ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2875073
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東北

和賀山塊 青シカ山

2021年01月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:55
距離
13.0km
登り
1,069m
下り
1,053m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:15
休憩
0:40
合計
7:55
距離 13.0km 登り 1,069m 下り 1,069m
7:16
258
スタート地点
11:34
12:13
104
13:57
13:58
73
15:11
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
川口温泉(奥羽山荘)そばの林道入口に駐車。
コース状況/
危険箇所等
雪山バリエーションです。青シカ山に登山道はありません。
スノーシューを着けて出発。
2021年01月23日 07:17撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4
1/23 7:17
スノーシューを着けて出発。
川口渓谷の林道を進む。
2021年01月23日 07:52撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
1/23 7:52
川口渓谷の林道を進む。
炭焼沢の左岸から尾根に取り付く。
2021年01月23日 08:06撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
1/23 8:06
炭焼沢の左岸から尾根に取り付く。
杉が植林された急斜面を登る。
2021年01月23日 08:18撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
1/23 8:18
杉が植林された急斜面を登る。
標高450〜500mの急斜面。
2021年01月23日 08:54撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4
1/23 8:54
標高450〜500mの急斜面。
沢の上流部で対岸に渡る。作業道が伸びている。
2021年01月23日 09:05撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
1/23 9:05
沢の上流部で対岸に渡る。作業道が伸びている。
大台への夏道がある尾根に乗る。
2021年01月23日 09:22撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
1/23 9:22
大台への夏道がある尾根に乗る。
程良い斜度の登り。
2021年01月23日 09:31撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
1/23 9:31
程良い斜度の登り。
風鞍から大台へ伸びる尾根上に立った。
2021年01月23日 10:00撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
1/23 10:00
風鞍から大台へ伸びる尾根上に立った。
ブナ林の尾根を行く。
2021年01月23日 10:20撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
1/23 10:20
ブナ林の尾根を行く。
尾根がやや細くなった。
2021年01月23日 10:42撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
1/23 10:42
尾根がやや細くなった。
右手に真昼岳が見える。
2021年01月23日 10:45撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7
1/23 10:45
右手に真昼岳が見える。
P906付近から目指す青シカ山が見えた。
2021年01月23日 11:07撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6
1/23 11:07
P906付近から目指す青シカ山が見えた。
白い世界を登っていく。
2021年01月23日 11:24撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
8
1/23 11:24
白い世界を登っていく。
ようやく青シカ山に登りついた。
2021年01月23日 11:34撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
8
1/23 11:34
ようやく青シカ山に登りついた。
青シカ山からの眺望。小滝山と白岩岳。
2021年01月23日 11:35撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
10
1/23 11:35
青シカ山からの眺望。小滝山と白岩岳。
和賀岳もきれいに。
2021年01月23日 11:35撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
9
1/23 11:35
和賀岳もきれいに。
県境稜線、鹿ノ子山(左)方向。
2021年01月23日 11:36撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
1/23 11:36
県境稜線、鹿ノ子山(左)方向。
真昼岳と左脇に女神山。
2021年01月23日 11:36撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
8
1/23 11:36
真昼岳と左脇に女神山。
和賀岳〜風鞍の県境稜線。その奥には高下岳や根菅岳。
2021年01月23日 11:59撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
11
1/23 11:59
和賀岳〜風鞍の県境稜線。その奥には高下岳や根菅岳。
青シカ山から風鞍へ向けて伸びる尾根。
2021年01月23日 12:00撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
1/23 12:00
青シカ山から風鞍へ向けて伸びる尾根。
県境稜線上の南風鞍。
2021年01月23日 12:00撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
1/23 12:00
県境稜線上の南風鞍。
遠く太平山。
2021年01月23日 12:00撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
1/23 12:00
遠く太平山。
登ってきた尾根の方向。右に大台。
2021年01月23日 12:12撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
1/23 12:12
登ってきた尾根の方向。右に大台。
来た尾根を戻る。
2021年01月23日 12:19撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
1/23 12:19
来た尾根を戻る。
アーチとなったブナ林を行く。
2021年01月23日 12:35撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7
1/23 12:35
アーチとなったブナ林を行く。
樹林の間から和賀岳が見える。
2021年01月23日 13:15撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
8
1/23 13:15
樹林の間から和賀岳が見える。
大台へ向かう。この辺はブナの二次林のようだ。
2021年01月23日 13:17撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
1/23 13:17
大台へ向かう。この辺はブナの二次林のようだ。
大台山頂手前からの和賀岳。右には甲山。右手前の黒い山は黒森山。
2021年01月23日 13:46撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
1/23 13:46
大台山頂手前からの和賀岳。右には甲山。右手前の黒い山は黒森山。
左から中ノ沢岳〜風鞍〜青シカ山。
2021年01月23日 13:46撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
1/23 13:46
左から中ノ沢岳〜風鞍〜青シカ山。
平坦な大台山頂部。
2021年01月23日 13:56撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4
1/23 13:56
平坦な大台山頂部。
西側には仙北平野が広がる。
2021年01月23日 14:01撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
1/23 14:01
西側には仙北平野が広がる。
下山は南西に伸びる尾根へ。
2021年01月23日 14:02撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
1/23 14:02
下山は南西に伸びる尾根へ。
尾根が微妙に変化する箇所。
2021年01月23日 14:31撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
1/23 14:31
尾根が微妙に変化する箇所。
最後は所々で作業道に分断されつつ急斜面を下る。
2021年01月23日 15:05撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
1/23 15:05
最後は所々で作業道に分断されつつ急斜面を下る。
車を置いた所に下山。
2021年01月23日 15:12撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4
1/23 15:12
車を置いた所に下山。
撮影機器:

感想

青シカ山(987m)は、和賀岳と真昼岳の間の秋田・岩手県境稜線上に立つ風鞍(1,023m)から西に伸びる尾根上のピーク。その尾根をさらに西に辿ると、山麓にスキー場がある大台(814.2m)がある。風鞍や大台へは登山道があるが、青シカ山には無い。雪のある時期にいつか登ってみたい山の一つだった。

川口温泉そばの林道入口に車を置き、スノーシューを着けて歩き出す。数日前に雨が降って、その後朝の冷え込みがあり、沈み込みは5〜10cm、比較的歩き易い。炭焼沢の左岸から急な杉林の尾根に取り付く。令和元年の夏にこの地でトレラン大会が開かれ、その後この川口渓谷入口から大台山頂近くまで登ったことがあった。沢の上流部を横切って夏道のある尾根に乗るといった微妙な所は、その時の感覚が役立った。

尾根に取り付く最初の急斜面と、沢の上流部に上がる手前の急斜面が、今回の核心部と言えるかもしれない。その他はスノーシュー向きのほど良い尾根が青シカ山まで続く。予想通り、雪を付けたブナ林がいい雰囲気だ。

P906を過ぎてようやく青シカ山が見えた時は、山頂部まで樹林に覆われた姿に少しガッカリもした。それまで樹林の隙間から和賀岳や真昼岳が見えることがあったが、やっぱり広々とした展望を期待していたのだ。

青シカ山へ一歩一歩登る。霧氷に覆われた樹林の間をすり抜けて山頂に立つと、目の前には遮るものの無い真っ白い展望が広がった。山頂部だけは360度の展望が得られる山だったのだ。

風が無く日のあたる山頂で休憩。隣の風鞍への稜線は魅力的だったが、体力的にはもう厳しいので諦める。帰りは尾根を戻り、そのまま大台へ向かう。山頂では麓のスキー場から音楽が流れてくる。大台からの下山では読図を繰り返し、伐採地の作業道に惑わされながらも、駐車地点にほぼ最短で辿りついた。

3ヵ月ぶりの山、2シーズンぶりの雪山で、体力的にはとてもきつかったが、和賀岳や県境稜線の山々の1月の姿を眺めることができたのは幸運だった。今冬は県南部は大雪である。しかしここ数日、1月下旬とは思えないような好天が続いている。案外、春の訪れは早いのかもしれない。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1000人

コメント

雪山讃歌
雪に埋もれた山は素晴らしいですね。景色とルートが無雪期とがらりと変わる別世界。写真と記述を見て、ムズムズしてきました。足跡のない尾根、ウーッ❗️
2021/1/25 9:37
Re: 雪山讃歌
ken13さん、コメントありがとうございます。
ブナ林が残された、期待通りの尾根でした。白い静かな世界を歩くのは、うまく表現できませんが、心が浄化されるような感じがしますね。身体はきつかったですが。
雪は生活者にとって困ったものではあります。でも大きな恵みをくれるものでもありますね。
2021/1/25 18:06
kamadamワールド✨✨
毎度のことながら
kamadamさんのレコ写真は一枚一枚がステキすぎです。
kamadamワールド満喫です。shine

和賀岳、真昼岳、女神岳、大平山などkamadamさんにプロデュースしていただいた思い出の山に会うこともできました。
また行きたあなあ。happy01

今年の秋田や山形の積雪量、ニュースですごいと聞いています。
日々生活ではご苦労も例年以上と想像しますが、
苦労させられた分、雪山登山で雪からのお礼もたっぷりともらわないとですね。
2021/1/25 20:25
Re: kamadamワールド✨✨
nyororoさん、こんばんは。
そうですね、nyororoさんが登られた山々でしたね。他には白岩岳も。
青シカ山は県境稜線からは少し離れた西側にあって、なかなか眺望に優れた山でした。

大雪はありましたが、ここ数日は3月のような陽気です。もしかすると、消えるのが早いのかも。

雪は1・2か月で消えて必ず春が来ます。首都圏の病院ひっ迫が落ち着いて、安心して暮らせる日が来ますように。
2021/1/25 22:29
白銀の世界
kamadamさん、こんにちは

今回も素晴らしいルートを歩かれましたね。
霧氷に包まれた白銀の世界、寒冷の雪山歩きは残雪期とは趣きの違う異世界ですから楽しいですよね。
ただルーファンミスのリカバリーは残雪期より厳しくなるケースもあるので、貴兄の様に読図力が無ければ安易な挑戦は出来ません。

久し振りに冬の頭の新雪トレを拝見し、なぜか昔のBCスキーを懐かしく思い出してしまいました。(笑)
2021/1/25 23:15
Re: 白銀の世界
tonkaraさん、コメントありがとうございます。

白銀の世界はまさに異世界ですね。自宅周辺の里山は杉林がほとんどなので、久しぶりに雪を付けたブナ林の美しさに包まれて幸いでした。
秋田は今日も上天気で、朝方の冷え込みで霧氷がきれいでしたよ。
今回、ルート判断はそれほど難しくはありません。下山時も川口温泉が時折下に見えていました。

tonkaraさんがBCスキーをされていたというのは、今のようにブームになる前のことですね。ぜひそのころの過去レコを拝見したいものです。
大台と風鞍をつなぐ尾根はスキーもいいと思います。確か風鞍は宿題の一つだったかと思いますが、スキーでいかがですか。
2021/1/26 17:30
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら