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Yamareco

記録ID: 2843222
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

滝子山/落ち葉ラッセルとピーカン富士山(中央道笹子BS)

2021年01月04日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:14
距離
16.3km
登り
1,273m
下り
1,402m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:42
休憩
2:26
合計
8:08
8:33
3
8:51
8:51
0
8:51
8:51
17
★ショウショウ尾根分岐
9:31
9:35
14
9:49
9:49
16
10:05
10:05
76
★三丈の滝(1,005m)
11:21
11:35
59
★迂回路と難路の合流(1,170m)
12:34
12:34
5
12:39
12:43
3
12:46
13:26
9
13:35
14:02
10
14:12
14:16
6
14:22
14:23
1
14:24
14:25
0
14:25
14:42
16
14:58
14:58
5
15:03
15:11
16
15:27
15:32
38
16:10
16:11
4
16:15
16:16
25
16:41
★JR初狩駅
天候 ・快晴
・登山道は氷点下1-2℃程度。山頂のみかなり寒かったです(氷点下5-6℃、風速5-10m/s)
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(往路)
・新宿パスタ(07:05)発甲府行き高速バスで、中央道笹子BS(08:28着/1時間に1本程度あり。事前のカード決済(200円引き)で1,500円でした(渋滞のない平日は活用できるかもしれません)
・BSからJR笹子駅からの登山道上にある桜森林公園まで徒歩5分

(復路)
・初狩駅から高尾行き普通電車(実際は次駅でおりて特急に乗り換えて車内でささやかな反省会)

(その他)
・桜森林公園(高速道路のすぐ北)には6-7台駐車可能なスペースがあります
コース状況/
危険箇所等
【ルート】16km(うち道路5.5km), up1,200mのややロングコースです【コース定数26】

・登山道にある桜森林公園(JR笹子駅から徒歩30分弱)近くの中央道笹子バス停から。沢をつたって山を大きく西から巻き、さらに登山口の逆の方向(北)から山頂へ登り詰めます。下山は南東方向の一般登山道で、尾根から途中東の沢に下りてJR初狩駅に。大きな段差はありませんが、ロープのある急坂は何ヵ所かありました。道に雪はありませんでした。非常に乾燥していて埃が気になりました。

[笹子BS(590m)→桜森林公園(620m)→道証(みちあかし)地蔵(795m)]
・舗装と砂利の林道です。途中ショウショウ尾根の登山口(バリルート)があります
・道証地蔵までタクシー利用が可能そうです

[道証地蔵→三丈の滝(1005m)→笹子滝子分岐(1520m)]
・林道を離れ、すみ沢の左岸を登ります。
緩やかな道です。浜立尾根(バリルート)分岐あります(サインはありません)。三丈の滝は凍っていませんでしたが、川の流れはあちこち凍っていました。滝の手前は膝が隠れるほどの落ち葉で、初めて「落ち葉ラッセル」を経験しました
・三丈の滝からは右岸。斜面をときに九十九折しながら沢を離れます。すると
迂回路と難路の分岐があります。迂回路は斜面を、難路は川底近くを行きます。歩いた迂回路は緩やかですがたまに急斜面があります
・迂回路と難路が合流してからの沢沿いのトレイルは緩やかで快適。滝子山の向こう側(北側)を大きく巡回するため水平距離を稼ぐ形です。その後南東に向かって尾根に取り付き、防火帯のようなオープンな尾根を登り切ると笹子滝子分岐です

[笹子滝子分岐→滝子山(1620m)→三角点(1590m)]
・分岐からさらに山頂を北側に巻きながら登ります。途中、鎮西ヶ池を通過して少し登ると滝子山と三角点のコルに。右(西)にひと登りすると滝子山頂です
・山頂は八ヶ岳や南アルプス方面は見にくかったですがそれ以外の眺望良しです。惜しむらくは昼は富士山が逆光となること
・コルに戻り東に行くと三角点のある頂に。ここは眺望はあまり期待できません

[三角点→檜平(1340m)→沢への分岐(1090m)→最後の水場→初狩駅(450m)]
・三角点からしばらく下り、男坂/女坂を経て檜平に。急斜面はありますが、岩場はありません。檜平はテラス状の広く平坦なエリア。バリルートでいやしの森方面にいく分岐でもあります
・檜平から尾根を標高250mほど下り傾斜が緩やかになった地点から左(東)におりると沢へ。そして最後の水場に。さらに下って林道になれば、そのまま舗装道を3km弱下りて初狩駅に到着です

【トイレ】ありませんでした
【携帯電話】ほぼ通じました(docomo)
その他周辺情報 ・初狩駅の南側に入浴施設がある、と登山道脇の看板表示がありました。八幡荘という民宿のようです(未確認です)。それ以外は笹子、初狩、大月とも駅近くに日帰り浴場はないと思われます
・空席ばかりの特急あずさでささやかに車内反省会を行いました
新宿からハイウェイバスで中央道笹子BSへ。JR笹子駅から2km以上登山道アプローチを進んだ場所にあります。これは便利です。(s)
5
新宿からハイウェイバスで中央道笹子BSへ。JR笹子駅から2km以上登山道アプローチを進んだ場所にあります。これは便利です。(s)
桜森林公園入口です。この先左側に駐車スペースあります(s)
2
桜森林公園入口です。この先左側に駐車スペースあります(s)
三丈の滝ちかく。落ち葉ラッセルです。膝まで潜ります(s)
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三丈の滝ちかく。落ち葉ラッセルです。膝まで潜ります(s)
沢は凍っています。(m)
2021年01月04日 10:08撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
2
1/4 10:08
沢は凍っています。(m)
三丈の滝(m)
2021年01月04日 10:10撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
8
1/4 10:10
三丈の滝(m)
けっこう流れの速い水量豊富な、すみ沢。と言いながら、ここはほぼ凍ってます(s)
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けっこう流れの速い水量豊富な、すみ沢。と言いながら、ここはほぼ凍ってます(s)
山頂の北に回り込んで取り付いた尾根は緩やか。1500m付近。振り返っての1枚(s)
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山頂の北に回り込んで取り付いた尾根は緩やか。1500m付近。振り返っての1枚(s)
てっぺん!(m)
2021年01月04日 13:03撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
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1/4 13:03
てっぺん!(m)
(滝子山頂)富士山です。手前に三つ峠山(s)
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(滝子山頂)富士山です。手前に三つ峠山(s)
山頂標(秀麗富嶽十二景 四番山頂)と富士山。手前には左からやはり十二景の本社ヶ丸、清八山。右端は黒岳(s)
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山頂標(秀麗富嶽十二景 四番山頂)と富士山。手前には左からやはり十二景の本社ヶ丸、清八山。右端は黒岳(s)
金峰山、北奥仙丈ヶ岳、甲武信ヶ岳。左端には枝の向こうに八ヶ岳様(S)
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金峰山、北奥仙丈ヶ岳、甲武信ヶ岳。左端には枝の向こうに八ヶ岳様(S)
右奥は黒岳、大蔵高丸とハマイバ丸が重なり、左手前が大谷が丸(s)
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右奥は黒岳、大蔵高丸とハマイバ丸が重なり、左手前が大谷が丸(s)
丹沢山(やや左)と、先月登った檜洞丸(右)(s)
3
丹沢山(やや左)と、先月登った檜洞丸(右)(s)
やや左に御正体山、右に杓子が岳。御正体山右奥に箱根山。御正体山の
左に行ってみたい菰釣山(s)
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やや左に御正体山、右に杓子が岳。御正体山右奥に箱根山。御正体山の
左に行ってみたい菰釣山(s)
ずっと富士山を見ていられました。(m)
2021年01月04日 13:20撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
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1/4 13:20
ずっと富士山を見ていられました。(m)
滝子山の東峰に三角点(1,560m)。山頂ではありません。眺望はあまりありません(s)
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滝子山の東峰に三角点(1,560m)。山頂ではありません。眺望はあまりありません(s)
Mrsaigonさんの足の治療中に休憩(s)
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Mrsaigonさんの足の治療中に休憩(s)
(初狩駅近く)夕陽に映える滝子山。競い合うような三つのピーク(s)
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(初狩駅近く)夕陽に映える滝子山。競い合うような三つのピーク(s)
初狩駅に到着しました。お疲れ様でした(s)
4
初狩駅に到着しました。お疲れ様でした(s)

感想

岳友であり親友であるS氏が高速バスでのアクセスを勧めてくれたおかげで、えらいスピーディーに取り付くことができました。落ち葉が多くて、登りでえらいラッセルを強いられましたが、ずっとピーカンだったので、気分はよかったですね。てっぺんの眺めもいがった! 特に、雪化粧した冬八ツがきれいでした。

ただ、不思議な事件が続発し、変なところで脚をつったり、ストックのネジがバカになりかけたり、S氏の体調がおかしくなりはじめたり、あれこれ思うところが多かった一日でもありました。無事下りられたので何とかなりましたが・・・。

冬靴を新調したんですが、とてもいい感じでした。安くない買い物なので、靴がフィットするのは気分いいですね。

帰りの特急電車でささやかに反省会。S氏持参のウイスキーが腹に浸みました。深謝、深謝であります。

大月市秀麗富嶽十二景(No.4)の滝子山(たきごやま)に行きました。

2021年の初山登り。登りに使ったすみ沢ルートは山を逆にまわりこみます。滝あり、せせらぎあり、優しい尾根道ありの味わい深いトレイルです。今回は山水眠る静かな山行となりましたが四季折々さまざまな姿を見せてくれる道だと思われました。

山頂から絶景を堪能しました(寒かったけど)。富士山は手前に三つ峠山を従え、近すぎず、遠くもなく、いかにも秀麗。いろんな富嶽を見てきましたが、また新しい勇姿に出合えました。目をほかへ移すと、箱根や道志、丹沢、奥多摩、奥秩父、金峰山、八ヶ岳など一望できました。空気が冴え渡ると、眺望にもエッジが効いてきますね。

年末年始の不摂生と、前日のいきなりの運動の営業なのか、いつになく疲れました。同行のMrsaigonさんもなんと足を故障。さらにストックも不調に。そんなこんなであせらずボチボチ行くことに。Mrsaigonさんのケアで、たくさん休憩を取れて、快適なペア山行となりました。

今後は大菩薩嶺方面からの縦走や、山を正面から登るショウショウ尾根か浜立尾根のバリエーションルートにも挑戦してみたいです。

2021年のスタートは滝子山。なにかと心配ごとのある時代ですが、一人でも多くの人にとって、少しでもいい年になりますように。

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