二口山塊 瀬ノ原山「山形神室を目指すもガスって心折れる」

2021年01月24日(日) [日帰り]

• GPS: 05:33
• 距離: 9.7km
• 登り: 824m
• 下り: 829m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:16
• 休憩: 0:18
• 合計: 5:34

距離 9.7km 登り 831m 下り 829m

7:15 スタート地点
8:15 8:25 662P
10:17 10:21 瀬ノ原山
10:29 10:33 撤退地点
10:40 瀬ノ原山
12:49 ゴール地点

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

高沢地区の山形コミュニティバス 高沢バス停に駐車させてもらいました。

コース状況／危険箇所等

高沢馬形林道はスノーモービルのトレースあり。
歩き始めて少ししてスノーシューを履く、尾根の取り付きまでは林道歩き。
瀬ノ原山へのルートは大きく2つ、どっちも尾根の取り付きから急登のようだが、今回は近い方の尾根から取り付いた。
藪はそれほど酷くはなく少し鬱陶しい程度。最近雪があまり降雪がないお陰がラッセルはなかった。
標高750〜850m辺り。隣の尾根に合流する斜面のトラバース、急登に加えデブリもあり、このトラバースが一番緊張した。尾根に合流するも急登は続く、さらには雪がまだしっかりと締まっておらず空洞が多い、何度か踏み抜くことがあった。
急登を登り終えると、傾斜は緩み緩やかな登りになりここでようやく一息つける。
右手にシラビソの樹、左はブナの間を進んで行くと瀬ノ原山のピーク、山頂は特に何もなくピンクテープがついているだけのものだった。ガスガスで全く展望はなし。
下山は一般的に使われている尾根を使用した。

急坂からアイゼンに換装、尾根を通しで下って行ったが最後、林道へ降りようとしたら崖になっており降りられず、雪が付いた斜面を見つけるまでしばらく右往左往することになった。
※本当は最後に北ヘ続く支尾根に降りるのが正解の様なのでお間違えの無いように。

写真

1/24 7:16

高沢バス停から出発

1/24 7:17

高沢馬形林道を進みます
スノーモービルのトレースが続いており、歩きやすかった

1/24 7:47

取り付く尾根は2つあるようだが、今回は手前の尾根から取り付いた

1/24 7:51

登り始めから急登が始まる
藪は濃くないが鬱陶しいことには変わりない

1/24 8:21

細尾根になり目の前には見るからに急そうな斜面が見える

1/24 8:32

尾根上にはピンクテープもあった

1/24 9:08

急斜面のトラバースを経て隣の尾根と合流する
このトラバース、急斜面に加えてデブリもあり慎重を要した。

1/24 9:27

急登は続く、斜面は雪の下に空洞が多く何度か雪を踏み抜く場面もあった。

1/24 9:56

急登が終わり傾斜が緩み、一安心

1/24 10:05

右手にシラビソのツリー
左にブナの間を進む

1/24 10:20

瀬ノ原山(1181.9m)
GPSを見るとこの辺りが山頂の様だ

1/24 10:20

山頂はピンクテープがあるくらい
ガスガスで何も見えず…
本当は山形神室まで行く予定だったがガスでなにも見えそうになかったので心が折れた。

1/24 10:47

この標高では樹氷にはならないのか

1/24 11:11

1000m付近まで下って急坂前にスノーシューからアイゼンへ換装

1/24 11:20

この傾斜ではスノーシューは全くの無意味

1/24 11:40

ガスは上部だけで麓はガスが掛かっていないようだ

1/24 11:47

二口山塊の盟主、大東岳も山頂部にガスが取れない

1/24 12:05

下山は別の尾根を下っていたのだが、どうやら降りる支尾根を間違ったようで、最後の林道へ降りる所が崖になっている所に出てしまい降りる場所探すのに右往左往、こうなるような気がしていたんだよなぁ、直前までロープ持って行くか迷って結局持ってなかったらこれだよ…

1/24 12:17

イエローフォール？？

1/24 12:35

カーブミラーがあるとつい撮ってしまうよね

1/24 12:46

青空は見えるようになったが今日は稜線のガスが取れそうになかったか。
また瀬ノ原山経由山形神室周回リベンジします！

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

ソフトシェル アイゼン スノーシュー ピッケル ストック

感想

manimani

　前々から行きたかった瀬ノ原山
無雪期は酷い藪漕ぎが強いられるのでほぼほぼ積雪期限定の山だろう。
この日は瀬ノ原山から県境稜線に出て山形神室へ山形神室から北西のなだらかな斜面を下り林道へ下る周回ルートを狙っていた。
　林道の取り付きから急登が始まった、ラッセルもなく藪はそれほど酷くはないので
順調に高度を上げて行くことができた。750〜850m付近の隣の尾根を合流するためにトラバースする箇所がなかなか苦労した、傾斜が強くトラバースするのにも緊張を強いられた。デブリもみられ雪崩の可能性もあるようだ。
しばらくの急登を耐えると傾斜は緩みしばらく進むと瀬ノ原山山頂だった。
山頂は特に何もなく寂しい、ガスガスで辺りは何も見えず、このまま山形神室まで行ったとしても”なんだかなぁ”となるんだよな。
うん、今日はもういいや、また天気が良い日にやり直しにしよう。

コメント

shinonshinon

皆さんそれぞれ楽しんでますね??
自分も4年前位に登りましたよ、瀬ノ原山。かなり急だった記憶が。山頂付近のオオシラビソ？あれは、誰かが植えたらしいです。85歳のおじいちゃんから聞きました。
自分は来週復帰かなぁ😅

manimani

Re: 皆さんそれぞれ楽しんでますね??
シノンさんも登られておりましたか。
あの急登は中々の物でした、スノーシューで無理やり登りましたが、今思えばアイゼンで登っておけばもっと楽だったのかもしれません
あのシラビソって植えた物だったの ！？

mooree

そこからかー
以前にチラッと山形神室を狙ってるルートがあるって言ってたけど、場所を聞いてもいまいちピンとこなかったけど、ここだったんだね。
ダイレクトとは違う、山形県民ならではという感じで全然思いもつかなかったよ。

この日は天気も悪くて残念だったけど、いい下見になったでしょう。
次回はこの、瀬ノ原ルート？からの山形神室登頂のレコを楽しみに待っとります👍

manimani

Re: そこからかー
山形神室も定番ルートは流石に飽きてしまったので、違うルートを考えていてこのルートを狙ってみたのですが…
ラッセルもなく歩くには好条件だったのかもしれませんが、何も見えないと思うとどうにもテンションが上がらず結局ピストンになってしまいました。
山形神室ダイレクトもいかなくちゃね！

chicken_man

地元ならでは？
宮城県から見てるとなかなかこういうルートは気がつかないです。山形の冬は楽しいとこだらけで最高です。

manimani

Re: 地元ならでは？
何度も通っている山形神室ですが、このルートで歩くチャンスが中々なくていました。
過去のレコを見ると3月辺りから歩かれているようで、1月に行けるものかと不安に思っていましたが、行って見ると何とかなるものですね。
山形側から登るルートも地図を見ると色々考えられそうでワクワクします