残雪の船形山(旗坂から)
- GPS
- 08:00
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,068m
- 下り
- 1,053m
コースタイム
天候 | 快晴、午後雲広がる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストあり、登山届の一部を切り取って下山届に使用。鉛筆あり。 ほぼ夏道に沿ったコースであるが、21番標識から上は全て雪上を歩くことになり、状況は異なる。ワカンは不要、ピッケル、アイゼンは使用しなかった。 |
写真
感想
この時期、まだ雪山歩きをしたかったので、幾つか候補はあったのだが、天気と相談して29日の旗坂からの船形山に決定。午前中は快晴の雪の山を楽しむことができた。今後の天候にもよりますが、今年の船形の雪の状態など、GW後半の参考にどうぞ。
旗坂の駐車場脇の砂利道を少し進み、すぐに登山道に入る。30番の表示。すぐにやや急なジグザグの登りになるが、昨年からある倒木の根元を通過、倒木の下をくぐるのもあり。平坦になり、一群平を過ぎるとやや細い尾根上を行くが、左の谷には雪が見えてくる。また、時々雪の上を歩くようになる。23番付近で休憩、この先雪の部分が増えて来るが、夏道が出ている部分もある(鳴清水)。21番から上は完全に雪の上を行く。雪は適度に締まっており、トレース、リボン、番号標識を見ながら、どこでも歩ける。空は雲ひとつない快晴。無雪期は樹林と下草に覆われて道からは判らないが、15番標識ですぐ左に三光の宮が見える。三光の宮の周りだけ常緑樹で、他はブナの林なので積雪期は目立つ。尾根下をトラバースしながら、瓶石沢分岐、升沢避難小屋へ向かう。雪の中の升沢小屋や周辺は北欧の山小屋みたいでいい雰囲気。
升沢小屋から沢に下りるのは無雪期と同じ。無雪期は降りた沢をしばらく遡行、尾根を乗越して、一つ北の沢に入るが、この時期は沢に下りたら、直ぐに北の沢に入り、その沢の雪の上を登る。途中右に曲がり、急な沢を登っていく。背後の1340ピークの高さを越えるようになると源頭は近い。尾根をトラバース気味に登っていくと蛇ヶ岳への分岐がある。さらに雪の上を登っていき、雪が無くなったところで、尾根上の夏道に入る。藪の状態はそれほど歩きにくくはない。この後、頂上まで雪はない。ここで頂上の一角だが、山形側の道に出ると結構な強風。観音寺コースの尾根には雪庇が見える。山形側は黒伏山や仙台カゴの山容が印象的。北泉方面も良く見えるが、晴れの割には、霞んでおり、遠くは月山までで、残念ながら鳥海は見えなかった。西風なので、小屋正面で昼食。小屋の中も見たが、室温0度、今日は陽が当たっている外の方が休むには良かった。
下りは来た道を戻ることとするが、雪の上を頂上小屋へ直登するパーティーが見えた。雪の急な下りは(斜度と雪質でグリセードは無理だが)ストックでバランスを取りながら、効率よく下れる。30分で升沢小屋へ。予報どうり、13時ころから曇ってきたが、升沢から長い下りで旗坂駐車場に到着した。
コメント
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29日は28日よりは風が弱かったらしいですが、あまり人はいなかったのでしょうか。この時期でも船形山は雪がしっかりしている場所もあり、他と比べると比較的歩きやすいみたいですね。
船形山の残雪が消えるのは6月半ばくらいでしょうか?
29日はあまり多くはなかったです。升沢小屋手前ですれ違った高校山岳部のパーティ(泊りですかね)を除くと、15人位だったと思います。旗坂は山菜とりの人で賑わっていましたが。
雪は締まって歩き易かったです。踏み抜きもないくらいでした。GWは最適ですね。船形で雪楽しめるのは5月中でしょう。6月になると残っているのは升沢からの登りの沢くらいでしょう。
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