快晴、絶好の檜洞丸! 〜富士山をバディに
- GPS
- 07:10
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,444m
- 下り
- 1,437m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト:西丹沢自然教室にあり ■道の状況: (自然教室〜用木沢出合)舗装道 (用木沢出合〜犬越路)特に問題個所なし (犬越路〜檜洞丸)小笄、大笄付近のやせ尾根、岩場で足を滑らせたりしないよう注意 (ツツジ新道)展望台下からゴーラ沢出合までは一部砂利状の滑りやすい個所あり |
写真
感想
快晴が続く連休2日目、いつもはツツジの季節に行く檜洞丸へ。
2週間前の箱根では体調に不安が残った。
連休後半に唐松岳山行が計画されているので、体の回復具合を確かめるのが主な目的。
246を西に向かうと前方に大きな富士山が聳える。
今日は行程中のどこかで富士山を眺められるかな、と期待しながら西丹沢へ。
6時過ぎというのに自然教室付近には既に沢山の車が止まっている。
登山届を投函して出発。
今回は用木沢から犬越路を経由して檜洞丸へ向かう、いつもとは逆のコース。
特に意味はなく、気分を変えてみたかっただけ。
沢沿いを歩いた後、右岸の林に入り、さらに涸れた沢沿いの急登を登って行く。
筋力が落ちているのは前回と同じだが、循環系統は悪い症状が治癒してきたようで、箱根の時のように過呼吸気味になったり眩暈を感じることはなかった。
それでも辛いのは同じ。
用木沢から1時間余りで犬越路に着く。
これから向かう小笄(ここうげ)・大笄(おおこうげ)や檜洞丸の稜線が見える。
檜洞丸方面へ出発する登山者を2,3組見送ってからゆっくり歩き始める。
笹の道を数分登ると視界が開けて真っ白な富士山が見えてくる。
この稜線で富士山を見るのは初めてで思わず頬が緩む。
この後、檜洞丸までずっと富士山を見ながら歩くことになる。
この標高ではブナなどの広葉樹はまだほとんど葉をつけていないが、山桜などがところどころ咲いていて目を楽しませる。
そして小笄へ登り始める岩場に至るとコイワザクラがあちこちに見られるようになる。
最近になってヤマレコの記録で知った赤紫の小さな花。
形はハクサンコザクラなどとほぼ同じ。
休み休み岩場を登り、小笄のピークに着くと先着の登山者が目の前の富士山を眺めながら休憩中。
聞けば自分と同じく用木沢から入って檜洞丸へ向かうとのこと。
この後も檜洞丸まで前後して歩く。
大笄へ向かってさらに鎖場や梯子のかかる岩場が続くが、どこからでも青い空に真っ白な富士山を望むことができて楽しい。
写真を撮りながら休んではまた歩き始める。
大笄も過ぎ、神ノ川の分岐で一休みしてから熊笹ノ峰まで来るといよいよ檜洞丸の頂上が見えてくる。
一旦下って、檜洞への登りの階段まで来ると急に空腹を感じたので座っておやつのつもりだったクロワッサンを二つ食べる。
その間に先ほどの登山者に追い越された。
長く続く木の階段をゆっくりと登って頂上に着く。
いつもは視界もなくガスに巻かれがちの頂上だが、この日は日が差してとても明るい。
休んでいる登山者もずいぶん多い。
オニギリを一つ食べてからツツジ新道方面へ下りる。
石棚山との分岐までの木道を下りて行く間にも目の前に富士山を眺められる。
檜洞丸からこんなに見事な富士山を望めるとはこれまで知らなかった。
登って来る多くの人達もこの眺めに見入っている。
知らない人と景色の素晴らしさを何度も喜び合う。
午後になると太陽が西に回り込んで逆光気味になってくるので、午前中に犬越路の方から歩いて来たのは正解だった。
ツツジの季節にも今回のコースで歩いてみようと思う。
標高を下げるに従い、豆桜やミツバツツジなどの花が現れる。
さらに下るにつれ、新緑が濃くなってきて沢の音もしだいに大きくなる。
頂上から2時間ほどでゴーラ沢の出合。
沢の水位は普通で難なく渡渉できる。
新緑の中をさらに1時間足らず歩いて西丹沢自然教室に帰着。
体力の回復はまだ70%程度でかなり疲労したが、絶好の天気の下、素晴らしい景色を楽しんで歩けたので、丹沢山行の中でもベスト3に入れても良い一日だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する