上谷山☆長大なブナの尾根を越えて江越国境の雪稜へ
- GPS
- 08:33
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,039m
- 下り
- 1,029m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
二等三角点を踏み始めたときに、最難関は、江越国境尾根最奥の上谷山であろうと思われた。
山通な方々が好まれる余呉トレイルが開かれる。2011年発行の余呉トレイルマップを手にすると、上谷山のルートは「未整備」とあった。余呉トレイルは、ほとんど未踏なのだが、歩いたルートでは、山の雰囲気を最大限生かすために必要最小限の整備にされているように感じていた。「未整備」これは本気の藪なのかもしれない。
それでも、いつか登ってみたいと願っていた。
藪山なので、残雪期に登られることが多いとわかる。
滋賀県内の山の植生調査に入っておられた青木先生にたずねると、残雪期でなくても、調査にはよく入ったと聞いて、可能性は無きにしも非ず。福井側からのアプローチになりそうだ。
夢を抱き続けることになる。
山行は週末に限られる。雪が締まった3月の残雪期となると、年に1,2度チャンスがあるのか。ここしばらく、3月の年度末の忙しい時期は心の余裕もなかった。山行日数も半減していた。山どころではなかった。
土曜日の朝、ヤマレコを見ると、山行のお誘いをyamaneko0922さんから頂いていた。行き先は、候補の中からお任せさせていただいて、無動寺谷に向かわせてもらった。返信に、今後のこととして、天気や積雪の状態から上谷山のチャンスはあるのでしょうか?と伺ってみる。お返事は、意外だった。
無動寺谷から戻ってくると、上谷山の山行計画がUPされた。
naojiroさんには、お付き合いいただくことになり申し訳なかった。
音並〜下谷山〜トチノキ峠の山行は、コンディションが整えば必ず歩きましょう。(当日、お聞きすると、上谷山よりしんどいコースとか。こちらも、たいへんです。)
いざ山行が決まると、不安もすこしばかり。
私だけ、スノーシューでなく、わかんで歩くことになる。
この不安は、広野浄水場で、出発が同じだった福井のグループはみなさんが、わかんだったので払しょくされた。今回、わかんで歩いてよかったのは、最後の植林帯の下り。下りのステップは、わかんの方が刻みやすそうだった。登りはスノーシューに軍配が上がる。ヒールリフターはよさそうだ。
「木ノ芽峠〜鉢伏山〜山中峠☆鉢伏山地縦走〜旧北陸線の隧道回廊へ」
のとき、レインパンツを履かずに歩いたので、靴の中がどぼどぼにぬれてしまう大失態。これは、雪山用のパンツを買って、ゲイターをズボンの内側とすることで万全を期した。この山行で、美しい上谷山をはっきりと目にしたのだった。何度も、手を合わせて拝んだ。神々しい、それで、十分幸せだった。
最近の山行は、1時間弱、三上山、十二坊、菩提寺山。長くて4時間ほど、無動寺坂。8時間コースには、まったくトレーニングが間に合っていない。案の定、行動時間が4時間を過ぎ、下りでてき面に現れた。太ももの裏側の筋肉が悲鳴を上げた。歩き方を工夫して、そこは粘った。
登りの4時間は、笹ヶ峰、美濃俣丸、広がる展望を愛でながら、わかんで一歩一歩の登行だった。途中から、やぶこぎネットのレジェンド、kitayama-walkさんが追い付かれ、先行された。落ち着いた足運びでペースを保ち確実に登られていく。何度もブログを拝見するあこがれの山屋さん。まさか同じトレースが踏めるとは思ってもいなかった。その後、山頂で山談義をされるお二人の背中をみて、やぶこぎネットの品格を感じた。まだまだ山への思いは、広げられる、深められるものだ。そして、教養も身につけねばと思う。
上谷山に登れたのは、naojiroさん、yamaneko0922さん、yamaizuさんというレコ友に恵まれたおかげです。あらためて、御三人に感謝申し上げます。そして、山への思い、あらたな扉が開きました。今後ともよろしくお願いしますね。
2/18-19は寒気が降りて平地でも降雪があった。2/21は晴れ予報でyamanekoさんからお誘いを受ける。岩籠山〜乗鞍、カナ山などが候補にあげられていた。よろしくお願いしますと返答した。しかし直前になってchurabanaさんご希望の上谷山に話が化けてしまった。軽めの山でお願いしますと伝えてあったがyamanekoさんに通じる訳もなく結局ロングコースだ。上谷山は3年前の春山で登頂している。2年前は手倉山の先で足が攣り撤退している。
広野浄水場に6:30集合。自宅から1時間もかからないのでアクセスだけは楽させてもらった。6:15浄水場には一番乗りだった。皆さんが来ないのでメールすると広野ダムに居ると返信がある。そうしているうちに福井發僚性陣6人パーティが到着された。岩谷林道から手倉山に向かう気満々のyamanekoさんに浄水場からとお願いする。準備していると更に3台の車が入ってきた。
今日の上谷山は大盛況だ。斯くして女性6人パーティの後にスタートする。yamanekoさんyamaizuさん、churabanaさんの後を付いて行くが見る見る離されていく。標高700を越えるとブナ一色となる。3年前はブナ林の霧氷が素晴らしかった。今日それを望むのは贅沢過ぎるというもの。
急登を凌ぐと手倉山ではchurabanaさんが待っていてくれた(いや休憩中?)。眼前には三周から三国岳までの越美国境の白い山脈が聳えている。その中でも夜叉ヶ池のコルがひときわ目立つ。一旦下りて登り返すと景色が一変、眼前には大雪庇群が続いている。中にはバッファローの頭にソックリな雪庇もあってユーモラスだ。
JPで三国岳から続く江越国境稜線に乗り換えると、荒々しい光景から嫋やかな雪稜に変わる。しんどいけれど絶景に背中を押されて自然と足が前に出る。広大な雪稜の上谷山にヘロヘロで登頂、皆さんを大変お待たせしてしまったようで申し訳なく思う。
春霞で白山などの遠望が効かないのが残念だが江越美国境の稜線はクッキリと素晴らしい。山頂では軽い食事で済ませる。yamanekoさんは三国岳を虎視眈々と狙っておられたが封印してもらう。ランチの後は江越国境を西に向かう。稜線の藪は雪に隠れ、広大で緩やかな起伏を繰り返す。単独の男性とすれ違う。
下山は以前に使った橋立尾根ではなくもう一つ西の鉄塔尾根だ。東側の越美国境を目で追いながら下って行く。後半は送電線の開かれた尾根を下る。無雪期なら興ざめするシーンだがこの時期は全然苦にならない。
尾根末端では雪切れでスノーシューの脱着に忙しい。植林地帯の最後はチェーンスパイクで踏み抜きながら橋立集落に下り立つことが出来た。yamanekoさんのラッセルと的確なルートファインディングのおかげである。
私が鈍足にも関わらず同行していただき感謝いたします。churabanaさん、念願の近江百山最難関の上谷山登頂おめでとうございます。また楽しいお話をありがとうございました
この週末は土曜日、日曜日と好天が続く。naojiroさん、churabanaさんとの山行を考える。お二人との山行は、昨年末の12月に木ノ芽峠から山中峠にかけて嶺南、嶺北地方の境界尾根となる鉢伏山地を縦走させて頂いた時以来だ。
当初は全く別の山行を考えていたが、近江百山の登頂を目指すchurabanaさんから「今季は上谷山を登る機会はないでしょうか?」とリクエストを頂く。来週以降、暖かい日が続くのと来週末は天気が優れない予報であり、もしかすると今季は上谷山を目指す機会はないかもしれない。
近江百山の中では積雪期しか登ることが出来ない上谷山は間違いなく最難関であろう。近江百山とはいえ滋賀県側から登ることが出来るのは、県道の雪がなくなり、なおかつ山に残雪が残っているという条件が重なった時に限られる。つまりほとんどその機会はないということだ。私自身はこの山のピークを滋賀県側から登ったのは一昨年の3月のことであった。下谷山を訪れるつもりが、偶然にも登山口でご一緒したWさんの車で県道を針川まで入ることが出来たのだった。
普段、早朝からの出立と長距離の山行に難色を示すことが多い家内もこの上谷山の山行にはすんなりと同意する。というのもこれまでに幾度となく湖北の山々から眺めたその純白の山容に憧憬の念を抱いていたからだろう。一度この上谷山の雪を纏った姿を目にしながら登頂意欲を覚えない者はいないのではないだろか。
まずは広野ダムにchurabanaさんの車を保険でデポする。万が一、上谷山まで時間がかかり過ぎた場合に林道に下降する可能性を考慮したためである。このダムから日の出前のラベンダー色に染まる湖面の彼方に望む美濃俣丸から笹ヶ峰への稜線の景色も楽しみにであった。ダムには一台の自転車がデポしてある。
広野浄水場の駐車場はそれほど広くはないが、待ち合わせの6時半をわずかに過ぎてしまったところで先に到着されたnaojiroさんから2台の車が到着されたという連絡を頂く。すぐさま広野浄水場に向かうと2台の車とすれ違う。1台目の車の助手席に乗っておられた男性には見覚えがあるような気がした。
浄水場では女性六人のパーティーが登山の準備をしておられるところだった。我々も準備を始めたところで先ほどすれ違った二台の車が到着する。先頭の車から降りてこられたのはやぶこぎネットのメンバーであられるbiwacoさんとkitayama-walkさんであった。biwacoさんは3年前、次男を伴っての雪の綿向山の周回の山行の後半、ご一緒させて頂いたご縁がある。普段からbiwacoさんやkitayama-walkさんのブログをよくご覧になっておられるchurabanaさんは実際の人物を前にして大喜びである。果たしてこの上谷山は普段は滅多に訪れる人がいない筈と思っていたが、どうやら大人気のようだ。
準備を整えると先に出発された女性パーティーのトレースを追って、出発する。尾根の下部のわずかばかりの植林帯を抜けると尾根上にはすぐにも自然林が広がるようになる。すぐ左下の眼下には広野ダムが見える。樹間から左手の望む美濃俣丸から笹ヶ峰にかけての純白の稜線が綺麗だ。
まもなく休憩されておられる女性達に追いつく。しばらくは女性達に先行して、トレースのない尾根を歩かせて頂く。naojiroさんとの距離が開いたところで、naojiroさんを待つと、その間にすぐさま女性達のパーティーに先を譲ることになる。
女性達は流石にこの上谷山に登ろうというだけあってかなりの健脚の集団のようだ。軍隊のような力強い足取りで、足並みを揃えて登って行かれる。特に先頭のラッセルされておられる方は姿勢が非常に良いことから相当にラッセルに慣れているようだ。後で女性達の年齢を聞いて、思わず「えーッ!」と仰天の声を禁じ得なかった。平均年齢70歳だそうだ。
樹林の中には山毛欅が現れ始めたかと思うとまもなく樹高の高い山毛欅の純林となる。山毛欅はこの地方でよく見られる箒状の端整な佇まいだ。見上げる山毛欅の樹々の立派さに嘆声を上げながら山毛欅の林を進む。手倉山の手前は山毛欅の壮麗さは一段とスケールを増し、一つのクライマックスとなる。
手倉山では山毛欅の樹林が途切れ、東側に展望が開ける。ピークから少し南側では樹木のない展望のテラスがある。三国岳から三周ヶ岳、美濃俣丸から笹ヶ峰と続いていく越美国境の銀嶺が目の前にずらりと並ぶ様は壮観という他ない。そして樹林の上にはついに上谷山の純白の山頂が姿を現す。景色を眺めている間に後ろからkitayama-walkさんが現れた。
先に進むと突然、広々とした雪原に出る。すぐ後ろから女性達のパーティーの歓声が聞こえる。一人が「駆け出したくなるようなところやね」。私はそのような発想はなかったが、確かにそう思うのが自然に思えるほどの開放感だ。それにしても少女のようにお若い感性だと思ったところで次の声だ聞こえた。「そうは言っても走れへんけどな」・・・すぐさま聞こえる一同の笑い声。
女性達はここで再び休憩されるようだ。雪原にはポツリポツリと疎らに生える山毛欅の孤樹が風景にアクセントを。山毛欅の樹に近寄っては雪原を背景にした山毛欅のシルエットに見惚れるということを繰り返す。
登り返すと東側に大きく雪庇が張り出した尾根に出る。壮観な越美国境の稜線を眺めながら、緩やかに雪庇の尾根を登ってゆく。登るにつれて三国岳の肩に左千方を認める。滋賀県側から眺めると安蔵山から続く長い尾根の先で綺麗な三角錐状の鋭鋒が目立ち、背後の三国岳を同定するのが困難なことが多いのだが、この上谷山から眺めると左千方はピークというよりもむしろ三国岳の肩のように見える。
国境稜線とのジャンクション・ピークにたどり着くと、左千方からはるかに彼方の金糞岳南に続いてゆく江美国境の稜線、尾羽梨川源流域の広い谷の向こうには横山岳が視界に入る。あとは山頂まで樹木のない純白の雪稜をわずかに辿るばかりだ。kitayama-walkさんのお仲間の三人が先を歩かれておられるので、雪稜には一筋のトレースが刻まれてはいるが、左右に近江、越前の壮大なパノラマを眺めながらの稜線歩きの爽快さを存分に味わうことが出来る。
上谷山の山頂に立つ。前回、この山頂に立った時に辿った尾羽梨からの長い尾根、そして下谷山へと続く江越国境稜線を視線で辿ってみる。前回はこの稜線の先には明らかに灌木の藪があったのだが、驚いたことにこの日は稜線に藪は見る影もない。柘榴山からの稜線のp1041のあたりも藪こぎを強いられるところであったが、目を凝らしてみてもやはり藪が見当たらない。二年前とは積雪の量がかなり違うようだ。
考えてみれば壮麗な山毛欅の樹林から雪原を経てパノラマの広がる稜線を歩くという展開は滋賀県側の尾羽梨からの尾根でも
まもなく女性達のグループが到着する。早速にも一人がスノースコップで手際よくベンチを作り上げる。その姿を見ていると平均年齢70歳というのは誰かが年齢を詐称しているのではないかと思いたくなる。
kitayama-walkさんとbiwacoさん達は滝ヶ谷の右岸尾根を下降されるらしい。女性達はまだ決めていないとのこと。naojiroさんが前回来られたのはkitayama-walkさん達が辿られる尾根であったということもあり、躊躇なく滝ヶ谷の左岸尾根、いわゆる送電線鉄塔尾根を選択することにした。我々が出発すると後ろから「トレースがある尾根の方がいいわね」と誰かの声が聞こえる。
上谷山からの江越国境尾根は以前の山行の記憶と目の前に広がる景色を比べながら進むのだが、あまりにも違うので、まるで始めて辿る稜線であるかのように思える。藪が隠れるとこの尾根はこんなにも快適なのかとの驚きを改めて感じる。
どこまでも緩やかに波打つように続く雪原はこの山の奥深さとは対照的に極めて長閑だ。尾根の右手には滝ヶ谷の右岸と左岸をなす二本の尾根が長く緩やかな下降線を描いている。
この日はかなり暖かい筈ではあるが、足元の雪の沈みこみも少ない。naojiroさんは登りよりも下の方がお得意であり、下りではさほど待つこともなく快調に降りてこられる。振り返ると上谷山から女性達が尾根を下降し始める。
前方から若い単独行の男性と遭遇し、驚く。船ヶ洞山を経て下谷山から上谷山まで縦走される予定らしい。「庄野ダムにデポしておられた自転車の主ですか」とお伺いするとその通りであった。下山後、ヤマレコユーザーの---masa---さんであることを知る。
下谷山にかけての尾根の北斜面にはポツポツと疎らに生える杉の樹が家内はジオラマのようだというが、豹紋のようなリズミカルなアクセントを示している。杉の樹々は不自然に低く見えるが、見えている部分の下は数mの積雪に覆い隠されているのだろう。
一切、藪を見かけることなく、広い雪原が続く尾根を快適に歩くうちにすぐにも送電線鉄塔の分岐たどり着いてしまう。上谷山から続いた純白の雪原の下には鬱陶しい藪があることは想像できないであろう。
突如として、西の方角からボォーッという大きな人工音が聞こえてくる。何の音かと思ったが、churabanaさんが敦賀港を出航する船の汽笛の音だと気が付かれる。こんな奥深い稜線にまで敦賀港の船の音が聞こえるとは意外ではあるが、長閑な雪原の先には青い海が広がっていることを教えてくれる。
下降の尾根に入ると、しばらくは樹木のない雪原が続いており、すこぶる見晴らしが良い。船ヶ洞山を経て下谷山に至る長い稜線、右手には辿ってきた稜線の彼方に越美国境の稜線を眺めながら、緩やかに尾根を下ってゆく。上谷山からの国境稜線を振り返ると尾根の上には力強く歩かれる六人の女性パーティーのシルエットが浮かび上がっていた。
やがて山毛欅の若木の密度の高い樹林へと入ってゆく。p791の北側斜面で山毛欅の樹林から雑木の樹林へと突如として林相が変わる。登りに辿った尾根に比べると山毛欅の樹林がなくなるのが早いのが残念だ。
すぐに最初の送電線鉄塔が現れると、その北側には広い伐採斜面が広がっており、これから進む尾根の先に五基の送電線鉄塔が並んでいる。遠目にみると果たして五基の鉄塔を作る必要があったのだろうかと思うほど個々の鉄塔の間隔が短く見えるのだが、それは目の錯覚だろう。
送電線鉄塔との間は樹林となるも、鉄塔にたどり着く度に好展望が広がる。気がつくと越美国境の左手に見える白山の輪郭がいつの徐々にはっきりとしてくる。展望を楽しむうちにいつしか最後の送電線鉄塔が近づく。気がつくと足元に明らかに鹿のものとは違う大きな真新しい足跡が送電線鉄塔に向かっている。足跡には鋭い爪の後があるようだ。
最後の送電線鉄塔ここからは右手、すなわち北東への尾根を辿る。植林の尾根に入るとすぐさま足元の雪が切れ、スノーシューを外すが、植林が切れると途端に積雪が深い。最後は自然林の急斜面を集落手前の植林地を目指して急下降する。
最後はお寺の境内の裏手に着地する。境内から除雪された道路に出ようとすると、真新しい大きな糞とそのそばには先ほど尾根の上で見たものと同じ爪跡のある足跡があるのだった。
浄水場まで歩いて戻り、naojiroさんとお別れしてからchurabanaさんの車を回収しにダムに戻る。最後にもう一度、ダム湖畔からの美濃俣丸から笹ヶ峰にかけての稜線の写真を撮ろうと雪の上に足を乗せると朝にはガチガチであった雪を大きく踏み抜くことになる。churabanaさんとお別れして帰路につくと丁度、女性達が浄水場に向かって車道を歩いているところであった。
図らずもchurabanaさんのリクエストのお陰で実現した今回の上谷山への山行、壮麗なブナ林と壮大な展望、そして緩やかに波打つ雪原と様々な魅力を堪能する山旅であった。ご同行いただいたnaojiroさん、churabanaさんに感謝。
※どうでもいい話ではあるが、今回の山行が500本目のレコになるらしい・・・とはいえ、単なる散歩など、登山とは無関係のも少なからず含まれているのですが・・・
churabanaさん、naojiroさん、yamanekoさん、こんばんは
上谷山行かれましたか。登頂おめでとうございます。
真っ白い尾根・青い空の写真を拝見して、とてもうらやましいです。
近江百山の中でも最難関の山で、冬山やらない私には絶対到達できない山。
レコで疑似体験させていただきました。ありがとうございました。
またどこかで、ご一緒出来ればと思っています。足手まといですが…
それぞれの季節に、素晴らしい表情を見せてくれるのが山登りの楽しみですね。ブナやトチを巡る湖北の山歩き、古道歩きぜひお願いしますね。
芽吹きのころを楽しみにしています。
yoneさんコメントありがとうございます。
雪山もいいですけど、事情があるので仕方ないですね。
スプリングエフェメラルの季節をまたよろしくお願いします
y-yoneさん
コメント有難うございます。
土曜日に金糞岳から八草峠へと辿り、y-yoneさんが歩かれた時はどうだったんだろうと思いながら時折現れる藪と格闘しておりました。またこの日は金糞岳からカナ山、白倉岳からは己高山からの稜線を眺め、それぞれにしんどいこともありましたが、山頂の強烈な暴風に吹かれながらも様々な思い出が去来しておりました。
こちらこそ、また宜しければどこかでご一緒させて下さい。
チュラさん、おはようございます。 naojiroさん、 yamaneko0922,さん、yamaizuさん、初めまして
上谷谷にはあと1時間早く登山口についていれば、あと30分早く登頂していれば皆さんとお出会いできたのに残念です。本当に難関の山でした。しばらく筋肉痛が続きましたが、残りの近江百山も気になるところ、もう少し雪が残っていてほしいですね。
残雪期に、歩いたほうがよさそうな山が残りますよね。
筋肉痛・・・ようやくおさまり、ちょっとしまった足に根拠の少ない自信がつきました(笑)
masutyannさんこんばんは。
もう少しの違いで会えたかもですね。
時々レコを拝見しております。私も橋立尾根は3年前に下ったのですが、末端部の激坂雪切れは大変な目に会いました。
こんごともよろしくお願いします。
masutyannさん こんばんは
コメントどうも有難うございます。
先週は何回か長距離山行が重なったこともあり、お返事が遅くなり、失礼しました。
私も時折レコは拝見しておりましたが、当日の朝、最近はmasutyannも近江百山によく登られておられ・・・という話をchurabanaさんから聞いていたのですが、まさかそのご当人が我々のすぐ後ろを歩かれていたとはchurabanaさんも予想だにしていなかったでしょう。masutyannはくしゃみが出たとしたら杉花粉のせいだけではなかったかもしれません。
私は百山を完登するのは果たしていつのことになるのか、だいぶ先のことになるのではないかと思いますが、まだ登っていない山(ヤマレコを始める前に登った山もありますが)に気が向いた時に登って行きたいと思います。
お会い出来なかったのは残念ですが、機会がありましたら印象深い近江百山のお話などお伺いしたいです。
https://kimikoymmt.wixsite.com/y-chan1/2021年
ychsn1ychan15 さん コメント有難うございます。
ラッセルされたいたお二人はよくわかります。良いリズムを作っておられて、まるで軍隊の行進のようにペースを同調しておられるように思いました。
モッカ谷山から縫が原山・・・羨ましく思いますが、ここも前々から訪れたいと思っている山の一つです。今年、機会があれが良いのですが。
実は昨日の日曜日も、私は再び上谷山の山頂に立ち、皆さんが腰掛けておられたベンチの後を懐かしく眺めておりました。というのも山頂でばったり知人のカップルに遭遇したのでした。好天ではありましたが、昨日は折角のベンチでランチをとることは諦めたのでした。
その後、三国岳から滋賀県側へと下山しましたが、その後、大変なことになるのでした。詳細はまたレコにてご報告いたします。
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