日向山(遭難多発の入門山。その原因を探る)
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- GPS
- 03:34
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 921m
- 下り
- 912m
コースタイム
天候 | くもり時々晴れ 矢立石登山口 10℃ 日向山山頂 0℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<重要> 結論からいいます。初心者の方は、矢立石登山口から日向山への直登のハイキングコース以外はいってはいけません。そのコースのみとても安全快適です。それ以外のコースは、ルートに明るい方と一緒でないと、落石・滑落・道迷いなどの遭難の危険性が高まります。詳しくは、感想をご覧ください。 ■矢立石登山口〜東屋(錦滝) ※要注意 落石箇所多数です。注意が必要です。山全体が花崗岩が風化したような状態です。いつ落石があったもおかしくないでしょう。基本、歩行しない方が無難かとおもいます。 ■東屋(錦滝)〜日向山 ※要注意 急こう配で登山道も荒れています。矢立石登山口に警告がありますが、下りはやめておいたほうがいいでしょう。登りもお勧めしませんが、もし使用する場合は、昭文社地図の雁ヶ原表示にだまされず、とにかく日向山に進んでください。 ■日向山〜矢立石登山口 ※要注意 日向山〜矢立石登山口の往復のみでしたら、とても安全快適です。でも、錦滝からのハイキングコースから来た場合、日向山山頂からどのように下山するのか、まったくサインがありません。矢立石登山口から登山した方には、何を馬鹿なことをと思われるかもしれませんが、それがこの山の盲点です。正解は山頂のすぐ横です。人が行き来していれば、問題なく分かりますが、東屋(錦滝)から登山して、人がいない場合(平日とか、午後とか)、どこが下山口かわからなくなる可能性があります。 |
写真
感想
■遭難多発の入門山
絶景と砂の異空間が魅力の入門山。そんな風にしかおもっていませんでしたが、ここ1か月の間で、数少ない山梨県の山仲間から、日向山で登山者が遭難したという話を聞きました。それも2件も。ひとつは、県警のヘリまで出動したそうです。
にわかに信じられない話でしたが、ずっと私の心の中に引っかかっていました。遭難者のルートの情報は「滝方面から登って行ったところ、分からなくなった」ということです。おそらく、錦滝を示しているのだと思います。日向山は、入門山として、初心者をつれていって山仲間を増やすきっかけにしたい山です。下見がてら、ルートの危険性を検証しにいってみました。
■遭難の危険性1 地図表記の間違い。日向山=雁ヶ原だと考えるべし。
私自身もそのトラップにかかったのですが、昭文社の地図表記が明らかに間違っています。このヤマレコのYahooの地図でも確認できますが、錦滝から日向山の稜線に出て、東に150Mくらいいったところの標高1622M地点が、昭文社地図では雁ヶ原となっています。(入念に)昭文社の地図を買って、地図に従おうとすればするほど、鞍掛山方面(東方向)に引きずられてしまいます。これが第一の遭難の誘因だと思います。昭文社には、このYahoo地図に合わせるか、せめて雁ヶ原の表記をなくしてほしいです。
実際は、「日向山」として山梨100名山の標柱があるところが、雁ヶ原。本当は、三角点の箇所が「日向山」としては正式なんでしょうが、観光を目的としてピークをハイライトの箇所に移したんでしょう。この山梨県の作為が、昭文社の誤記を招いたんだと思います。
ちなみに、本来の山頂と山梨100名山の標柱の違いがある山としては、春日山、要害山などがあります。逆に黒富士は地図(Yahooほか)の方が間違っています。こうしたミスマッチは、ほかにもあるかもしれません。
■遭難の危険性2 標識の不親切さ。日向山はメジャールートのみと心得よ。
日向山ハイキングコースと謳っておきながら、錦滝から日向山に向かうコースは、まったくメンテナンスが行き届いていません。いや放置されているといってもいいと思います。登山道が荒れるくらいならよくあることですが、せめて山頂からどのように降っていくのか最低限の標識はあってほしいです。
錦滝から周回した登山者は、おそらく、山頂から砂場をひたすら下って麓に降りようとするか、南側のクマザサの中で迷ってしまうとケースが起こりうると思います。実際、クマザサの中には、いくつもの道迷いと思われる不鮮明なトレースがありました。
■おわりに
「初心者向け」「近所」と付けば、山登りも気が緩みます。私も実際、そうです。今回、下見がてら、ルートの危険性を検証するとはいえ、とても気軽な気持ちでした。しかも、安易な午後出発。遅い時間帯でしたので、人気の山もだれもいませんでした。そうしているうちに、私自身が道に迷う事態になってしまいました。
高い危険な山は警戒しますが、低い簡単な山ほど油断します。そこに遭難の危険性があることを身をもって知りました。どの山も万全の装備と心構えで臨みたいものですね。
yama-ariさん始めましてこんばんは。
日向山の記録大変興味深く読ませていただきました。
実はGWの後半で会社の人と行ってみようと思っていた山だったのですが、私もまだ行ったことが無かったので今回は別の山にしてみようと思います。
私もお手軽山だとタカを括っていたので、日向山に関しては一度行ってみてから誘ってみようと思います。
ありがとうございました。
yama-ariさん、初めまして
C-chanと申します。
私も日向山や鞍掛山を何度か歩いていますが、錦滝からのルートに関して、全く同感です。
初めての時、山頂に着いてさあ帰ろうと思った時、かなり道を探していました
残念ながら多くのガイドブックでは、ゆるやかなハイキングコースを登って急な錦滝コースを下りに使うコース取りをしているようですが・・・
昭文社の地図には、以前別のところでもだまされて怖い想いをしたことがあります(地図上では分岐がピークの手前だったのにピークを過ぎてからしばらくしてやっと現れた)。
どの山域もあまり厳密に従わない方がいいですね
日向山〜矢立石登山口の往復のみでしたら、とても安全快適です。まったく問題ありません。
でも、他のコースをすべて見たわけではないのですが、このあたりの登山道は、登山道の体をなしていないように見受けました。
この一帯の山々は、花崗岩が風化した状態であり、落石や崩落しやすい場所です。そのため、雁ヶ原(日向山)のような砂の異空間もできるわけですし、尾白川渓谷の美しい白さになるわけですが・・・
林道もいたるところ落石でしたし、尾根の登山道は痩せて、急こう配の登山道は流れていました。日向山に限らず、このあたりの山行をプロデュースする場合は、下見が必要のように思いました。私も危うく、下見なしに入門者を誘うところでした(危ない)。
Chilicaさんの厳しい目からみた日向山の下見も是非、ヤマレコにアップしてください。私も参考にさせてもらいます。
それでは、また、山かヤマレコでお会いしましょう。コメントありがとうございました。
C-chanさん。はじめまして。
C-chanさんも日向山からの下山道に迷われたんですね。このヤマレコアップしてから、「いや、私が下山標識を見落としただけかも・・・」と気になっていましたが、やっぱりその認識でよかったことが分かりました。貴重な体験談、ありがとうございました。
地図、しかも天下の昭文社の地図の間違いは、結構あるんですね。景色が少し見えないくらいならいいですが、地図の誤記は、場合によっては命にかかわる場合もありますね。今回の雁ヶ原のように。
地図ユーザーの間違いの指摘を吸い上げ、地図表記に反映する仕組みはできないものかと、常々思っています。昭文社の地図は、毎年更新しているにも関わらず、間違いがそのままの状態もあります。本当に担当者は歩いているの? と疑いたくなるのは私だけでしょうか。
おっしゃる通り、昭文社の地図を絶対視せず、いろんなチャンネル(他社の地図、GPS、ヤマレコ情報、動物的感など)をもって、山行しないといけないですね。少し残念ですけど・・・
はじめまして。pasocomと申します。
yama-ari様のこのレコを興味深く拝見しました。
私自身も登山に興味を持ち始めた一番最初に登った山でしたので、同じように下山道で迷ったことも思い出します。
さて、この中にはとてもたくさんの問題が潜んでいると思われますので、つらつらと書かせていただきます。
1)山と高原地図について。
私は本を持っていませんが、Shot12を見てあまりの間違いに驚きました。しかしよく見ると昭文社の「言い分」も見えてくるようです。
それは「雁ヶ原」という文字は昭文社としては「山頂の西側」と言うほどの意味でそこにプロットしたのではないでしょうか。それがたまたま「1622・」という標高ポイントの上になっているので、これを見れば誰でもその「・」位置が雁ヶ原の場所だと誤解します。
「雁ヶ原→」のような表記があればいいのですが。
ところでこのような「山と高原地図」における表記間違いについては、まさに「地図ユーザーの間違いの指摘を吸い上げ、地図表記に反映する仕組み」ができています。
それは下記のサイトページ。
「お問い合わせ」となっていますが、地図の間違いもここから指摘することができます。指摘すると担当者から返信(回答)があるのが普通です。
https://www.mapple.net/contact/yamachizu/form.asp
2)「山頂」と「三角点」のこと。
ご指摘のように地図における山頂表記と実際に一番高い場所とのズレがある山がいくつかありますね。
私は山の中で一番高い場所が「山頂」だろうと考えています。三角点は測量の都合が良い場所に設置されているだけですから、必ずしも「一番高い場所」に設置されていません。
例)櫛形山、黒川山(鶏冠山)、硫黄岳、金峰山、薬師岳(鳳凰)などなど。
過去には三角点位置の標高を以てその山の標高としてる事が多かったですが、そこより高い場所があるじゃないかという指摘が相次ぎ、現在では国土地理院も三角点ではなく最高点を山の標高とするケースが増えています。
http://www.gsi.go.jp/KOKUJYOHO/MOUNTAIN/1003zan_gaiyou.pdf
日向山では三角点は矢立石に向かう下山道の脇にひっそりあり、とても最高点ではない。やはり山梨百名山標柱が立つ当たりが山頂というべきだと考えます。
写真に写っている昭文社の地図では山頂マークの下に「1659.6」という文字が見て取れます。これは山頂標高ではなく三角点の標高ですね。
それでいて、位置は百名山標柱のあたり。矛盾しています。
3)「通行止め」林道の問題。
Shot2にあるように錦滝に向かう林道は通行止めです。
この道はもう何年も前から常時通行止めでいっさいメンテナンスされていません。いわばもう「廃道」になっているものです。
従って昭文社地図などでここが登山道として通行できるように表記されていること自体が間違いと言うべきでしょう。
「通行止め」というのは「車両通行止め」とは異なり、人間が徒歩で通行することも禁じる規制です。
本来、通行止めゲートに進入することは違法行為ということになります。
4)管理主体の間で調整されていないこと。
では、最後のショットにあるように錦滝→日向山」の路は、なぜ「通行止め」じゃないのか?と疑問になります。
これは推測ですが、林道を通行止めしているのは、標識にあるように「山梨県」です。しかし一方登山道を管理しているのは、これも標識にあるように「北杜市」。
この両者の間での連絡不足のため。北杜市は、あたかも林道を歩いて錦滝に行ってもいいような張り紙を出してしまっているのではないでしょうか。
ただ上に述べたように林道が通行止めなら現実的には錦滝には行くことができず、したがってそこから日向山に登山するのも禁じられているようなものですが。
お役所間での連絡不徹底はここに限らずあちこちで見受けますが、実に情けない状況ですね。
5)国土地理院の地形図でさえ間違いあり。
私は山行の際は必ず国土地理院の地形図を確認、プリント持参しますが、この地図でさえもしばしば間違いが見つかります。
したがって「地図」というものを盲信することはやはりいけない。現地標識と自分の読図能力を使って歩かなければなりません。
もちろん、これは地図が間違っていても良いといっているのではなく、国土地理院もネット上で間違いを指摘するメールが打てますので、遠慮なく指摘し、みんなで地図の精度を向上させていく努力をしなければいけないと思っています。
6)山頂から矢立石に下りるルートの案内が不備。
これは、もう私も迷ったくらいで本当に標識が不備ですね。
山梨県は「観光立県」だそうですが、このように山の整備には実に予算が不足です。権現岳の山頂標さえも修理してくれません。
このへんもみんなで声を上げ、お役所に訴えていく必要があると痛感します。
以上、思いつくままに書いてしましましたが、yama-ari様の、このレコのおかけで地図のことや役所の問題などみんなで考えるきっかけになったと思います。
これからもこのような問題提起ありましたら、ぜひレコや日記などで議論の素を作っていただければと思います。
はじめまして。
興味深くレコ読ませて頂きました。
私も去年同じルートで登りました。
迷う人が多いせいか、間違った方向に踏跡があったりして、さらに迷いやすくしてますよね。
いわゆる日本百名山のメインルート以外は整備が行き届いていない感じがしますね。
私が住んでる埼玉も似たような感じです。
結局は自分の地図読み経験値を上げるのが一番の対策かもしれませんね。
個人的には、pasocomさんのレコをいつも拝見させていただいております。観音峠からの茅ヶ岳は、私も狙っています。情報とても助かっています。ありがとうございます。
さて、このたびは、上手に問題点を整理していただき、ありがとうございます。
1)山と高原地図について。
教えて頂きありがとうございます。さっそく、「雁ヶ原」の表記について、問い合わせページよりお願いしましました。これで、2014年版の地図が訂正されれば、すばらしいですね。回答と対応については、また報告させていただきます。
2)「山頂」と「三角点」のこと。
勉強になりました。山頂は、てっきり三角点かとおもっていました。その理由も、ケルンとかで石を積み上げたりして標高を高める輩が出た時の対策かと思い込んでいました(笑:半分冗談です)。
ご指摘に従えば、三角点、最高点、山頂標柱(標識)の三つが異なるという場合もあるということですね。ややこしい〜。山知識として、どこかで使わしてもらいます。
3)「通行止め」林道の問題。
4)管理主体の間で調整されていないこと。
「通行止め」は、人間が徒歩で通行することも禁じるんですか・・・。自己責任ということなんですね。そうなれば、登山コースなんかにしてはいけませんね。
5)国土地理院の地形図でさえ間違いあり。
おっしゃるとおり、精度を上げていくために、ユーザーが声を上げないといけないですね。
6)山頂から矢立石に下りるルートの案内が不備。
pasocomさんも迷われたということは、下山標識がなくて困ったという人が結構いらっしゃるんですね。北杜市におねがいすべきなんでしょうか。なんか役所に交渉する手間暇を考えたら、自分で作った方が早い気もしてきました。でも、登山者が、作って勝手に掲示してもいいものなんでしょうか?
いろいろ、教えていただきありがとうございました。他のヤマレコユーザーの方にも興味深かったと思います。また、山のトリビア教えてください!
メッセージありがとうございます。
山頂に立つと、八ヶ岳の景色とともに下の砂場に目がいって、誰でも下の方向へ歩いてしまうと思います。10歩歩けば、下山道は全く見逃してしまいますね。絶景がゆえの心理作用が働くのかもしれません。
埼玉の山も、メインルート以外は整備が行き届かないんですね。財政的な問題もあるんでしょうが、行政が「ハイキングコース」を謳っているのであれば、少しは関心をもってほしいですね。
昨年の夏、尾白側渓谷から日向山をめざしましたが、渓谷遊びに時間をとられ、計画変更、錦滝から矢立石登山口→尾白側渓谷駐車場に戻るコースを辿りました。明日はリベンジで全く同じコースを歩く予定なので、大変参考になりました。yama-ariさんありがとうございます!
昨年は矢田石から尾白川渓谷駐車場に戻る際に道に迷いました。行き先表示はあるものの、車道から登山道に入る道がハッキリせず。同じような人がいるようで踏み跡がいくつもあり、進んでいくと道が途絶える、という箇所がいくつかありました。往路と同じ道を戻るのならあそこまで迷う事はなかったと思いますが、日暮れも近づき、迷ったまま渓谷の絶壁の上にでも出てしまったらえらいこっちゃ、焦った事を思い出しました。
コメントありがとうございます。
他のルートも整備されていないんですね。
道迷いが大事に至らなくてよかったですね。
明日、気をつけて、楽しんで来てください!
pasocomさんに教えていただいた問い合わせページより、今回の「雁ヶ原」の表記の件について、以下のように昭文社に問い合わせを行いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【私から昭文社へ】(5月4日)
いつも貴社の地図を愛用させていただいております。
さて「山と高原地図41 北岳・甲斐駒ヶ岳」の「日向山」の「雁ヶ原」の表記につきまして、再考していただきたく、お願い申しあげます。
貴社の「雁ヶ原」の表記場所が1622となっていますが、その場所が誤っています(もしくはそのように見えてしまいます)。本来は、貴社に表記されている「日向山」のすぐ西隣になると思います。具体的には、 峇腑原」を消す、二段にして日向山と列記する、1Δ泡をいれる、になると思います。
このお願いにいたった経緯については、下記をごらんください。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-291682.html
道迷いを減らすために、ご協力をよろしくおねがいします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ゴールデンウィーク明けすぐに、昭文社の担当者様から以下のような回答がありました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【昭文社担当者様から私へ】(5月7日)
平素は弊社商品をご愛顧頂き、厚く御礼申し上げます。
昭文社制作部 山と高原地図担当の●●と申します。
この度は、山と高原地図「北岳・甲斐駒」についてのご指摘を賜り、
誠にありがとうございました。
日向山の雁ヶ原の地名表示については、ご指摘の通り、
不適切な部分がございましたこと、お詫び申し上げます。
改めて執筆者と相談の上、今後の版にて修正するよう
にいたします。
今後とも変わらぬご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
昭文社 制作部(地図)
担当:●●
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このメールの前に、ゴールデンウィーク中は、回答ができないが、明けにすぐに回答するとのメールも来ました。昭文社の対応は、とても迅速かつ丁寧でした。回答の通り、次の版より、地図表示が改善されることを願っています。また、たくさんのヤマレコユーザーの方のコメントにより、問い合わせの内容がより説得的になったこと、また今回の問い合わせへと後押ししてくださったことに、心から感謝します。
このたびの経験から、地図表記については、問い合わせページ等を通じて、声を上げた方がいいということを学びました。登山者のひとつひとつの声によって、より快適で安全な地図へと更新されていくとすれば、すばらしいことですね。このヤマレコがそうした面からも情報を確認できる場にもなるといいですね。
みなさん本当にありがとうございました。とてもいい勉強になりました!
予定通り、5日にリベンジでyama-ariさんと同じコースで行って参りました!すばらしかったです。
甲斐駒ケ岳を仰ぎながらの林道歩き(崩落危険・自己責任)、錦滝からの急登、突然現れる白砂、その先に現れる八ヶ岳の眺望、下山道は笹山をのんびり下りながら木立の合間に甲斐駒と鳳凰三山。変化に富む楽しいコースですね!
私が錦滝→日向山に向かった正午過ぎには、お子さんを含む30人以上の下山する人とすれ違いました。こんなに多くの方が、それもファミリーで下り道に使っている事に驚きました。急なうえザレていていて下山には危険すぎます。崩落危険と知りつつも周回コースを取りたい方は、下りではなく登りに使うことを強くお勧めします。矢立石→通行止め林道経由(崩落危険・自己責任で)→錦滝東屋→日向山頂→尾根道ハイキング道経由→矢立石、です。
yama-ariさんの警告を聞いていいたにのに、鞍掛山方方面との分岐では左側(いったん鞍掛山方面に向かい、すぐ右に曲がる巻き道)を選んでいました。分岐を右にとると、いったん下ってから上るのが目視でき(せっかく登ったのに一度下るのがイヤ)。しかし巻き道は踏み跡が不鮮明なうえ痩せた尾根歩きになる事がわかりビビって引き返して(これが実線の道で表されているのも疑問)右の道をとって正解!少し下ったあとには、目の覚めるような白砂の登りが待っていましたが、これがまた楽しい〜〜!でした。
ponchiさん。レポートありがとうございます。
5日はとてもいい天気でしたから、八ヶ岳や甲斐駒もよくみえてたんではないでしょうか。いい山行でよかったですね。
確かに、写真11の巻き道分岐の掲示も紛らわしいですね。新しい看板が「鞍掛山・大岩山」方面だけにありますよね。右に方向に「日向山」とあれば、迷うことはないのかもしれません。これも掲示の不備ですね。
鞍掛山の巻き道分岐、日向山山頂近くの下山表示、この二つは早急の対応が必要ですね。
問題提起が形になればいいですね。
今年の始めにこんな山行をしました。
http://mtgd3chan.blogspot.jp/2013/01/blog-post_1211.html
お役所の観光課あたりは、地域資源の掘り起こしに躍起になっているかと思い新しい登山道を作ればと提案したりしました。yama-ari山とは真逆かも?
道標が不整備という視点はありませんでした。
確かに思い出してみればおっしゃる通りだと思います。
林道、不正確ですが、僕の聞いた話は
何代前かわかりませんが天野久という県知事が強力に推し進めた林道で、計画では戸台の河原まで通そうとしたそうですがあまりに脆い地形で頓挫した林道であるということ。昔は終点まで車で入れました。林道管理ということで着いたゲートだと思います。林道が廃道になってもそのままゲートが残っているということだと思います。
メッセージありがとうございます。
新しい登山道を提案されるとは、積極的ですね。林道の件も情報ありがとうございます。
今回のヤマレコが発端になったのかわかりませんが、この投稿後すぐに、山頂に下山道を示す標識が設置されたのを、他のヤマレコで確認しました。
標識を設置された方も、nanachanさん同様積極的ですね。指摘するだけでなく、実際に作って看板を設置しようとされたんですから。
ヤマを愛する皆さんの思いと行動力には、只々感服いたします。
はじめまして。
近々に行くに予定しています。
大変貴重な情報ありがとうございます*\(^o^)/**/
okachan719さん。
メッセージありがとうございます。
その後、山頂には、このレコが契機になったのか、ならなかった
のか、下山表示がなされたみたいです。
ただ、錦滝の方面は、相変わらず崩落が進んでいますので、
ご注意ください。
それでは、よい山行を!
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