4歳児が雪の奥高尾に出没
- GPS
- 05:17
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 622m
- 下り
- 524m
コースタイム
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:17
天候 | 晴れ、気温はかなり低かったみたい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
基本全面凍結。一部泥濘あり |
写真
感想
妻の実家に用事があったので、
ついでに子守りで高尾山に行くことにした。
が、まさかの長男が離脱したため、
次男と初めての二人登山となった。
長男は三才で高尾山には登っている、
次男は三才で宝登山、蓼科山(途中カンガルー)を登っているため
高尾山なんて余裕なはずで、
景信山まで行けちゃうんじゃないの?
って甘い考えで、高尾山口駅に降り立った。
そして、水3Lしか持参していない私は
駅売店の商品棚を見て恐怖を覚えた。
10時半すぎだからか、おにぎりが五個しかないこと。
買い占めることもできたが、
私と同じようにここで調達する予定の人もいるかもで、
遠慮しておにぎり三個とパン二個を購入、
朝食にアンマンの半分しか食べていない私は
久々の断食登山を覚悟した。
稲荷山コースへ入ると土の地面は凍結していた。
まぁ、滑りにくく泥濘もなく歩きやすい。
出だしは調子良かったが、
休憩の回数が地味にあり、
GPSを見ると先がとても長く感じた。
中盤からは傾斜が緩くなったせいか、
距離をどんどん延ばしていた。
休憩におにぎりやパンを食べさせていたが
帰りたいコールと山頂まだ?コールが出た。
後半に差し掛かると雪や氷がちらほら路肩に見え
次男のテンションが高くなってきた。
私も少しは栄養をとおにぎり1つ食べた。
水分は口に含む程度、たっぷり水はあるから
飲めばいいのだが、冷水過ぎて危険だった。
12時過ぎに山頂手前の階段にて、二択で悩んだ。
A.高尾山山頂を踏んで1号路で帰る。
B.山頂を巻いて、奥高尾に向かい、小仏からバスで帰る。
先は比較的平坦だし
まぁ、何とかなるかなって勢いでBを選択。
巻いている時に、心配しているであろう?妻へ電話。
景信山まで行けたら理想だけど、時間次第かなとなった。
流石に裏高尾まで来ると、雪の量が違いますね。
階段は圧雪されて、滑りそうに思えたけど、
ツルツルの箇所は極一部で、
気持ち慎重に歩けば問題なかった。
そして、4歳児が居ることに周りの人が驚く。
本人は雪で遊んでいる。私も何個か雪だるたを作った。
そして忘れ物に気付いた、高崎の達磨弁当の容器。
悔やまれる、本当に悔やまれる、失態だ!
リアル雪だるまが作れたのに!!!
15時前に城山に着いた。
ここでも次男はお菓子を食べていた。
私はパンを一個。4時間歩いていて
水分は100ccも飲んでいない。
やっぱり冬の登山は汗をかかなくていいですね。
バスの時刻表を確認すると、
景信山を経由してした場合、バスの便数が
少ない時間帯になってしまうようだったので、
小仏峠から下山することにした。
次男には景信山に鬼滅隊の柱が居るよって
エサにしていたけど、パネルどころか、
小さなポスターだしね。
騙すにも次元が酷すぎるので。
名物のタヌキで記念撮影して下山!
長男と同じで、下りは走り出すのです。
どこにこんなエネルギーがあったのか。
バスは20分間隔とは言え、目の前で去られたくない。
時間を気にしつつ、歩いていたら、
次男が手に何か持っている。
氷をお母さんに持って帰るの!と言う。
実家まで1時間は余裕で掛かる。
手に持っている状態では溶けてしまうだろう。
完全に溶けたら、泣かれるなと思っていたら、
フリースの袖口を介して氷を持っていて、
手は冷たくないし、氷も溶けていなかった。
4歳児ながらに良く考えたなぁと感心。
ただ、バスと電車、暖かくて溶けやしないかと
ハラハラドキドキで歩いていた。
小仏バス停には出発5分前に見事に到着。
下山ルートの選択は正解でした、
迷い道もなくとても歩きやすかった。
高尾駅までのバスに乗ろうとしたら、
高尾山口駅までのバスも同一時刻にあって、
運転手さんに相談したら、
電車が京王線なら高尾山口駅と言う。
乗車すると終始貸し切りでした。
しかも終点の駅まで行くと伝えたから
途中の下車バス停アナウンスもなし。
気楽なバスでした。
以前、飯能で貸し切りバスになったときに、
行き先を伝えなかったから、
20分間下車バス停アナウンスを受けていて
変な空気で苦痛でしかなかったのである。
ただし、高尾山口駅に着くときには、
『止まるまで立ち上がらないでください』と
いうアナウンスは、私に向けて言われていること
だけはかなりのプレッシャーを感じた。
電車で数駅、長男の時もそうだったが、
あと1駅で睡魔に負ける子供(笑)
長男の時は抱っこしたが
今次男を抱っこすると、
もれなく手に持つお土産の氷を落とす。
降りるよって叩き起こして、
意外にもグズらずにまた歩き始めてくれた。
そして妻とご両親の待つ家に無事到着♪
見事に氷をお母さんに渡せました!
何か趣旨が変わっているような(^_^;)
とりあえず登山地図で4時間のコースを
5時間で歩き通せたことに驚きであり、
更に笑ってしまったのが
途中体が冷えて寒かったり、
靴下が濡れて冷たかったり、
帰りたくなったりして、
辛くて泣きそうだったはずだったのに。
私:『長い距離を頑張って歩きましたね、大変だったでしょ?』
次男:『楽だったよ』
って、どの口が言うてんのや!と
叫びたくなるような出来事で締め括られました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する