大山(伯耆大山)
- GPS
- 08:01
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 964m
- 下り
- 976m
コースタイム
天候 | 曇時々晴れ 気温8〜14℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山駐車場(無料)、トイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは下山駐車場にあります。(他にも要所にあり) 下山届も提出が求められています。 コース全体に木道が整備され歩きにくい登山道です。(自然破壊防止が目的のため) 五合目より上は5〜6ヶ所の残雪区間がありました。雪道に慣れた人には何の問題もないところも、経験のない人、底の固い登山靴でない人には恐怖の区間のようでした。 下山後は米子道・湯原ICで降りて、湯原温泉の「つるや」(1000円)で日帰り入浴 |
写真
感想
久しぶりの車中泊での登山となりました。(中国道・勝央SA下り線利用)
GW後半の開始ということで、車中泊組も多く翌朝のトイレは行列が出来ました。
午前7時前に下山(キャンプ場)駐車場到着、この時点で半分くらいは埋まっていました。ここには立派なトイレも併設されています。(私は下山時に利用させていただきました。)
登山ポストも設置されており、親切な用紙と先の尖った鉛筆も用意されています。また、下山届(登山中止届)も別紙で用意されています。
夏山登山口≒下山駐車場というロケーションです。
GWということで混むだろうと予想していましたが、予想に違わず午前7時で結構な登山者でした。特徴としては家族連れ(ペット含む)の多さと、靴のグレードです。
ハイカットの方はほんの一握りで、ローカットのトレッキングシューズが主流、体育の授業で履いていたような運動靴で参加の方もいらっしゃいました。
五合目までは危険箇所はありませんが、自然保護目的の木道が整備されており、歩きつらい登山道との認識です。
同じようなコンセプトで整備されていることから、五合目から上も本来なら危険箇所はない筈ですが、季節はずれの残雪によりミニ雪渓が5〜6ヶ所あり、雪道未経験の方を中心に苦労されていらっしゃいました。
原因の一つは、靴底が柔らかいためキックステップが出来ないことにあるように見受けられました。軽アイゼンを装備された方もおいででしたが、この方々はアイゼンなしでもまったく問題のない方々とお見受けしました。(意識の高さが伺えました)
頂上部は桟木を打ちつけた木道が整備されロープの柵も設置され、そこしか歩けないように制限されていました。
「大山頂上1710.6M」の立派な構造物(観光用の頂上で三角点はロープの外のピークにあります)の周辺部のみ雛壇のように木道が作られており、皆さんの昼食スペースとなっています。
混雑時の電車のロングシート並みの人口密度でしたが、皆さん譲りあって、お行儀良く過ごしていらっしゃいました。
私たちの隣はグループで雛壇だけでは足りず、足元にも車座のように座っておられましたが、体勢が窮屈なこともあってか、こむら返りを発症され「今、震度4、震度5になった。」という声が聞こえましたので、お節介かとも思いましたが、持っていた「芍薬甘草湯」を一服差し上げました。お返しにお菓子を頂戴しました。(ありがとうございました。)
リーダー格のお母さん(70歳)と話しをさせていただく中で、彼女と私は同郷であることが判明し、人生の奇縁を感じました。こむら返りの娘さんも楽になられた様子で下山して行かれました。
その後もこのグループとは下山中に何度か遭遇しましたが、その都度、お礼を言ってもらいました。(嫁はんによると何度もお礼を言ってしまうのは「広島県人にありがちなパターン」とのことです)
私たちの下山は木道周回コースで石室へ回りましたが、ダイセンキャラボクが木道に張り出し、そのせいで雪も解けず、枝は引っかかるし、足元は滑りそうだし・・・と、今回のコース中、一番緊張する局面でした。
その先は五合目で「行者登山道」に分岐し、大堰堤で元谷を横切るコースで下山しましたが、こちらのコースも木道が整備されており、急勾配区間もあって、登りには使いたくないとしみじみ思いました。
日本百名山の一つであり、累積標高は1000Mを超えていますが、今回の「夏山登山道〜行者登山道」は無雪期であれば、「ハイキングコース」と呼ぶのが相応しいコースと思いました。
下山後は旅館街でお土産を求め、途中、米子道の湯原ICで途中下車して、観光案内所で日帰り温泉を聞きましたが、結局、駐車場から一番近くの「つるや(1000円)」で入浴しました。
前段階として観光案内所で「宿泊可能なところはあるか?」と聞いたところ、さすがにGWなので皆無との返事でした。
その後、中国道・加西SAで夕食後、仮眠を取って午前4時半に帰着しました。
一昨年、岡山県に転勤していまして仕事で米子まで行き機会があり大山の素晴らしさを知り憧れていました。結局、登ることが無く中部地方に帰ってまいりましたが。5月でも雪があるのですね冬の大山付近は長野県もビックリですからね。驚きました。お疲れ様です。
私は名古屋に来て山の趣味を始めたので、大山は初めて登りました。広島県人としては、中国地方最高峰として、またスキーのメッカとしても憧れの山でした。中部山岳や鈴鹿山系を知らずに登っていたら、また違った印象を持ったと思います。
鈴鹿山系のどこかでお会いできそうで楽しみです。
ありがとうございました。
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