薮岩魂15バリ落沢岳・鹿岳・しれいた山縦走ソロ

2021年01月30日(土) [日帰り]

• GPS: 09:10
• 距離: 9.2km
• 登り: 1,130m
• 下り: 1,125m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:27
• 休憩: 0:43
• 合計: 9:10

7:48 スタート地点
10:09 10:15 落沢岳
12:19 12:48 鹿岳
14:49 14:58 落沢岳
16:07 16:08 しれいた山
16:59 ゴール地点

天候

晴れ 強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

浅間方面の篭ノ登山でラッセルでもしようかと思っていたが、また冬型模様のため、前回に引き続き、西上州マイナールートに。以前鹿岳に登った時に見た稜線が気になり、打田�０譴気鵑痢嵬�岩魂」でも紹介された落沢岳・しれいた山のバリエーションルートに。落沢岳登頂後に時間があったので、地形図を見て「行けるかな」と思っていた西牧・南牧分水尾根の先の鹿岳まで縦走してみたが・・・
とにかくきつい。このルートを選ぶ人はあまりいないと思うが、鹿岳を下山してタクシーを呼ぶとかの方がいいと思う。往復はきつすぎる。
標高が高くなる分水尾根から鹿岳にアプローチする尾根の途中から積雪あり。軽アイゼンで問題なかった。

懸垂下降があるようなので、前回と同じ装備を用意した。時間がなかったので、クライムダウンで突破したが、懸垂用に登攀具を持っていった方がよいと思う。

・地理院２５０００分の1 地形図(地図読みが楽しくなってきた)
・コンパス(分水尾根の尾根筋確認で多用)
・軽アイゼン(落ち葉ザレ急登のお供。今回はかなり助かった)
・ヘルメット(西上州必須)
・３点支持ができる冬用手袋
・１０mm５０mシングルロープ(懸垂下降用)
・ハーネス
・エイト環・スリング等のギヤ

①落沢岳
・登山口は分かりにくい。「薮岩魂」の地図と異なり林道は崩落のため途中で通行止め。徒歩で行く。
・当然のように印・看板なしだが、分水尾根に出れば、石標が続く。
・沢筋は崩落がすごく、ルーファイで自由に進む感じ。踏み跡は所々あったが、林業用のため、完全には信用できず。
・沢が二俣になった後の分水尾根への登り口は分かりにくかった。右側の沢から登った。杉の伐採後でルート不明。とにかく北側の稜線を目指して進む感じ。
・分水尾根の稜線は手強い。しれいた山の分岐手前の急登は滑落注意。凄すぎて軽アイゼンを装着。２人以上なら確保した方がよい。落沢岳直下のブッシュクライムも中々。この辺から時々ペンキ印があった。
②分水尾根縦走
・石標を見て進むとよい。尾根筋の分岐が多いので注意。アップダウンが多いので、帰りはヘロヘロに。
・印と踏み跡はかなりあった。登る人いるのか？
・鹿岳の尾根筋に入ると痩せ尾根が多かった。毛無岩のナイフリッジよりも危険な所もあった。急登の連続でヘロヘロに。
③鹿岳(二ノ岳のみ)
・鎖場にも雪があったが、多くはなかった。軽アイゼンでも岩場は問題なかった。
・パノラマはサイコー！
④しれいた山
・しれいた山分岐の後に懸垂下降点があるが、日没の関係でクライムダウンで降りた。できないレベルではないが、急な崖なので、懸垂をした方がよさそう。鎖場の経験がある人なら問題ないか。残置スリング充実。
・しれいた山は「白板」というだけあって断崖絶壁。強風だったので怖かった。ナイフリッジはけっこうヤバイ。こんな低山は中々なさそう。
・しれいた山分岐から印が豊富になる。北側の下山ルートも印あり。杉の木の伐採後の急坂の下山は怖かった。

写真

3/23 20:16

25000分の1地形図
主稜線の分岐が分かりやすかった

1/30 7:04

1/30 7:48

林道入り口

1/30 7:52

林道は崩落で通行止め

1/30 7:56

大北野登山口

1/30 7:59

沢筋は崩落がすごい

1/30 8:21

右側の沢から登った

1/30 8:33

伐採によってルート不明

1/30 8:52

印あり

1/30 8:57

作業道が

1/30 9:26

急坂

1/30 9:34

しれいた山分岐
この奥から登ってきたとは

1/30 9:53

妙義方面

1/30 9:59

落沢岳

1/30 10:04

浅間方面

1/30 10:06

鹿岳

1/30 10:07

鹿岳と縦走路

1/30 10:32

印あり

1/30 10:45

石標

1/30 11:18

四ッ又山

1/30 11:19

ナイフリッジレベル

1/30 12:27

鹿岳

1/30 12:29

荒船山・立岩

1/30 12:30

八ヶ岳

1/30 12:32

高岩・浅間隠山
今年は雪が多そう

1/30 15:18

懸垂下降点 残置スリング充実

1/30 15:26

懸垂下降の崖

1/30 15:34

鉄枠

1/30 15:56

しれいた山直下
けっこうな岩場

1/30 15:59

1/30 16:00

県界尾根方面

1/30 16:00

断崖絶壁

1/30 16:03

固定ロープ
もう少し上ならいいが

1/30 16:33

北側の尾根も印豊富

1/30 16:48

登山口と合流

撮影機器：

iPhone 6 Apple

感想

山城好き

※落沢岳〜鹿岳間は『薮岩魂シリーズ』掲載のルートではありません