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記録ID: 284456
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

藤原岳 「木和田尾→天狗岩→藤原岳→大貝戸コース」

2013年04月13日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.5km
登り
1,155m
下り
1,171m

コースタイム

6:20 藤原簡易パーキング -
6:30 中電鉄塔巡視路入り口 -
7:55 坂本谷分岐 -
8:35 頭陀ヶ平 8:45 -
9:30 天狗岩 -
10:05 藤原山荘 -
10:20 藤原岳(展望台) 10:45 -
11:00 藤原山荘 -
13:00 大貝戸コース登山口 13:10 -
13:40 藤原簡易パーキング (End)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道306号線沿いの藤原簡易パーキング(無料), トイレあり
※ 登山ポストは見当たらなかった。白瀬峠登山口にはあるようですが、鉄塔巡視路を歩く場合は注意。
コース状況/
危険箇所等
○ 木和田尾(中電鉄塔巡視路)

(〜坂本谷分岐)木和田尾に上がるルートは白瀬峠登山口からと中電鉄塔巡視路があるが、今回は後者を選択。踏み跡もきちんとわかるレベルだし、木や岩に赤マークがたくさん付いていて、不安を感じる箇所はなかった。木和田尾はルート明瞭。(※ 本レコの地図ルートはGPSデータでなく目安なので参照注意)

(坂本谷分岐〜頭陀ヶ平)マーキングが少なくなり、ややルート不明瞭。残雪があったこともあるが、特に、中電の管理小屋?から先は注意。基本的には空を見上げれば高圧電線があるので、それを頼りにすれば問題ないと感じる。

○ 県界稜線(頭陀ヶ平〜藤原岳)
ルートは明瞭。この時期、泥濘がひどく、少々難儀。

○ 大貝戸ルート
よく整備されている。泥濘と岩が滑りやすく注意。登山口の山口休憩所には靴の洗い場あり。なお、聖宝寺ルートは工事のため8月末まで通行止。
国道306号線沿いの藤原簡易パーキングからスタート。よく晴れています。
国道306号線沿いの藤原簡易パーキングからスタート。よく晴れています。
地図には載っていませんが、中電の鉄塔巡視路でアプローチします。入り口に小さな標識があるので、見逃さないように。
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地図には載っていませんが、中電の鉄塔巡視路でアプローチします。入り口に小さな標識があるので、見逃さないように。
登りはじめから杉林の中を急登。踏み跡はそれなりにしっかりしているし、木や石にたくさんマーキングがあり、不安は感じませんでした。
登りはじめから杉林の中を急登。踏み跡はそれなりにしっかりしているし、木や石にたくさんマーキングがあり、不安は感じませんでした。
最初の鉄塔を抜けると、明るい雑木林に変わります。
最初の鉄塔を抜けると、明るい雑木林に変わります。
途中、アセビがたくさんある箇所がありました。でも、咲いている木はやや少なめ。
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途中、アセビがたくさんある箇所がありました。でも、咲いている木はやや少なめ。
木和田尾に乗っかると、稜線が見えました。
木和田尾に乗っかると、稜線が見えました。
木和田尾は開けていて、いい感じの尾根。新緑や紅葉の時期も良いでしょうね。ここまで誰にも会わず静かな山歩き。
木和田尾は開けていて、いい感じの尾根。新緑や紅葉の時期も良いでしょうね。ここまで誰にも会わず静かな山歩き。
坂本谷への分岐。坂本谷ルートは土石流で通行禁止です。ここからは白瀬峠(白船峠)へのルートでなく、頭陀ヶ平への鉄塔巡視路(標識の藤原岳)へ。
坂本谷への分岐。坂本谷ルートは土石流で通行禁止です。ここからは白瀬峠(白船峠)へのルートでなく、頭陀ヶ平への鉄塔巡視路(標識の藤原岳)へ。
雪解けしたばかりと思われる斜面にはバイケイソウ(コバイケイソウ?)の芽がたくさん。
雪解けしたばかりと思われる斜面にはバイケイソウ(コバイケイソウ?)の芽がたくさん。
坂本谷分岐から先はややルートがわかりづらいけど、高圧電線を頼りに行けば問題ないかな? ややルートを外れたようですが、頭陀ヶ平の鉄塔が見えてきました。
坂本谷分岐から先はややルートがわかりづらいけど、高圧電線を頼りに行けば問題ないかな? ややルートを外れたようですが、頭陀ヶ平の鉄塔が見えてきました。
県界稜線からは御池岳が良く見えました。
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県界稜線からは御池岳が良く見えました。
藤原山荘への稜線歩きもいい感じ。雪の残り方を見ると、つい最近、降ったもののようですが? もしかして前日?
藤原山荘への稜線歩きもいい感じ。雪の残り方を見ると、つい最近、降ったもののようですが? もしかして前日?
石灰岩が目立つように。苔の季節なんて良さそうです。
石灰岩が目立つように。苔の季節なんて良さそうです。
天狗岩へ寄り道。
天狗岩へ寄り道。
風もそれほどなく、暖かい陽気でした。
風もそれほどなく、暖かい陽気でした。
これから向かう藤原岳の展望丘。
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これから向かう藤原岳の展望丘。
残雪の中からバイケイソウの芽。
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残雪の中からバイケイソウの芽。
福寿草を探しますが、なかなか咲いていません。こちらはヤマネコノメソウ?
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福寿草を探しますが、なかなか咲いていません。こちらはヤマネコノメソウ?
目を凝らしながら歩いていると、やっと見つけました。お日様を見上げるように咲いていて、可愛らしい。
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目を凝らしながら歩いていると、やっと見つけました。お日様を見上げるように咲いていて、可愛らしい。
山荘が近づくと、カルスト地形特有のカレンフェルト。
山荘が近づくと、カルスト地形特有のカレンフェルト。
カレンフェルトの向こうに藤原岳(展望丘)。
カレンフェルトの向こうに藤原岳(展望丘)。
山荘を過ぎて頂上へ。途中、先ほど行った天狗岩が良く見えました。
山荘を過ぎて頂上へ。途中、先ほど行った天狗岩が良く見えました。
泥んこの道に苦戦しながら、頂上到着。
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泥んこの道に苦戦しながら、頂上到着。
山頂からの眺望。初見の鈴鹿山脈。どの山が見えているのか、さっぱりわかりません(苦笑)竜ヶ岳?
山頂からの眺望。初見の鈴鹿山脈。どの山が見えているのか、さっぱりわかりません(苦笑)竜ヶ岳?
御池岳方面
下山します。穏やかな曲線を描く広い山頂部。
下山します。穏やかな曲線を描く広い山頂部。
山荘を過ぎると、たくさん咲いていました。
山荘を過ぎると、たくさん咲いていました。
空に向かって。
唄うように。
寄り添って。
下界を見下ろしながら下ります。
下界を見下ろしながら下ります。
こちらはなんだかスマート。
こちらはなんだかスマート。
まだまだ福寿草。
まだまだ福寿草。
仲良く並んで。
みんなで背伸び。
みんなで背伸び。
ちょっと恥ずかしがり屋さん。
ちょっと恥ずかしがり屋さん。
もっと大きく広げよう。
もっと大きく広げよう。
夢のような花園です。
夢のような花園です。
楽しみにしていた福寿草を満喫できました。
楽しみにしていた福寿草を満喫できました。
聖宝寺ルートは今年の8月末まで通行止です。
聖宝寺ルートは今年の8月末まで通行止です。
この花は?
大貝戸登山口に到着。お疲れ様でした、と言いたいところですが、簡易パーキングまでおよそ2kmの車道歩き…
大貝戸登山口に到着。お疲れ様でした、と言いたいところですが、簡易パーキングまでおよそ2kmの車道歩き…
車道脇に咲いていたツルニチニチソウ。
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車道脇に咲いていたツルニチニチソウ。

感想

単身赴任で愛知県に引っ越してきました。今回は初見の鈴鹿山脈。福寿草を目当てに藤原岳に登りました。皆さんのレコからメインルートの大貝戸道の上部にたくさん咲いていることは知っていましたが、人が多そうなので、山と高原地図では破線ですが、木和田尾(尾根でないの?)から登ることにしました。これから県界稜線に出て、天狗岩へ。このあたりの福寿草に期待です。

車を306号線沿いの藤原簡易パーキングに止めてスタート。最初は白瀬峠登山口から木和田尾に上がろうと思っていましたが、調べるとやや荒れているようなので、中電の鉄塔巡視路を使いました。踏み跡もそれなりにしっかり付いているし、マーキングが多いので、不安を感じることなく歩けました。

木和田尾は明るくて気持ちのいい尾根道。アセビや芽吹き始めた木々を見ながら坂本谷の分岐へ。坂本谷は土石流で通行止です。この先は白瀬峠(白船峠)を経由せず、頭陀ヶ平へ。このルートは残雪の影響もあるかも知れませんが、マークも少なくルートがやや不明瞭で注意が必要です。

鉄塔のところで県界稜線に出て、天狗岩へ。薄っすらと雪があり、つい最近、降ったようでした。木の影部分だけに残っていたりしたので、もしかして前日に降ったのかな? ここで、この日初めて人に会い、福寿草はどうだったか尋ねると、天狗岩のあたりは全然咲いていないとのこと…。大貝戸道はまだたくさん咲いているそうで、そちらを楽しみにすることにしまいした。(天狗岩あたりにも少しだけ咲いてていたので、これからですかね?)

天狗岩に寄り道して展望を楽しみ、藤原山荘に向かうと、カルスト地形特有のカレンフェルトの風景が広がってきました。草原に白い石灰岩が点在する風景はちょっと不思議な世界。

山荘を過ぎて、泥んこと格闘しながら山頂(展望台)を目指します。頂上からはやや霞んでいますが、なかなかの眺望。初見の鈴鹿山脈。どの山だかさっぱりわかりませんが(苦笑)

早めの昼食後、下山を開始。山荘を過ぎて大貝戸道に入ると、すぐにたくさんの福寿草が。しっかり群生していました。春の陽射しを浴びて、黄色い花が光輝いていました。少し歩いては写真を撮り、なかなか進みませんが、楽しみにしていたので。色んな表情の福寿草を見ることができて、幸せな時間でした。

下りは泥濘と滑りやすい岩で、最後は結構疲れました。登山口まで降りて小休憩と靴洗いをして、あとは簡易パーキングまでおよそ2kmの車道歩き。疲れたけど、充実感のある山歩きでした。

※ ブログもぜひ↓
http://blog.livedoor.jp/o_chiku/archives/31439051.html

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