荷田子より臼杵山・市道山・刈寄山を経て今熊へ(戸倉三山)
- GPS
- 06:37
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,357m
- 下り
- 1,357m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 6:35
7:06 荷田子峠
7:36 茱萸御前
7:42 茱萸ノ木山
8:27 臼杵神社
8:27 荷田子分岐
8:32 臼杵山
8:56 石津窪山
9:40 市道山
10:27 栗ノ木沢ノ頭
10:44 弾左衛門ノ峰−新多摩線81号鉄塔分岐
10:47 弾左衛門ノ峰
10:53 鳥切場
11:04 津地尾山
11:17 入山峠
11:34 刈寄山
11:57 豆佐嵐山
12:04 610m圏峰
12:16 独標523m
12:32 今熊山
12:53 今熊神社下社
13:05 川口川 上流端
13:10 今熊山登山口バス停
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・道標はふんだんで迷うところはありません。 ・凍結・積雪箇所はありませんでした。 |
写真
感想
只一人の乗客だった数馬行きのバスを荷田子で降りると、鹿らしい細長い鳴き声が目の前の山から聞こえた。漸く朝の明るさが見えた頃に、杉林の山腹を登り始めた。冬の朝は身体がなかなかほぐれない。ほぼコースタイム通りで荷田子峠に着いた。
それなりに長いコースで、鈍った身体が最後まで持つか分からない。単調な杉林、右手は集落の音、左手の鉱山からは発動機のような連続音を聞きつつ、ただ登った。基本的に西南西に伸びる尾根を辿るが、目立った小突起には大抵巻き道があった。良く踏まれていて、凍結もない。茱萸御前より手前で動物が落ち葉の上を歩くのを暫く聞いたが、何かは分からなかった。
何一つまともに説明しない、対話しない、会見すら開かない政府が「緊急事態宣言」だと言っても、到底受け止められない。ただ、今病院に行っても診療拒否される可能性は高く、必然性の低い怪我で行くのは避けるべきだ。単独でハイキングしても罹患する可能性は低いが、行き帰りの電車は危険がある。そこで、
・始発に乗る
・バリエーションルートは避ける
・一般登山道でも人の少ないコースを選ぶ
・午後の早いうちに帰る
という基準で今回は戸倉三山を選んだ。奥多摩でも著名な山域だと思うが、好天の翌日に行った結果、山中で出会ったのは10名程度だった。登り返しがきつく、夏場は死ぬと5chで話題になっていたのも選んだ理由のひとつだ。
臼杵山の神社で予定より13分短縮。まずまずだ。その後、山に入って初めての人に会う。市道山までは「これでもか」という程に標高を下げる。その分また登るので、「もうそんなに降りんでも」という思いはあったが、思った程ではなく市道山に着いた。
出会う人が増えてきた。一方この山には猿が多いと聞いたが、全く会わない。鳥切場までは小規模なアップダウンが続いて楽しい。ただひたすら後ろから熊鈴が聞こえて、(勿論そんなつもりはないだろうが)煽られるように急ぎ、オーバーペースになってしまった。
鳥切場から入山峠へはいくつかの小突起を越えるが、巻き道もある。麓に近いからか複数の道があり、迷いやすそうだった。曇なのでコンパスを出す。
予定より大幅に早く刈寄山に着いた。カップヌードルと白飯で昼食のつもりだったが、大して空腹ではない。迷った末に降りてから旨いものをと考え、今熊山へ進んだ。実際には歩きながら昼食の事を考えていたが。刈寄山山頂を降りたところで、栗鼠か鼠が足元を横切った。
今熊山まではずっと右側に鉱山が見える。ばててペースを落して今熊神社のある今熊山に到着。ハイキング姿の高齢者10名程が卓を囲んで昼食している等、これまでの道とは段違いに人が増えた。眺めの良いところだったが、さっさと降りてバス停へ向かった。八王子駅へのバスは多くて10名程度、そこからの京王線も一車両に数名と、心配無く帰る事ができた。
寒い冬で負担が少なかった事も大きいが、それ程登り返しが辛いとは思わなかった。先月行った道志山塊の方がしんどい。今度は反対方向で登ってみよう。最後に瀬音の湯があるのが魅力的だ。
コロナ禍における登山。悪くない実践だったと思う。皆さんも接触に気をつけて、新しい時代の登山を模索して下さい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する