燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳（小屋2泊）

2008年09月13日(土) ~ 2008年09月15日(月)

• GPS: 23:30
• 距離: 31.9km
• 登り: 2,735m
• 下り: 2,676m

コースタイム

・アプローチ
新宿＝(ムーンライト信州81号)＝穂高駅＝（バス）＝中房温泉6:00

9/13　中房温泉6:20―第1ベンチ6:55―7:25第2ベンチ7:30―8:00第3ベンチ8:05―9:05合戦小屋9:15―10:10燕山荘10:45―11:10【燕岳】11:10―11:40燕山荘11:50―大下りの頭12:35―14:05切通岩分岐14:15―14:45大天荘（泊）
9/14　大天荘6:00―6:50東天井岳の肩7:00―8:30常念小屋9:00―10:20【常念岳】11:00―13:15標高2592ピーク13:25―14:25蝶槍14:35―横尾分岐14:50―15:15蝶ヶ岳ヒュッテ(泊)
9/15　蝶ヶ岳ヒュッテ6:20―【蝶ヶ岳山頂】―7:15長塀山7:25―8:55二千�段�9:00―9:55徳沢10:15―11:05明神11:10―12:10上高地バスターミナル

天候

9/13　雨時々止む
9/14　曇りのち晴れ
9/15　曇り。明け方のみ晴れ

コース状況／危険箇所等

9/13
【燕山荘〜切通岩】
やはり大下りからの登り返しがキツく感じました。まだまだ修行が足りません。
今回は喜作レリーフを見つける余裕があったが，それは小雨で気温が低く，体力の消耗が少なかったから。切り通し岩手前の稜線は，去年はいた猿の群れは見当たらず。
【切通岩〜大天荘】
約200mの登りとわかって歩けば，意外とたいしたことがないかも。今回は天気が悪く展望が望めなかったので，大天井岳の山頂はパス。
【大天荘】
なんというか，超満員。去年の夏ガラガラだったのはなんだったんだ。。。

9/14
【大天荘〜常念小屋】
東天井岳付近の稜線，昨年はいた猿の群れは見当たらず。終始展望のよい稜線歩きで天気がよければ気分最高。横通岳を過ぎて，常念小屋の屋根が見えてから，常念小屋まで20〜30分かかると知っていれば，あの下りは疲れませんｗ
【常念岳】
登り下りとも苦しかったです。常念小屋〜常念岳はどう考えても標準60分のコースではない＞昭●社さま
【最低鞍部〜蝶槍】
2512mピークの手前から樹林帯に入ります。2512mと次の2592mピークの間の鞍部になぜか，東方向に伸びる踏み跡があります。先行の2名がそこに入りかけていたので，一応注意。
2592mピークは南側のみ展望があり，蝶槍が見えますが，ここから下って，蝶槍まで登り返すことを考えたときはぞっとしました。（実際はここから1時間で蝶槍につく）
蝶槍への最後ののぼりの途中で再び森林限界を超える。
蝶槍は西側に巻き道がある・・・と聞いたような気がしたが，巻き道を探すのが面倒になって，仕方なく直登。
【蝶槍〜蝶ヶ岳ヒュッテ】
この区間は緩やかな登降があるものの，展望のよい爽快な稜線歩きとなります。ガスったときは怖いかも？
【蝶ヶ岳ヒュッテ】
なんかテンションがおかしいです？

9/15
【長塀尾根の下り】
合戦尾根のような良く整備された登山道を期待していたら，大間違いでした。ひたすらツライだけの下りです。
途中の「2000m平」が最後の休憩適地ですが，広いだけでベンチもなにもなし。。。
最下部のほうは，いろいろな踏み跡が入り乱れて，ほとんどアミダクジ状態でした。。。

★下山後の温泉
上高地からのシャトルバスを終点の「沢渡大橋」で下車して，目の前の「梓湖畔の湯」（入浴料700円）。個人営業のこじんまりしたお風呂です。10人ほどの団体がくると一杯になってしまいます；；
「沢渡大橋｣で途中下車する場合，「上高地→沢渡(1000円)」「沢渡大橋→新島々（1050円）」で直通の場合より割高になります。しかも，バスが満席の場合途中のバス停からは乗れないこともあるらしいので注意。（その場合次のバスは40分後）

写真

9/13 10:08

9/13　朝から生憎の雨だったが，燕山荘についたときには一旦止み，燕岳が時々顔を出す。

9/13 10:42

イルカ岩。どれだか，ようやくわかった；

9/13 11:02

花崗岩を削った頂上標識。

9/13 13:51

表銀座を縦走して，切通岩の近くにある喜作レリーフ。探さないと見逃してしまう。

9/14 5:27

9/14　大天荘前からの日の出は拝めず，朝はどんより。大天井だけの頂上は，今回はパスした。

9/14 6:01

稜線では草紅葉が始まり，すっかり秋ムード

9/14 6:01

大天荘近くから槍･穂高方面

9/14 6:06

前日は見えなかった常念岳が姿を見せている。

9/14 6:12

縦走路上の草紅葉

9/14 7:59

定番の横通岳からの常念。

9/14 10:13

去年は体調の悪さで登頂できなかった，常念岳頂上に無事到着。

9/14 12:21

常念と蝶の最低鞍部の辺りから，常念を振り返る。

9/14 12:25

最低鞍部から蝶ヶ岳方面はこのような樹林帯に入っていく。

9/14 13:31

樹林帯の中の池塘

9/14 14:39

蝶槍から，蝶ヶ岳方面の縦走路。大きな登降もなく，歩きやすい快適な縦走路でした。

9/14 15:01

9/14 15:06

2日目の宿，蝶ヶ岳ヒュッテ。大混雑でしたが，１畳に１人分のスペースはあった。

9/14 16:09

小屋のトイレの近くから東側の雲海ではブロッケン現象が見られました。

9/14 17:30

夕暮れの常念方面

9/14 17:33

穂高に沈む夕陽

9/14 17:37

東の空には，中秋の名月。

9/15 5:18

9/15　夜明け前の様子

9/15 5:33

富士山，甲斐駒

9/15 5:36

左・御嶽山，右・乗鞍岳

9/15 5:37

槍･穂高を一望

9/15 5:39

穂高アップ

9/15 5:41

槍アップ

9/15 6:19

蝶ヶ岳の新・頂上にて

9/15 6:22

焼岳

9/15 6:41

妖精の池

9/15 6:57

食べたいとは絶対思わないキノコ

9/15 9:49

長塀尾根の長〜い下りをおりて徳沢園にやっとの思いでたどりつく。

撮影機器：

LUMIX DMC-FZ7 パナソニック