年明け最初の登山は先週と同じ八ヶ岳!ここなら天気は一番マシかなと考えての選択だが、これから向かう稜線にはなにやら禍々しい雲が…
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1/3 6:56
年明け最初の登山は先週と同じ八ヶ岳!ここなら天気は一番マシかなと考えての選択だが、これから向かう稜線にはなにやら禍々しい雲が…
序盤の林道から全面雪に覆われている。とても歩きやすく滑り止めナシでも滑らずに歩いていける。これがアイスバーンになるとツルンツルンになるのでチェーンアイゼンがオススメ
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1/3 7:24
序盤の林道から全面雪に覆われている。とても歩きやすく滑り止めナシでも滑らずに歩いていける。これがアイスバーンになるとツルンツルンになるのでチェーンアイゼンがオススメ
ここから行者小屋を目指すので南沢に進路を取る。ここでチェーンアイゼンを装着。
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1/3 7:45
ここから行者小屋を目指すので南沢に進路を取る。ここでチェーンアイゼンを装着。
南沢登山道序盤。先週は土が見えていたが、今回は最初から全面積雪。雪質は乾いていて良質。快適にハイクアップしていく。
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1/3 8:06
南沢登山道序盤。先週は土が見えていたが、今回は最初から全面積雪。雪質は乾いていて良質。快適にハイクアップしていく。
南沢登山道終盤の様子。相変わらず良質な雪質で快適なハイキングだが、気温はどんどん下がってきており、動いていないと凍えてしまいそう。
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1/3 8:45
南沢登山道終盤の様子。相変わらず良質な雪質で快適なハイキングだが、気温はどんどん下がってきており、動いていないと凍えてしまいそう。
行者小屋に到着!積雪は先週よりは多いがまだまだ少ない。気温−12℃で風も少しあるためカナリの寒さ。ここから文三郎尾根を使って赤岳を目指す。12本爪とハードシェルを装着!
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1/3 9:03
行者小屋に到着!積雪は先週よりは多いがまだまだ少ない。気温−12℃で風も少しあるためカナリの寒さ。ここから文三郎尾根を使って赤岳を目指す。12本爪とハードシェルを装着!
正月終盤だからなのかテントは少なめ。
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1/3 9:26
正月終盤だからなのかテントは少なめ。
文三郎尾根の連続鉄階段の様子。ほぼ全て露出しているため問題なく上がっていける。
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1/3 9:44
文三郎尾根の連続鉄階段の様子。ほぼ全て露出しているため問題なく上がっていける。
赤岳主稜の様子。これで今回一番視界があったほう。ここからは終始濃いガスに覆われてしまい、眺望は全く得られず。。。
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1/3 9:54
赤岳主稜の様子。これで今回一番視界があったほう。ここからは終始濃いガスに覆われてしまい、眺望は全く得られず。。。
中岳分岐から赤岳頂上へ向かう岩稜帯の様子。先週はチェーンアイゼンで十分といった状況だった。
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1/3 10:23
中岳分岐から赤岳頂上へ向かう岩稜帯の様子。先週はチェーンアイゼンで十分といった状況だった。
赤岳頂上に到着!気温−16.4℃、風速は強い瞬間で19m/s。ここでダメモトでガスが晴れないか待ってみるものの一向に晴れる気配はない。ジッとしていると10分もたずに凍えて来るので、諦めて次のピークである横岳へ向かう。
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1/3 10:38
赤岳頂上に到着!気温−16.4℃、風速は強い瞬間で19m/s。ここでダメモトでガスが晴れないか待ってみるものの一向に晴れる気配はない。ジッとしていると10分もたずに凍えて来るので、諦めて次のピークである横岳へ向かう。
赤岳の名前の由来である赤い地肌が丸見えの急斜面。アイゼンを履いての下降は引っ掛けて転倒に注意が必要。
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1/3 10:55
赤岳の名前の由来である赤い地肌が丸見えの急斜面。アイゼンを履いての下降は引っ掛けて転倒に注意が必要。
赤岳天望山荘。このガスと強風でエビの尻尾の発達が進んでいる。
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1/3 11:04
赤岳天望山荘。このガスと強風でエビの尻尾の発達が進んでいる。
地蔵の頭。お地蔵さんにこびりつくエビの尻尾を取ってやろうと試みるものの、意外と頑固でナカナカ取れない(^^;
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1/3 11:09
地蔵の頭。お地蔵さんにこびりつくエビの尻尾を取ってやろうと試みるものの、意外と頑固でナカナカ取れない(^^;
横岳方面の様子。視界良好であれば奇岩が連続する素晴らしい眺望が得られるはずだか、この日は白とグレーのモノトーンのボンヤリした風景。でもこういうの結構好きです。
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1/3 11:15
横岳方面の様子。視界良好であれば奇岩が連続する素晴らしい眺望が得られるはずだか、この日は白とグレーのモノトーンのボンヤリした風景。でもこういうの結構好きです。
見回しても振り返ってもモノトーンの世界。
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1/3 11:22
見回しても振り返ってもモノトーンの世界。
見るからに困難そうな雪壁とそれに至るトラバース路。それでも鎖やポールも見えているため、進むべき道は分かりやすい。これがより視界が悪くて積雪も多かったら、道迷いのリスクは急激に高まる。自位置を常に把握しておく必要がある。
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1/3 11:28
見るからに困難そうな雪壁とそれに至るトラバース路。それでも鎖やポールも見えているため、進むべき道は分かりやすい。これがより視界が悪くて積雪も多かったら、道迷いのリスクは急激に高まる。自位置を常に把握しておく必要がある。
中央の雪壁を登る。ここまでにすれ違った方と思われるトレースが残っている。つい1時間程度前のトレースと思われるが近づいてみると埋まりかけでリセット寸前の状態であった。こうも風が強いと、ものの数時間で跡形もなくリセットされるであろう。新雪のため崩れ易いが今回は登り方面のためがむしゃらに登り上がるだけなのであまり危険は感じなかったが、反対に降り方向ではカナリの緊張を強いられそうだ。
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1/3 11:30
中央の雪壁を登る。ここまでにすれ違った方と思われるトレースが残っている。つい1時間程度前のトレースと思われるが近づいてみると埋まりかけでリセット寸前の状態であった。こうも風が強いと、ものの数時間で跡形もなくリセットされるであろう。新雪のため崩れ易いが今回は登り方面のためがむしゃらに登り上がるだけなのであまり危険は感じなかったが、反対に降り方向ではカナリの緊張を強いられそうだ。
雪壁を登り切ったこのあたりから更に風が強くなってきて、視界も更に悪くなってきた!トレースもほとんど消えている状況。
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1/3 11:38
雪壁を登り切ったこのあたりから更に風が強くなってきて、視界も更に悪くなってきた!トレースもほとんど消えている状況。
杣添尾根の分岐点から進んだ横にある高みにあるピークに登ってみる。山頂にはピンクリボンがひときわ目を引く。んん?これが横岳か?それにしてはちょっと簡素過ぎる山頂だな。
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1/3 11:58
杣添尾根の分岐点から進んだ横にある高みにあるピークに登ってみる。山頂にはピンクリボンがひときわ目を引く。んん?これが横岳か?それにしてはちょっと簡素過ぎる山頂だな。
ハシゴを設置しなければならない急な登下降が連続する赤岳から横岳への道。この強風と低温とガスも相まってナカナカに手強い。緊張を解かせられない。
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1/3 12:07
ハシゴを設置しなければならない急な登下降が連続する赤岳から横岳への道。この強風と低温とガスも相まってナカナカに手強い。緊張を解かせられない。
一部で雪庇も成長し始めている。こういったところから離れて歩くのは当たり前だが、強い風に押されて誤って足を踏み入れないようにしないと。
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1/3 12:11
一部で雪庇も成長し始めている。こういったところから離れて歩くのは当たり前だが、強い風に押されて誤って足を踏み入れないようにしないと。
更に先に進むと大きな標識が見えてきた!こちらが横岳の主峰「奥の院」である。横岳の名称は付近にあるいくつかの峰の総称のようだ。
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1/3 12:13
更に先に進むと大きな標識が見えてきた!こちらが横岳の主峰「奥の院」である。横岳の名称は付近にあるいくつかの峰の総称のようだ。
横岳奥の院から硫黄岳への降り口にあるナイフリッジの急斜面。左側に鎖があるが積雪のためか低く過ぎて掴めないし、右側は雪庇となっていてその下は何もないため踏抜けば真っ逆さまという状況であり、更に横からの強風とくれば、もうあとはひたすらに姿勢を低くして慎重に慎重に降るのみ。ここはカナリ緊張した。
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1/3 12:23
横岳奥の院から硫黄岳への降り口にあるナイフリッジの急斜面。左側に鎖があるが積雪のためか低く過ぎて掴めないし、右側は雪庇となっていてその下は何もないため踏抜けば真っ逆さまという状況であり、更に横からの強風とくれば、もうあとはひたすらに姿勢を低くして慎重に慎重に降るのみ。ここはカナリ緊張した。
鎖左側の断崖の様子。このときは視界不良で怖さは結構和らいだと思う。これが視界良好だったら…
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
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1/3 12:24
鎖左側の断崖の様子。このときは視界不良で怖さは結構和らいだと思う。これが視界良好だったら…
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
硫黄岳山荘に到着。ここに至るまでの写真はナシ!なぜならこの付近では特に風が強く、歩いていても風に煽られて横移動してしまう始末で転倒しないように必死だったからだ。個人的にはこの日のここが一番怖かった。
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1/3 12:51
硫黄岳山荘に到着。ここに至るまでの写真はナシ!なぜならこの付近では特に風が強く、歩いていても風に煽られて横移動してしまう始末で転倒しないように必死だったからだ。個人的にはこの日のここが一番怖かった。
硫黄岳への最後の登り。登り方向なので幾分緊張が和らいだが、こういうときに事故は起こる。それを必ず頭に置いておく。
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1/3 13:08
硫黄岳への最後の登り。登り方向なので幾分緊張が和らいだが、こういうときに事故は起こる。それを必ず頭に置いておく。
最後のピーク硫黄岳に到着!ここまで一瞬たりともガスが晴れることはなく、眺望もヘチマもないので看板を風除けにしてタバコを一服嗜む。え?残念な山頂だって?いやいや、こういうの悪くないですよ!(泣泣)
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1/3 13:16
最後のピーク硫黄岳に到着!ここまで一瞬たりともガスが晴れることはなく、眺望もヘチマもないので看板を風除けにしてタバコを一服嗜む。え?残念な山頂だって?いやいや、こういうの悪くないですよ!(泣泣)
硫黄岳から赤岩ノ頭を経て赤岳鉱泉へと向かう。硫黄岳山頂部は広く平坦なためこれ以上に視界不良の際は道迷い注意。常に自位置の把握に努めなければならない。
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1/3 13:36
硫黄岳から赤岩ノ頭を経て赤岳鉱泉へと向かう。硫黄岳山頂部は広く平坦なためこれ以上に視界不良の際は道迷い注意。常に自位置の把握に努めなければならない。
ナカナカのモンスター
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1/3 13:38
ナカナカのモンスター
この日も2500mから上は禍々しい空気に、その下はスッキリした空気の2層にハッキリと分かれていた。実に不可思議な光景だが、もう次はいいかな(笑)
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1/3 13:57
この日も2500mから上は禍々しい空気に、その下はスッキリした空気の2層にハッキリと分かれていた。実に不可思議な光景だが、もう次はいいかな(笑)
赤岳鉱泉に到着!アイスキャンデーを愉しむ人は居なかった。ここまでくればあとは快適ハイキングで登山口まで帰るのみ。今回の八ヶ岳連峰もヒリヒリワクワクした充実した雪山ハイクであった。さらば八ヶ岳!次は八ヶ岳ブルーでもいいかな(笑)
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1/3 14:44
赤岳鉱泉に到着!アイスキャンデーを愉しむ人は居なかった。ここまでくればあとは快適ハイキングで登山口まで帰るのみ。今回の八ヶ岳連峰もヒリヒリワクワクした充実した雪山ハイクであった。さらば八ヶ岳!次は八ヶ岳ブルーでもいいかな(笑)
今回も無事下山。そしてお決まりの最後に八ヶ岳ブルー(笑)
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1/3 15:55
今回も無事下山。そしてお決まりの最後に八ヶ岳ブルー(笑)
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