃない雪。適度に固い。唐突に嵌まるので,足をまっすぐおいて沈まないように用心して進む。春はカタクリが山ほど咲き乱れる稜線。
カタクリ広場にとうちゃこ。鳥取の俣野に下りる分岐がある場所。ここも雪が深くて嵌まる(T_T)が,木々の間に見える大山に元気づけられながら進む。
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カタクリ広場にとうちゃこ。鳥取の俣野に下りる分岐がある場所。ここも雪が深くて嵌まる(T_T)が,木々の間に見える大山に元気づけられながら進む。
毛無山が見通せる。ちょっと天気が怪しくなった。
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毛無山が見通せる。ちょっと天気が怪しくなった。
大山も雲が湧き始めた。山頂小屋付近はホワイトアウトだろう。山の天気は気まぐれ。
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大山も雲が湧き始めた。山頂小屋付近はホワイトアウトだろう。山の天気は気まぐれ。
小ピークを上り下りしながら白馬山1060mにとうちゃこ。ここのベンチでランチタイムにする。風は少し強いが,気温が高いので着込めばそんなに寒くはない。
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小ピークを上り下りしながら白馬山1060mにとうちゃこ。ここのベンチでランチタイムにする。風は少し強いが,気温が高いので着込めばそんなに寒くはない。
大山をおかずに意地?のご飯を食べる。やっぱ温かい汁物がええわあ。
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大山をおかずに意地?のご飯を食べる。やっぱ温かい汁物がええわあ。
誰もいない山の中。寒いけどおやつも食べて,しばしくつろいだ。最後に大山を見納め。最後はまたきれいに雲が取れました!
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誰もいない山の中。寒いけどおやつも食べて,しばしくつろいだ。最後に大山を見納め。最後はまたきれいに雲が取れました!
金谷山の三角ピークや,土用ダムの凍った湖水を左手に眺めながら,田浪への周回コースを下る。
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金谷山の三角ピークや,土用ダムの凍った湖水を左手に眺めながら,田浪への周回コースを下る。
やっぱり嵌まるが下りは楽ちん。下に行くほど歩きやすくなって...。あっという間に登山口に戻った。下は風もなく温かい。
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やっぱり嵌まるが下りは楽ちん。下に行くほど歩きやすくなって...。あっという間に登山口に戻った。下は風もなく温かい。
キャンプ場の入り口から。また青空が戻って来た。
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キャンプ場の入り口から。また青空が戻って来た。
目の前を大きなキジが通り過ぎて行った。写真を撮れず残念。雪の上を疾走した跡。
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目の前を大きなキジが通り過ぎて行った。写真を撮れず残念。雪の上を疾走した跡。
駐車場に戻ってお疲れノンアル。冬の毛無山,なかなかすばらしい山でした。
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駐車場に戻ってお疲れノンアル。冬の毛無山,なかなかすばらしい山でした。
最後に田浪の集落から見上げ,さようなら。
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最後に田浪の集落から見上げ,さようなら。

装備

備考 スノーシュー,ワカン,あった方がよかったです(^^;)。

感想

今日から年末休業。天気も良さそうだ。雪山の登り納めによいとこはないかと考え,毛無山に行ってみることにする。毛無山はとっても好きなところだが,コロナの自粛で5月のカタクリの稜線歩きを外してからご無沙汰していた。こんな時期にと思いつつ,ここ数日の温かさで多分歩けそうと考えた。
田浪の駐車場まではよく除雪された道で,路面の凍結も無く楽々アプローチ。朝から気温が高く日が当たって雪が融けていた。田浪の駐車場は車1台もなし。誰もいない完全貸し切りの毛無山。準備を整え9時過ぎに出発。
麓は10〜20cmほどの雪。上はだいぶあるだろうと思いつつ登っていく。登りの道はよく締まっていて,踏み跡を辿れば踏み抜くことも少ない。途中で道草しながら温かい日差しの中を登っていくと,2時間足らずで山頂に着いた。真っ白な雪をいただいた大山の眺望が得られ大満足だった。
毛無山から白馬山までの稜線は,風が強く寒い道だった。ズボズボ嵌まりながら歩いたので白馬山までずいぶん時間がかかってしまった。稜線を歩く間,木の切れ間にのぞく真っ白な大山を見ながら歩くことができたのでよしとしよう。大山も今日の眺望はすごかったことだろう。道々自分と同じつぼ足の足跡が続いていたが,これからしばらくスノーシューやワカンを用意しないと歩けなくなりそう。年末の寒波でもっと雪が降ったら,西毛無山への道も開かれるだろうな。

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