小遠見山☆五竜岳と鹿島槍を眺めに☆GW白馬スノーハイク:第3日目/最終日
- GPS
- 05:33
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 517m
- 下り
- 515m
コースタイム
09:08アルプス平09:24
10:09見返り坂下
11:29一ノ背髪11:48
12:11ニノ背髪
12:27小遠見山分岐
12:34小遠見山12:40
12:47小遠見山分岐
12:57ニノ背髪
13:19一ノ背髪13:27
14:21地蔵の頭14:26
14:56アルプス平15:40
15:50テレキャビン乗車
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【帰路】 16:46JR神城駅 17:15信濃大町17:19 18:11JR松本駅19:06ワイドビューしなの24号 21:21JR名古屋駅21:42のぞみ259号 22:17JR京都駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】テレキャビン山麓駅 【トイレ】テレキャビン山麓駅、山頂駅(レストラン下) 【危険箇所】特になし(一部細尾根あり) 【コース状況】アルプス平で積雪110cm、雪質はザラメ状 ※雪が緩んでいるためスノーシューでの登りが楽であったが、細尾根では明らかにアイゼンがbetter |
写真
感想
【小遠見山☆五竜岳と鹿島槍を眺めに☆GW白馬スノーハイク:最終日】
遠征最終日は白馬五竜の小遠見山へのスノーハイク!
前日は軽〜く栂池自然園を散策して、白馬五竜に移動。お洒落なペンションに前泊しました。
そしていよいよ遠征最終日の今日は残雪の小遠見山にチャレンジします!
結果的に…まだまだ経験/知識/技術の足りない我々には、少〜し緊張した雪山ハイクとなりました。
事前に山レコ等で情報収集しましたが、さらに上部に向かう方々が多く、当初は時間に余裕あれば、中遠見山までも考えていました。しかし、実際には小遠見山までのピストンで充分満足できるスノーハイクとなりました。
当日の朝、予定よりも少し遅れてエスカルプラザ上のテレキャビン乗場に到着。ここで登山届の提出を求められ、山レコ仕様の届けを提出。チケットを購入しようとすると、①平日はテレキャビンのみの運行、上部のリフトは運休。②ザックが大きく見られたか?計量されて、10kg超となり、手廻品料金(200円)を追加徴収される…などなど…スタート前にちょっとつまづき。
周りに客は一人もなし。GW明けの平日はやはり人が少なそう…。
気を取り直して、テレキャビンに乗り込みます。
テレキャビンで一気に高度をかせぎ、アルプス平に到着。山頂レストラン『アルプス360』はなんと営業中!先にその屋上にある展望台に登り五竜岳方面や白馬岳方面の景色に圧倒されます。
展望台を降りてスタートの準備を始めますが、今日の迷いどころ;登りはスノーシューか?アイゼンか?地蔵の頭下までのリフトは運休(誤算?)で、ゲレンデを登ることになるので、まずはスノーシューでスタートすることに。
リフト最上部まで登りきり、地蔵の頭は巻いて進むことにしてましたが、ゲレンデ内で踏み跡が分かりづらく、今回唯一のコースミス?…左に巻き過ぎました。
幸いGPSですぐに巻きすぎたことに気づき、修正して見返り坂へのトレースに復帰しました。
この見返り坂、思っていた以上に長く、上部は斜度もあり、出だしからブレーキ??
しかし、登り切ると五竜岳方面や今日の小遠見山が見渡せ、テンションあがります。
尾根伝いに数回坂を越えて、少し細くなったルートを過ぎて、やっと一の背髪に到着。
ここでスノーシューからアイゼンに履き替えます。尾根筋は少し風も出てるので、ここにスノーシューを置き去りにして、先へ進みます。
ここからも少し狭くなった部分を慎重に歩きます。去年この時期歩いた、だだっ広い八方尾根とは随分感じが異なり、より時間をかけてゆっくり慎重に歩きました。
ニの背髪の手前、今回一番慎重になった細尾根を進み、二の背髪で休憩。風もあり、帰りを考えて、引き返す手もありましたが、小遠見山頂は近く、雪庇に気をつければ危険箇所も見当たらないので、先へ進むことに。
まもなく小遠見山頂分岐に到着。一瞬雲が晴れて五竜岳が右手に!すぐにカメラのシャッターを切りました。
ここまでくると、小遠見山山頂は目の前。少し登って山頂に到着!時間かかりましたが、小遠見山頂に辿り着きました。
山頂は360°の大展望!特に五竜岳や鹿島槍に見惚れてしまいました!感激!感激!
少しスペースのある山頂には先客が一人おられ(同宿の男性でした)鹿島槍をずっと狙っておられました。(あとで伺うと、山頂で3時間粘ったそうです)
我々が舞い上がりアップアップ?してるのを見兼ねてか、記念写真をとって下さいました。ありがとうございました!
もう一度、まわりの景色を見回してから、名残惜しくも山頂をあとにしました。
下りも慎重に歩きましたが、登りの時よりも緊張は解け、五竜の山々を振り返りながら、アイゼンで進みます。ニの背髪先の細尾根も慎重に過ごし、一の背髪に到着。デポしておいたスノーシューを回収、再度、五竜方面を振り返り、先へ進みます。
見返り坂上まで戻り、地蔵の頭への登り口を確認してから、滑りそうな跡を選んで、恐る恐るシリセード!気持ちよく下れました。
地蔵の頭付近は既に雪が溶けてましたが、再び五竜岳や唐松岳、八方尾根、奥に白馬岳方面が見渡せ、強風に見舞われましたが、充分景色を堪能できました。
ここからはテレキャビン山頂駅まで、ゲレンデを下るだけ。ここでも懲りずに五竜方面を左後ろに振り返りながら、誰もいないゲレンデを絶景の余韻に浸りながら、のんびりと下り、テレキャビン山頂駅に到着、小遠見山スノーハイクを無事に終えました。
その後はテレキャビンで山麓まで降り(途中、ゲレンデにヤギ?羊?の放牧を目撃!)エスカルプラザでまたまたお土産を物色し、昨夜お世話になった親切なペンションのご主人にJR神城駅まで車で送っていただきました。ありがとうございました!
そして、大糸線で松本駅まで戻り、恒例?の駅構内で立ち食いそばを食し、特急「しなの」で爆睡、現実に戻るべく新幹線で京都に戻りました…。
《遠征第3日目を振り返って》
今回の小遠見山へのスノーハイク、事前情報を得てはいましたが、雪道初級者の我々にとっては正直イメージしていたものより少〜し緊張と体力/技術を要しました。
まだまだ経験を積み重ねていく必要を感じました。
しかし、五竜岳、鹿島槍や白馬方面の素晴らしい山々の景色を堪能でき、また親切な方々と出会えたことに、とても満足してます。
とにかく…今回のGW白馬遠征3日間(白馬乗鞍岳/栂池自然園/小遠見山)を無事に終えることができて、今は一安心といったところです。
次回は残雪期の(ミニ)縦走にチャレンジしたいです!
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