ぐんまちゃんと行く群馬の山:二ツ岳と水沢山
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- GPS
- 09:35
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,578m
- 下り
- 1,152m
コースタイム
4/29:9:30水沢観音−11:05水沢山山頂11:20−12:25水沢観音
※ 2日目のログが電池切れのため途中で切れていますが、水沢観音−水沢山のピストンです。
天候 | 4/28、4/29共にはれ。4/28は風やや強。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・水沢観音側から登る場合は水沢観音の駐車場を利用。 ・高速利用の場合は、渋川伊香保インターからが便利です。ヤセオネ峠は伊香保温泉から榛名湖方面に向かい、榛名湖の手前。所要時間は30分〜1時間ほど。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・二つ岳方面から水沢山への登山道は、山頂近くにヤセ尾根がありますが、距離は短く、注意すれば問題ありません。 ・他に危険箇所はありませんが、水沢山への登り道は小石を敷き詰めたような状態でややスリップしやすいです。 |
写真
感想
連休を利用して群馬県榛名山へキャンプ。そして、ついでに榛名の山に登ることにしましたが、どちらかといえば山メインとなってしまいましたww
今回は、昨年から子供達の間で大人気のぐんまちゃんとの勝手にコラボ企画・・・「ぐんまちゃんと行く群馬の山・二ツ岳&水沢山編」です!
前夜の強風と寒さでやや寝不足気味のなかキャンプ場を出発!心配だった風もだいぶ弱まり、快晴の登山日和です。
ヤセオネ峠のバス停辺りの脇道を入り、舗装道をしばらく下ると、3台ほどの駐車場があり、こから先が登山道となります。
まずは二ツ岳の雄岳に。ごつごつした岩の間を行きますが、道がきれいに付けられており、登りやすいです。放送施設の脇を通って山頂へ。
この二つ岳、あまりメジャーな山ではないらしく、GW中にも関わらず会う人もまばら。頂上には誰もいませんでしたが、なかなかの眺めです。谷川岳など上越国境の山々や武尊山、右手の方には草津白根山や八ヶ岳も望めます。そして、榛名の山々と榛名湖、その後方にどーんと構えた浅間山が箱庭のように見渡せます。ここから見ると榛名山が火山山群であることがよくわかります。
続いて雌岳へ。雌岳は名が示す通りなだらかな山で、雄岳とは違って岩は少ないですが、取り付きから続く階段は結構疲れます。
写真を撮るのを忘れましたが、雌岳も視界は開けており、日光方面やこれから登る水沢山が望めます。
雌岳を下って、簡易な避難小屋を過ぎると、大きな岩の間をゆるゆると行く道を進みます。ちょっと特異な風景で、つつじとかが咲く時期はきれいかもしれません。
オンマ谷との分岐を左に進み、むし湯跡への分岐を右に見送って、尾根沿いの道を行くとつつじヶ峰避難小屋がある広場に出ます。ここにある東屋からは谷川連峰などの眺めが最高です。広場は結構広いので、お弁当持ってピクニックもいいかもしれません。
むし湯跡からの道と合流すると間もなく車道を渡りますが、この近くにも数台の駐車スペースがあり、ここから水沢山へは30分ほどで登れます。
ここからの登りは小石を敷き詰めたような道で足を取られやすいので、慎重かつテンポ良く行きます。また、尾根に出るとヤセている部分があるので、強風を避けつつ進みました。
いくつかのニセピークに騙されながらたどり着いた水沢山頂上はまさに360度の大展望!
北側は草津白根から白砂山、仙ノ倉山、平標山、谷川岳、上州武尊山など雪を抱いた山々が続き、東側は赤城山を前景として日光白根山や皇海山、南側は妙義山や荒船山といったへんてこな形の群馬の山々と秩父山塊、西側は相馬山、榛名富士とさっき登った二ツ岳が並んでいます。
残念ながら、関東方面は霞んでいましたが、空気が澄んでいればスカイツリーや筑波山まで見えるそうです。山頂に備え付けられた登山日誌にはこの日の午前中には富士山まで見えたと書かれており、富士山の見える山収集家の息子はちょっと悔しそうでした。。。
山頂はちょっと狭いので水沢観音側から登ってきた人でごった返しており、スペースを探すの苦労しましたが、ここで何とか昼食にありつき、キャンプ場へ戻ります。
帰りはむし湯跡を通る道へ行ってみました。むし湯は大正期まで使われていたそうで、当時は4軒の宿もあり栄えていたとのことですが、今はその面影はありません。
むし湯跡の先は急な登りとなり、既に疲れた体には辛かったです。
登りが終わると、昔の火山口跡であるオンマ谷に下っていきます。写真が下手で伝わりにくいですが、苔むした大きな岩石がごろごろした場所で、ちょっと不思議な光景が広がっています。この辺りには風穴も見られ、心なしか涼しい風が疲れた体を癒してくれます。
これで今回の登山は終わりの予定でしたが、水沢山から富士山が見えることを知った息子はひそかにリベンジを狙い、最近山バカと化しつつある父もこれに加勢し、翌朝再び水沢山頂上を目指すことに。。
同じコースではなんなので、今度は水沢観音側から登ることにしましたが、こちらがメジャーなルートらしく格段に人が多いです。また、こちらの方が登り始めの標高が低いため、春がより進んでおり、新緑や花が多く見られました。
お休み石と呼ばれる中間地点から先はやや勾配がきつくなり、補助ロープが張ってあるところもありますが、特に危険な場所もありませんので、うちの子供よりも小さな子も結構歩いてました。
開けた稜線に出ると傾斜は緩み、間もなく山頂に到着。
前日と同様南側は霞んでおり(というより前日より霞んでいた。。)、富士山を見ることはできませんでしたが、息子は特に落ち込む様子もなく、「早く下山して水沢うどんを食べよう!」と。。。
下山後は老舗の水沢うどん屋清水屋で待望のうどんにありつき、今回の山行をおいしく終わらせることができました。
群馬の山、なかなかいいです。
清水屋の店内には明治か大正時代の水沢界隈の写真が貼ってありましたが、建物や道の様子が今と全く違うのに、水沢山は今と変わらぬ丸い形で写っているのが印象的でした。
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