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Yamareco

記録ID: 2885937
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大台ケ原・大杉谷・高見山

高見山地縦走(局ヶ岳〜三峰山)

2021年01月29日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
10:43
距離
40.3km
登り
2,438m
下り
2,452m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:26
休憩
1:18
合計
10:44
5:35
13
道の駅飯高
5:48
5:49
26
6:15
6:24
9
6:33
6:35
46
7:21
7:21
8
7:29
7:38
41
8:19
8:23
52
9:15
9:22
19
9:41
9:46
3
9:49
9:49
6
庄司ノ高
9:55
9:55
38
黒岩
10:33
10:36
25
11:01
11:15
23
11:38
11:42
4
栗ノ木分岐
11:46
11:52
11
12:03
12:06
14
12:20
12:20
35
12:55
12:58
12
13:10
13:10
35
13:45
13:46
20
14:06
14:08
4
14:12
14:14
28
14:42
14:45
42
15:27
15:27
52
奥福本
16:19
道の駅飯高
奥福本〜道の駅飯高は自転車
天候 晴れ一時雪
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
R166道の駅飯高に駐車
奥福本から自転車で道の駅に戻る
コース状況/
危険箇所等
道は明瞭だがアップダウンの厳しい稜線が続く
その他周辺情報 道の駅に温泉あり
光風霽月
十五夜の月明かりの道を歩き出す
2021年01月29日 06:00撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
1/29 6:00
光風霽月
十五夜の月明かりの道を歩き出す
月光に浮かぶ局ヶ岳(1,029m)
木地小屋集落より
2021年01月29日 06:05撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 6:05
月光に浮かぶ局ヶ岳(1,029m)
木地小屋集落より
局ヶ岳新道登山口(413m)
2021年01月29日 06:33撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 6:33
局ヶ岳新道登山口(413m)
登山道に射す朝日
山火事のよう!
2021年01月29日 07:07撮影 by  ILCE-6500, SONY
2
1/29 7:07
登山道に射す朝日
山火事のよう!
小峠(907m)
2021年01月29日 07:20撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
1/29 7:20
小峠(907m)
局ヶ岳(1,029m)山頂
360°の展望
2021年01月29日 07:31撮影 by  ILCE-6500, SONY
2
1/29 7:31
局ヶ岳(1,029m)山頂
360°の展望
高見山地の遥かな縦走路
平倉峰まで見透せる
2021年01月29日 07:34撮影 by  ILCE-6500, SONY
3
1/29 7:34
高見山地の遥かな縦走路
平倉峰まで見透せる
室生火山群の山々
2021年01月29日 07:35撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 7:35
室生火山群の山々
大洞山(1,013m)と尼ヶ岳(958m)
2021年01月29日 07:35撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 7:35
大洞山(1,013m)と尼ヶ岳(958m)
高野山(810m)の奥に堀坂山(757m)
2021年01月29日 07:35撮影 by  ILCE-6500, SONY
2
1/29 7:35
高野山(810m)の奥に堀坂山(757m)
庄司山(879m)の先に栗ノ木岳(1,066m)、修験業山(1,094m)、平倉峰(1,222m)
2021年01月29日 08:20撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 8:20
庄司山(879m)の先に栗ノ木岳(1,066m)、修験業山(1,094m)、平倉峰(1,222m)
学能堂山(1,022m)
2021年01月29日 08:20撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
1/29 8:20
学能堂山(1,022m)
庄司峠の石仏
2021年01月29日 09:15撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 9:15
庄司峠の石仏
庄司山(879m)山頂
3等三角点「庄司越」
2021年01月29日 09:41撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
1/29 9:41
庄司山(879m)山頂
3等三角点「庄司越」
庄司ノ高(903m')山頂
庄司山山域の最高峰
2021年01月29日 09:49撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 9:49
庄司ノ高(903m')山頂
庄司山山域の最高峰
黒岩(900m')山頂
2021年01月29日 09:54撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
1/29 9:54
黒岩(900m')山頂
局ヶ岳(1,029m)
優雅な姿は将にお局様
2021年01月29日 09:59撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 9:59
局ヶ岳(1,029m)
優雅な姿は将にお局様
栗ノ木岳(1,066m)
見るからに険しさが漂う
2021年01月29日 10:15撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
1/29 10:15
栗ノ木岳(1,066m)
見るからに険しさが漂う
若宮峠
三角柱の標識は何だろう?
2021年01月29日 10:33撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
1/29 10:33
若宮峠
三角柱の標識は何だろう?
若宮峠の樹林の向こうに栗ノ木岳を望む
2021年01月29日 10:34撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 10:34
若宮峠の樹林の向こうに栗ノ木岳を望む
険しい道が続く
2021年01月29日 10:50撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 10:50
険しい道が続く
振り返ると局ヶ岳が遠ざかった
2021年01月29日 10:56撮影 by  ILCE-6500, SONY
2
1/29 10:56
振り返ると局ヶ岳が遠ざかった
栗ノ木岳(1,066m)山頂
2021年01月29日 11:15撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 11:15
栗ノ木岳(1,066m)山頂
栗ノ木分岐(1,011m')
2021年01月29日 11:37撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
1/29 11:37
栗ノ木分岐(1,011m')
高宮の石柵の中に人の形に見える石が鎮座
2021年01月29日 11:49撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 11:49
高宮の石柵の中に人の形に見える石が鎮座
修験業山(1,094m)山頂
3等三角点「三峯」
2021年01月29日 12:02撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 12:02
修験業山(1,094m)山頂
3等三角点「三峯」
川俣峠(940m)
2021年01月29日 12:21撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 12:21
川俣峠(940m)
黒岩山(1,101m)
円錐形の急登路が待っている
2021年01月29日 12:38撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 12:38
黒岩山(1,101m)
円錐形の急登路が待っている
涸谷山東稜線
なだらかな稜線に僅かに雪
2021年01月29日 13:04撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 13:04
涸谷山東稜線
なだらかな稜線に僅かに雪
涸谷山(1,148m)山頂
2021年01月29日 13:13撮影 by  ILCE-6500, SONY
2
1/29 13:13
涸谷山(1,148m)山頂
平倉峰(1,222m)山頂
2021年01月29日 13:44撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
1/29 13:44
平倉峰(1,222m)山頂
三峰山(1,235m)山頂
長い縦走の末漸く辿り着いた
1等三角点「三嶺山」がある
2021年01月29日 14:06撮影 by  ILCE-6500, SONY
3
1/29 14:06
三峰山(1,235m)山頂
長い縦走の末漸く辿り着いた
1等三角点「三嶺山」がある
八丁平から三峰山(1,235m)を望む
2021年01月29日 14:12撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 14:12
八丁平から三峰山(1,235m)を望む
福本登山口
駐車場もある
2021年01月29日 14:44撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 14:44
福本登山口
駐車場もある
奥北林道から平倉峰(1,222m)を望む
2021年01月29日 15:07撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 15:07
奥北林道から平倉峰(1,222m)を望む
国道166号線新赤桶橋から局ヶ岳(1,029m)を望む
2021年01月29日 16:03撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 16:03
国道166号線新赤桶橋から局ヶ岳(1,029m)を望む
櫛田川香肌峡
2021年01月29日 16:04撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/29 16:04
櫛田川香肌峡
栗ノ木岳(1,066m)
国道166号線新赤桶橋より
2021年01月29日 16:04撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
1/29 16:04
栗ノ木岳(1,066m)
国道166号線新赤桶橋より

感想

 高見山地の東端は、東西に長く伸びる縦走路なので、三峰山からの下山口となる福本登山口に自転車をデポし、道の駅飯高に車を止めた。アップダウンの連続する長距離縦走なのでできるだけ早く歩き出したい。局ヶ岳神社までは車道歩きなので十五夜の月明かりの下、5:35に歩き出した。この道は、平成25年の関西百名山シリーズの山行で歩いた道、できるだけ歩いたことのない道を歩こうと道を選んだが、深谷川を遡る一本道で選択肢は略なかった。
 西の空に十五夜の月が明るく道を照らしヘッドライトは要らない。局ヶ岳神社に到着し、登山の無事を祈り参拝した。神社の裏側に続く林道を進むと新道と旧道の分岐があった。前回は旧道を登ったので今回は新道を登る。そのまま林道を西に進むと尾根の張出しを回り込んだ処に新道登山口があった。登山届BOXに記帳しようと用紙を探したが何もなく無届登山となってしまった。急斜面をジグザグに付けられた登山道を登り7時を過ぎた頃、植林の木の間越しに朝日が差し込み登山道を赤く染めた。
 地形図には尾根を大きく迂回するように描かれる点線道があり注意深く見ていたが道形のない処やバリケードで侵入が止められたりして廃道化しているようだった。深谷川の谷沿いに登って来た旧道と小峠で合流し、一つ道となって局ヶ岳(1,029m)山頂に到った。開けた山頂には、小さな祠と3等三角点「局岳」、それに反射板が設置されていた。山頂からの展望は素晴らしく反射板が邪魔をするが略360°の展望が得られた。西の方を見ると三峰山への遥かに続く稜線が横たわり、三峰山は平倉峰に隠れて見透すこともできなかった。
 昨夜寒冷前線の通過した後、強烈な冬型の気圧配置となり日本海側は大雪となっている。太平洋側に位置する局ヶ岳は晴れているが風が強烈に吹いて飛ばされそうだ。南斜面の登りは風もなく汗をかき脱いでいたジャケットを再び着てフードを被ったが顔が冷たい。バラクラバを持ってくればと後悔した。強風の山頂に長くは留まっておれず北へと歩を進めた。岩混じりの急斜面で険しい。平成28年に櫃坂峠の奥から登った“本コース”登山道と“健脚コース”登山道が相次いで北に分岐した。P942、P821と標高点の打たれた顕著なピークがあるが山名は付けられていなかった。地形図に表れる小さなピークが連続し、夫々が結構険しく厳しい稜線が続いた。
 アップダウンを繰り返し局ヶ岳から300m高度を下げ、庄司峠(713m)に達した。平成25年山行の時はこの峠から飯高へ下った。この先は処女ルートで前面に立ちはだかる庄司山(879m)は、険しく160mの登り返しとなった。山頂域はピークが3つあり、最高所の庄司ノ高(903m’)、黒岩(900m’)と続く。北西の強風は雪を運んできてダイヤモンドダストのように輝いていたが時々視界を遮るようになった。岩混じりの険しい稜線を進み若宮峠(870m’)に到った。津市三杉町の若宮八幡神社と松坂市飯高町を結ぶ道が越えている。峠の西側に円錐形に立ちはだかるのは栗ノ木岳(1,066m)で等高線の詰まった険しい斜面を200mも登り返した。
 栗ノ木岳の山頂は開けて展望は良いが、雪雲で周りの山は殆ど見えなくなってきた。この後もアップダウンは続き、栗ノ木分岐で若宮八幡神社からの別ルートが北に分岐した。P1061の位置に若宮八幡神社の高宮が鎮座し立派な鳥居が建っていた。祠の代わりに人の形にも見える石が石の柵の中に鎮座していた。修験業山(1,094m)への上りは珍しく穏やかで山頂に到った。3等三角点「三峯」が設置されているが展望はなかった。此処からも若宮八幡神社への道が分岐していた。
 順調に高度を上げてきたが、川俣峠(940m)へと150mも下降した。無名ながら顕著なピークを一つ越え、急登で黒岩山(1,101m)に達した。プレートの残骸があったが薄れて全く読めなかった。黒岩山からは穏やかな山域となり涸谷山(1,148m)に到った。一時雪が強まり本降りになるかと思われたが直ぐにちらつく程度になった。比較的緩やかなまま平倉峰(1,222m)に達すると古い踏み跡が沢山あり、人の来ている痕跡があった。北尾根にも登山道があり美杉町川上から登れるようだ。山頂は広く北側が開いているが雪雲が厚く何も見えなかった。三峰山への稜線は前の雪の時についた足跡が残り三峰山とセットで登る人が多いようだ。
 無名ピークを一つ越え長い縦走の末漸く三峰山(1,235m)に到着した。殆ど雪も無く、誰も居ず静かな山頂だった。北側が少し開けているがやはり雲が厚かった。展望の良い八丁平に下り、ゆりわれ登山口への下山路を少し行くと振り返って三峰山の全容が見られた。八丁平に戻り福本登山口への下山路を下り始めた。整備された道で、急斜面をジグザグに何度も折り返し高度を下げた。下の方の道は地形図のルートからかなりズレていた。
 デポしておいた折り畳み自転車に乗って北奥林道を下ろうとしたが後ブレーキが壊れ全く効かず下り坂では抑速できず危険なので押して行くことになってしまった。三峰谷川と福本川が出会う奥福本の集落に到ると林道の勾配が緩やかになり漸く自転車に乗ることができた。富永で国道166号線に出て櫛田川に沿って下った。基本下りで楽に進めたが時々上り坂もあり長い縦走の後の身に堪えた。13劼亮転車で道の駅飯高に戻って来た。

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