丹沢主稜(塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳〜檜洞丸)
- GPS
- 29:52
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 2,317m
- 下り
- 2,094m
コースタイム
4/29 5:15蛭ヶ岳-6:44白が岳7:10-7:34神ノ川乗越-8:19金山谷乗越-9:00青が岳山荘9:22-9:28檜洞丸9:34-12:09ゴーラ沢出合12:14-12:58西丹沢自然教室
天候 | 4/28 晴天、湿度少、日中は15-20℃位。風少ない。 4/29 晴天、午後からやや曇り、気温は前日と同様。風少ない。蛭ヶ岳山頂の早朝の気温は2℃。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
4/29 西丹沢自然教室より小田急線新松田行(富士急行バス)60分超。14:40発。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
蛭ヶ岳-檜洞丸はアップダウンが多く体力を激しく奪う。 半丸太のハシゴ・階段多し。雨天は非常に滑りやすくなる恐れがあるし、バランス取りで足の筋肉と神経の疲労度が高まる。要注意。 蛭ヶ岳-ゴーラ沢出合の区間は鎖場、ハシゴ多し。塔ノ岳〜蛭ヶ岳の牧歌的な雰囲気と違いアップダウン多く険しく距離が伸びない。 山ヒル無し。情報も無かった。蛭ヶ岳山荘の主人によると5月から出没するとのこと。 H山荘では一枚の布団を二人で分け合う。奪い合うか? 某山荘では三人との噂。氷点下近い寒空か究極の選択になりそう。 |
ファイル |
計画書
(更新時刻:2013/05/02 09:59) |
写真
感想
丹沢の楽しさと険しさを知る山旅となった。
連休中で天気良く登山者が多く、細い道の擦れ違う場面が多くなる。
こういう点も考慮して行動時間には余裕を持たせる必要があると思った。
一日目。大倉尾根の長い上りは登る一方で確かに体力を費やす。
東相模湾方面を望める見晴らし台で、早速ストックを使う。以後4WD歩行。
それでも、途中、売店の様な山小屋が4件もあり、飽きずに行ける。
塔ノ岳まで来ると達成感がある。山頂は相当な賑わい。軽く三百名はいたのでは?
ここから、蛭ヶ岳までが牧歌的で起伏が少なく最も楽しいコースとなる。登山者も減る。塔ノ岳で引き返すのは非常に勿体ないと思う。
丹沢山の手前、対向との擦れ違いで歩みを止めたときに腿の筋肉がぷるっと震えた。1ヶ月のブランクで大倉尾根の登りのダメージがだんだん出てきた。
鬼が岩の辺りで、いつもの左膝の違和感を感じたので、膝サポータ、ついでに足首サポータを巻く。
二日目。一晩休んで多少膝は回復したが、サポータは巻いて出発。起伏の激しい道に1キロ経たずに膝のダメージが出る。ダマシダマシ、ロボコン歩きで檜洞丸へ向かう。鎖場やハシゴが多く、一向に進まない。
険しさは蛭ヶ岳・檜洞丸間の方があるが、檜洞丸からの下りは弱った膝には十分な衝撃を与える。
二日間通して檜洞丸までは予定通りに行動できたが、西丹沢自然教室までの下りで大幅にスローダウン。実際には白ヶ岳からペースが徐々に落ちた。
足の皮がむけてきて若干の痛みがあった。
もう少し短い間隔で筋力が維持できるようにしたい。
山小屋の夜は長かった。
深夜隣でモメそうになって、トバッチリ食いそうになった。
鼻づまりで眠れず、次行く山のことを何となく浮かべては、まだ、5時間もある・・長い夜だな〜と半身で寝返り打ちながら夜を過ごした。
オヤジの激しいイビキ、女性の喘ぎ声のようなもの、子供のビブラートと賑やかな夜でもあった。
最初は東野から檜洞丸を通って丹沢山と南下予定だったが、弟が実家に来るため、予定を変更して北上プランを作った。しかし膝の心配と塔の岳から檜洞丸まで行けそうな達成感、バスの待ち時間を考えて、西丹沢自然教室に変更。
高校時代を丹沢のふもとで過し、二ノ塔、三ノ塔を歩き、ヤビツ峠から阿夫利下社と自転車を担いで歩いただけで、三ノ塔の先に行くことを想像できなかった。塔ノ岳や檜洞丸は当時から知っていたが、どんなところだろう?と思うことしかできなかった。念願果たせたかな。
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