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Yamareco

記録ID: 2872068
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山滑走
氷ノ山

氷ノ山東尾根 拡大版

2021年01月20日(水) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 兵庫県 鳥取県
 - 拍手
GPS
09:34
距離
16.3km
登り
1,286m
下り
1,278m

コースタイム

日帰り
山行
8:56
休憩
0:43
合計
9:39
4:41
10
小路頃 チェーン着脱場
4:51
0:00
82
出合 稲荷神社
6:13
0:00
107
△591.5
8:00
0:00
32
山麓スキー場跡
8:32
8:38
34
9:12
9:18
137
11:35
11:54
31
12:25
12:34
14
12:48
12:51
17
13:08
0:00
47
山麓スキー場跡
13:55
0:00
25
△591.5
14:20
ゴール地点
04:41 330m 小路頃 チェーン着脱場
04:51 310m 出合 稲荷神社
06:13 591.5m△
08:00 840m 山麓スキー場跡[10]
08:32 840m まど登山口[6]
09:12 988m 東尾根避難小屋[6]
11:35 1509.8m 山頂
11:54発
12:25 988m 東尾根避難小屋[9]
12:48 840m まど登山口[3]
13:08 840m 山麓スキー場跡[5]
13:55 591.5m△
14:20 330m 駐車地
※[ ]:休憩(分)
天候 晴|曇
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八鹿氷ノ山IC→国道9号→県道87号
小路頃(おじころ)のチェーン着脱場に駐車させてもらう(広い&トイレ有)
コース状況/
危険箇所等
尾根筋は基本的に危険箇所なし
北斜面の巻きは一部硬くて緊張、クトー装着せず
標高400m辺りから根雪不足で滑走困難
その他周辺情報 平時なら温泉やら道の駅やらゆっくり寄り道したいところ
△591.5手前で初の人工物
ケーブル埋設標柱
△591.5手前で初の人工物
ケーブル埋設標柱
シカの寝床がそこかしこに
前日から雪の中じっと耐えていたのかも
シカの寝床がそこかしこに
前日から雪の中じっと耐えていたのかも
742P下
等高線が緩い所は大体いい感じの疎林
742P下
等高線が緩い所は大体いい感じの疎林
鉢伏山展望所
旧氷ノ山山麓スキー場着
1
旧氷ノ山山麓スキー場着
まど登山口
細尾根は雪が薄い
細尾根は雪が薄い
東尾根避難小屋
国際スキー場からの踏跡が
東尾根避難小屋
国際スキー場からの踏跡が
避難小屋過ぎの難関
撮り方が悪くて壁感が伝わらない
避難小屋過ぎの難関
撮り方が悪くて壁感が伝わらない
お花の時期にも来てみたい
お花の時期にも来てみたい
一の谷の霧氷が見事
早くも下山中の先行者さんとすれ違い
3
一の谷の霧氷が見事
早くも下山中の先行者さんとすれ違い
急登を過ぎて東尾根振り返り
1
急登を過ぎて東尾根振り返り
古い標識
スキー的には微妙な東尾根
上部の美林を見るとまた来たくなってしまう
1
スキー的には微妙な東尾根
上部の美林を見るとまた来たくなってしまう
右も左も美しい
ひたすら目の保養
1
ひたすら目の保養
東尾根北面はどこも急峻
ネジレ谷以外は怖くて入れない
1
東尾根北面はどこも急峻
ネジレ谷以外は怖くて入れない
今年もモンスター見習い止まりか
十分立派
今年もモンスター見習い止まりか
十分立派
長かった
標柱には大きなエビの尻尾
2
標柱には大きなエビの尻尾
扇ノ山もご無沙汰
1
扇ノ山もご無沙汰
三ノ丸から続々登山者が
1
三ノ丸から続々登山者が
雲海へ向かって下山
雲海へ向かって下山
気持ちいい
まど登山口からしばし微上り坂
まど登山口からしばし微上り坂
スキー場跡から先も長い
1
スキー場跡から先も長い
蘇武岳展望所
巻きは重要
帰りにものを言う
巻きは重要
帰りにものを言う
△591.5から近道敢行
上半分は快適
△591.5から近道敢行
上半分は快適
案の定雪が割れてきてはらはら
案の定雪が割れてきてはらはら
車が見えて安堵
脱出地点
森から抜け出た所は擁壁の真上
向かって右に出たが左のほうが近かった
森から抜け出た所は擁壁の真上
向かって右に出たが左のほうが近かった
これが氷ノ山東尾根の末端
八木川・出合川合流点
これが氷ノ山東尾根の末端
八木川・出合川合流点

装備

個人装備
ビーコン スコップ ゾンデ 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ ツェルト テーピングテープ 板 K2 Pon2oon 159cm(153-128-118)<br />金具 TLT RADICAL FT<br />靴 DYNAFIT ZZERO3 C-TF

感想

氷ノ山東尾根は積雪期の兵庫側大定番、起点は氷ノ山国際スキー場。17.3.12に山麓スキー場跡から登ってネジレ谷を滑ってみたらなかなか充実の内容になり、その後どうせなら本当の末端から取り付いてフルサイズ版で辿ってみたい欲がわく。東尾根末端に位置する出合地区の標高は310m、山頂までちょうど1,200m。どこまでをその山の尾根なり山体とみなすか明確な定義はし難いが、山頂から直に伸びる主尾根としては最も低い場所まで到達していると言ってよさそう。

起点の標高のなさゆえ全面スキー歩行&滑走可となるにはそれなりの寒波が必要、昨季のような暖冬なら話にならない。今季は順調に積もり眈々と機会を伺っていたら、奇跡的に仕事の予定がずれて好条件の日に休めることに。緊急事態下にいかがなものかと悩みつつこれを逃せば二度と行けぬものと思えと自らに言い聞かせ、家に謝り倒して決行。

尾根取付は稲荷神社、付近に駐車できそうな場所はなく約1km先の小路頃(おじころ)のチェーン着脱場から出発。お参りを済ませ一段下の運動場のような広場に下りてスキー装着、しばらく墓地兼段々畑を進む。一度だけ板を脱いだが後は歩行に支障なし、ただ滑降にはまあまあ厳しい。雑木林の尾根筋は一応道らしくなっていて下草もなく快適、幸先良し。シカが根こそぎ食べて維持しているのかもしれない、一帯はシカだらけ。標高500m辺りまで来れば積雪十分、この先ラッセルは深くても脛まで程度。

△591.5からは帰りのために出来る限り巻きを意識、山麓スキー場跡まで約3kmあるのに標高差たった250mという緩緩ぶり。北斜面の一部で植林を横切る以外はいい感じの雑木林、思いのほか当たりで嬉しい。スキー歩行開始から3時間弱かかって山麓スキー場跡着、この先は踏破済みなので淡々と進むだけ。まど登山口までは平坦で長いクロカン区間。

東尾根避難小屋で国際スキー場からのスノーシュー跡と合流。小屋の先の壁は雪たっぷり、モンキー登りを駆使して無事スキー突破。安心したらさらなる難関、雪の薄い木の根階段登場。これも辛うじて突破、やはり東尾根はスキーヤーに手厳しい(素直に板を脱げばいいだけの話)。

一の谷の急登をこなせば山頂まで緩やかな霧氷の花道、ただ出発から既に6時間しっかり疲れが出てよれよれ。相変わらず左股関節が痛い、歩きながら検証しないと。

すっかり晴れて雪が心配、山頂の絶景堪能はそこそこにさっさと下山。一の谷の急登から先はいい具合に雲がかかり雪質維持。山麓スキー場跡で一息ついて後半戦開始、なるべく北斜面を巻いたのが奏功してまずまずパウダー。数度の登りは全てシールなしでこなせる程度。
△591.5から先往路はまともに滑れないと判断、博打で直に駐車地点に向かって近道。前半はかなり快適で大当たり、後半は当然雪不足で修行系だがスキーを脱がずに済む許容範囲。それでも下に道路が見えたときは安堵。

帰りに八木川・出合川合流点から尾根を見上げて余韻に浸り、念願叶って大満足。

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