竜ヶ岳 〜初めてのステージへ〜
- GPS
- 06:50
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,056m
- 下り
- 1,058m
コースタイム
天候 | 晴 宇賀渓 20度 竜ヶ岳 17度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
料金は500円 |
写真
感想
妻と子供をセントレアで見送ってから、寂しさを紛らわすためにはやはり山しか無いと思っていて、登山の準備はしといていた。
しかし、俺の家が彦根でセントレアから登山に行くとなると、やはり鈴鹿しかない。
ならば、まだ登った事がない竜ヶ岳に登ろうと思い、宇賀渓に向かった。
辿りついて、おっちゃんが申し訳なさそうに「駐車料金500円頂いてもいいやろうか」というので、俺は払うのが当たり前だと思っているので快くお金を渡した。
こういったお金で美しい宇賀渓や、登山道の保全が保たれているので払って当然だろう。 なにも金儲けでもらっている訳ではないだろう。
そして入山届けも当然出す。
歩き始めてふと箸を忘れた事に気がついて、車まで戻って取りにいく。
でないと飯が食えないからだ。 ラーメンを手で食べるわけにはいかない。
遠足尾根から歩こう。 そのほうが花も多いだろうと思い登りだす。
尾根までは植林の急坂なので、体力的にも精神的にもきついが、そんな中、イワカガミがぽつんと咲いていて、元気がでる。
尾根に出るとこれまた気持ちの良い道だ。
途中、トレランの人たちに道を譲った後に気がついたら、カタクリが咲いていた。
この春は天候と仕事で暇が無く、春の花に嫌われがちだったのでとても嬉しかった。
尾根を進んでいくと、森林限界にたどり着いたかのような見事な笹の草原が広がっていた。
とても広大で、カルスト台地ではないにしろ一番好きな風景だ。
山頂に辿りつく前から見えていたが、御池岳ってここから見るとあんな形しているんやな。
山頂は人が多くて、正直一人の俺には居場所に困った。
俺は伊勢平野を望んでいる皆とは対照的に、日本コバを望みながら飯を食べていた。
静かになって、後ろを振り向くと、あんなに沢山いた人が一人もいなくなっていた。
独り占めの時間なので十分に山頂を堪能する。
下りは石樽峠から下っていく。
ザレの急坂下りが多いので苦手な俺には辛い。
石樽峠から小峠を経由して、砂山を目指す。
この時間に登り返す人はいないからだ。
登っていくと、たくさんのイワカガミが出迎えてくれた。
砂山を越えて頑張って尾根道を下っていて、隣を見ると整備された遊歩道があった。
バカバカしく思えたので整備している遊歩道で下りきった。
下山時間は遅めだが、日は長いし帰っても俺一人なので何も問題は無かった。
寂しさは吹き飛んだかな?
いやぁ、すばらしい山だね。
寂しさも吹き飛んだでしょう。
栗駒の天馬尾根を思い出しました。
それにしてもそちらは登山者いますね。
秋田に登山者がいないだけなのですが・・・(苦笑)
その分、独り占めできる感動は多いかと思います。アハハ
今年はすでに56座の三角点を訪問しているので56の感動を独り占めしました(笑)
俺も同じく天馬尾根を思い出してたで。
この草原は笹なんやけどね。
やはり京阪神と名古屋に挟まれた山脈で、主稜線ときたら自然と登山人口は多くなるで。
単独行やと山頂で居場所に困るもんなんやこれが。
静かになったときはどんなに優雅だったことか。
56座の感動を独り占めか...。
山の三角点ならともかく、平野や藪山の三角点やと逆に人が居ったほうがいい気がするんやけど...。
三角点歩き、今年から山ばかりです。平野部は殆ど行ってしまいました。その昔、名立たる山々も現代においては唯の「藪山」です。藪漕ぎに疲れ木々や藪の隙間から見えた景色は自分だけのものです。逆に人がいると感動も半減するとか…程々といきましょう。
人が多く子供の遠足でもあるまいし山頂で騒ぐ人達には理解できません。厳かにその頂に立つ感動を噛みしめるのが最高の幸福と山の絶頂かと。
三角点訪問は残すところ藪山か!
確かに人など立ち入る事さえ許されないようなところで頑張った自分だけがその頂に立てる...か。
その優越感は分かるけど、俺はあまりにも深いところで一人だと、たまに怖くなるときがあるので、一人、二人位はいて欲しいかな。
山頂で盛り上がられるのは俺も正直嫌いやわ
静寂を求めて山頂に立つわけやから。
でも、この竜ヶ岳には登ってみたかったんや。
ええ山やしね。
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