足尾山、一の鳥居起点の参道探索

2021年02月21日(日) [日帰り]

• GPS: 04:55
• 距離: 13.2km
• 登り: 892m
• 下り: 886m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:27
• 休憩: 0:25
• 合計: 4:52

9:35 足尾神社前
11:23 11:25 きのこ山
12:05 12:20 足尾山
12:56 13:04 猿壁山
14:21 14:21 足尾神社前
14:27 ゴール地点

天候

晴れあたたかい

コース状況／危険箇所等

足尾山の登山道・参道がいくつかあるが、上曽峠へ向かう途中にある1816年(文化13年)の一の鳥居からのルートが見当たらなかった。昭和61年の「加波山周辺八郷町」、前川康司著では、道があるようなので、地理院図の新しい林道ではなく、地形から参道に使いそうな尾根道を予想して足尾山に登ってみた。

�‖�尾山一の鳥居から足尾山（きのこ山と足尾山の間の稜線に出る。）
3回目の歩きで”丁目石が見つかり、参道の入り口がわかった。林道に惑わされなければ山道ははっきりしているので再現は容易。

��足尾山から猿壁山の下り
八郷の山道は作業に使われ比較的歩きやすいことが多いが、猿壁山と足尾山の間は笹が邪魔して歩きやすくない。尾根を歩けば迷いはしない。

全体に八郷の山は林業や人が入っていて、リボン道に出会えれば歩きやすい。

写真

2/21 9:34

今日の目的は足尾神社一の鳥居から足尾山へ登ること

2/21 9:36

鳥居をくぐった先に神社はなく集落です。道標にはまかべ、あしおと書かれています。ここから足尾山へ素直な道があるはず。

2/21 9:35

鳥居の向かいの「えびす屋」宿。昔は上中下三宿あったらしい。
葦穂郵便局前の道が浜街道、魚の道でこの道を馬で真壁へ魚を運んだそう。文献八郷町、前川より。

2/21 9:35

えびす屋

結論を先に。
3経路試し足跡がごちゃごちゃしたが、鳥居から、聖徳太子殿、その横を上がると丁目石があり参道であることがわかった。

2/21 9:37

真壁へ乗り換える馬止めもあったそう

2/21 9:38

鳥居から道なりに正面に見える足尾山へ向かう

2/21 9:39

行儀の悪い仏様？調べてみたら如意輪観音様のスタイルらしい。

2/21 9:40

聖徳太子殿入り口の碑

2/21 9:42

聖徳太子殿

2/21 9:40

聖徳太子殿

2/21 9:43

加波山は廃仏毀釈後の神社色が強いので、堂々とした古いお寺は意外な気がする。

2/21 9:46

参道の入り口が見当たらないので、太子堂から少しもどった場所から登る。あとで間違いとわかる。

2/21 9:52

すぐにぼやっとした道になる。

2/21 10:01

一度車も通れる林道に出て、尾根を狙って横断し、山に入る。

2/21 10:03

当たり。地理院図の黒点線はおそらく作業道で、地理院図にないこの尾根道が元参道。後で太子堂からの参道もつながった。

2/21 10:17

途中にドラム缶や手水石。採石場が近い

2/21 10:18

人工的な石積み

2/21 10:53

快適な山道が稜線まで続いている

2/21 11:00

ひらけた場所に出たと思ったらパラグライダーの発射場

2/21 11:37

きのこ山側に縦走路に出た場所

2/21 11:11

ときどき市境道を歩きながらきのこ山へ寄り道。

2/21 11:14

市境道。ヘアピン路ショートカット道の風呂桶。

2/21 11:24

きのこ山

2/21 11:56

帰りはパラグライダー発射場から見て、先の方に突き出て見える猿壁山を通って帰る

2/21 12:00

足尾神社拝殿

2/21 12:02

人力車組合の碑。さすが足尾山

2/21 12:19

足尾山山頂から筑波山

2/21 12:35

猿壁山への道は、いのしし目線ならいい道なのかも。人間には笹が邪魔。

2/21 12:38

靖国神社

2/21 12:54

猿壁城の堀切に到達

2/21 13:06

石を見たりしながら、適当に好きな方向へ猿壁山から急坂を下る。

2/21 13:17

八郷の林の中をトラバース。このピンクリボンは以前にもお世話になった。黄色とピンクの2本線がリボンのシリーズの始点。八郷の約束ごとなのか全国的なのかは知らない。

2/21 13:24

助かるリボン

2/21 13:37

帰り道の林道に到達

2/21 13:46

下りでリボンを見て別道探索。途中で狩猟の許可証があり、参道ではなさそう。

2/21 13:55

なんとなく道がすっきりしないので、再び聖徳太子殿にもどる。そこで見つけた碑。これより足尾山道とあり、最初の登り道が違ったことが分かる。

2/21 13:57

聖徳太子殿の横の二十三夜塔の側面に、これより足尾山二十八丁と書かれ、その奥に御不動さんがいるので、この間を登るのが正しいらしい

2/21 13:59

少し登ると八丁目。この道であっている。

2/21 14:00

新しい林道より荒れているが、はっきりした道

2/21 14:06

十丁目。この先で朝通った登山道に合流。すっきりした。

2/21 14:26

上曽峠トンネル工事中。2025完成予定

感想

draemoon

足尾神社一の鳥居が立派だがその先がないことが気になっていた。
一の鳥居のもう少し下の足尾神社里宮からの参道は先月brockenさんがレポートされているが、鳥居の位置から里宮からの参道に向かうのは遠回りなので、きっと鳥居起点の参道が別にあり、それは今の等高線上を走る林道とも違うと予想をたて登ってみた。
結局、登り×、下り×、再登り○と2度目の登りで参道の丁目石にぶつかり参道が確認できた。

猿壁山の藪も冬は藪が少なく順調に下山でき、明るい内に帰れたので、庭にじゃがいもを植えることができました。

コメント

godohan

draemoonさん　　どうもです。

足尾山の古道(参道)が気になって調べていたら、こちらのレコが見つかりました。
いい感じの道標や丁目石が残っているようですね、立派な聖徳太子殿の驚きです。早く実物を見たくなりました。折を見て訪ねてみたいと思います。詳しい情報有難いです。　それでは。　　godohan

draemoon

godohanさんおはようございます
足尾山の参道はもう一つの足尾神社からの方が道は広めです。多少迷ったとしても、参道周辺は比較的林の整備がよく見通しがよく、また、ご経験も豊富のようですので問題ないと思いますが、時間は余裕を持って探索されるのが安心と思います。霊石の魅力？に惹かれてつい夕暮れになりよく失敗しています。