芝川側から天子ケ岳(上稲子から上佐野)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 1,773m
- 下り
- 1,790m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■落合から天子の七滝 3年前の大雨で稲子川左岸の七滝遊歩道は通行禁止になっている。途中、3か所、大きく崩れているが山慣れた人ならばのり越えられると思う。小さな崩落。土砂崩れも多い。 右岸の車道は天子荘までは土砂崩れ場所も補修されていて問題は無い。 このコースは富士宮市の下記アドレス(天子の七滝)を開き、下のハイキングコース稲子(天子ケ岳、天子の七滝、白水山)コースをクルックしてPDFの略図を参照にすると分りやすい。 http://www.city.fujinomiya.shizuoka.jp/kankou/meisho/tensi.htm ■天子荘から天子ケ岳 一般の登山道であり、途中、数箇所、林道と交差する。2か所についてはそのまま林道を歩くが、道標が出ていて迷うことは無い。2か所以外はそのまま林道を横断して登山道が続いている。天子荘から富士宮口登山道合流点まで1〜24の道標が建っていてルートはしっかりしている。天子ケ岳から下りてきた場合、落合への降りる点が判り難いかもしれないがNo.15の道標を右折する。 No.16〜19の間は急登が続く。1084mから先のノコギリ山は痩せ尾根だがピークからの富士山は素晴らしい。 ■天子ケ岳から上佐野(小草里)まで 分岐までは山頂から10分程度。東海自然歩道に指摘されているが普通の登山道。途中、崩壊箇所。土砂崩れで道が被さっている箇所も多いが注意して歩けば大丈夫。 ■上佐野から柿本ダム 小型バスが通る道で問題は無い。バスは3本/日なのでネットで南部町のホームページから確認すること。途中の下野から佐野川を渡渉して沢沿いに西沢に抜ける道が国土地理院の地図に記載されているが、地元の人に確認したが今は歩けないとのこと。実際に下野で佐野川に下りて道を探したが、水量が深い所で太股付近までありそうなので渡渉を断念した。私は下野から柿本ダムに向かっているときに運よく後ろからバスが来て、約3Km近く乗車した。 ■柿本ダムから落合まで ダムから石神峠を越えて芝川稲子に抜ける道は特に問題は無い。初めての人には石神峠からの降り口が判り難いかもしれない。峠説明版横のガードレール端から下りる道がある。 太田和からは落合までは車も通れる道で問題ない。 尚、ルート図のスタート地点と終了地点がずれているがGPSログを採りはじめるのを忘れ途中から採りはじめたためで出発点と終了点は落合の駐車場からです。 |
写真
感想
昨日から下痢がひどいが今年の連休は今日しか時間が取れないので山に行くことにした。地元の天子ケ岳ではあるがアクセスの良い白糸口か田貫湖口、或いは縦走で登っただけで上稲子及び上佐野口は歩いたことが無かったので出かけることにした。
上稲子落合の天子の七滝用駐車場に車を停める。七滝は以前に家族で来たことがあるが、3年前の大雨で遊歩道はズタズタになり、林道修復を優先しているため手つかずの状態である。3か所ほど大きく崩壊しているので崩壊部分の上を越しながら進む。天子荘付近では林道修復工事作業者が朝の集会をしていた。
天子荘からの道はしっかりしているが急な登りが続く。下痢がまだ治っておらずに腹に力が入らず、足元もおぼつかない。道標15番で広い尾根に出る。この先の道標16から19までがこのコース1番の急登が続いている。
富士山が見えるようになると少し元気が出る。ノコギリ山(1156m)からの富士山は見事である。
天子ケ岳の主ルートに入ると昨日からスタートしたウルトラトレイルマウントフジ(UTMF)のコースになっているため、至る所にUTMFのコース標識のテープが貼られている。大会が終わったら取り除いてくれるのだろうか?
時間的にUTMFの選手たちとは出会わなかったが山頂付近では20人前後の人と出会った。(上稲子登山道、上佐野登山道では誰にも出会うことはなかった。)
すぐに上佐野に向かって下山する。上部の方は自然林が残っていて新緑がまぶしい。今までは杉・檜の植林された味気ない道であったが、上佐野登山道に入り、ホットする。私は紅葉よりも新緑の方が、未来が明るい気持ちにしてくれるので好きだ。
上佐野の上の小草里からは舗装されたバス道歩きとなる。西乗の店で国土地理院の地形図に出ている下野から西沢への道(西沢から落合に戻るのが1番の近道)の状況を聞いてみたが今は廃道になっているし、下野での佐野川の渡渉は、今は水量が多いので苦労するヨと教えて貰った。実際の下野で佐野川に下りる道を探して幅広い佐野川に下りてみた。川を渡った後のルートは藪っぽい沢沿いに登ればなんとかなるかと思われたが、川の深い所は太股までありそうで、水の苦手な私は靴紐を緩め始めたが、怖くなり渡渉を断念した。
仕方ないので遠回りにはなるが天子湖柿本ダムまで歩き、ダムを渡り石神峠経由で落合駐車場に戻ることにした。下野から歩き始めて15分くらいすると、後ろから車のクラクションが鳴る。振り返ると南部町営の小型バスであった。運転手から何処にいくか聞かれ柿本ダムまで行くと返事をすると100円だから乗って行けと言うので有難く乗せて貰う。
乗客は女性が一人だけであった。
乗ると運転手がどこから来たと聞くので天子ケ岳を上稲子から登って帰る途中であることを説明する。そうすると運転手が上佐野口で昨年、道迷いによる遭難騒ぎで捜索隊が出動し救助した話を聞かされ、初心者が単身で軽装備で歩くコースではないと注意されてしまった。悪意のない、親切心からの言葉であることが分かるので、私も反論はせずに「すいません。今後気を付けます。」と答えておいた。
柿本ダムから上稲子のコースは白水山に登ったりして経験済なので気楽に駐車場に戻る。
駐車場から残り4滝を見ながら最初の遊歩道終点まで行ってから帰路に着く。バスに乗ることが出来たので予定より1時間早く家に着くことが出来た。
コメント
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随分と長い距離を歩きましたね。
天子荘もさみしくなったと聞いていますが、休業中?、それとも廃業?。
シロヤシオはまだですか。
最近行ってないから、行けるかどうかわからないが、シロヤシオの咲く頃に行きたいな。
toshi-17さん、農鳥岳お疲れ様でした。
今回はtoshi-17さんの記録を色々と参考にさせてもらいました。
天子荘の前で工事作業者が大勢いましたので天子荘にはよりませんでしたが休業中のようでした。
シロヤシオはまだ全然咲いていませんでしたが、途中でアカヤシオの花らしきものが地面に落ちていましたが木には何も咲いておらず残念でした。しかし写真の枚数の関係で記録には載せませんでしたが、ヤマルリソウなど結構いろんな花を見ることができました。
貴方が歩いた頃だった様な 。。。 また何処かでお会いできるのを楽しみにしております。友峰
10年近い前でしたので当時はいくらでも歩けた感じでしたが、私も後期高齢者になってからは歩く距離がガクット減りました。ヤマレコには載せていないが花捜しで2〜5時間程度の山散歩が中心になってきてしまいました。
それにしても天子山塊でもヒルがそんなに増えましたか。気をつけなければ・・・
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