常念岳東尾根 森林限界からラッセル!
- GPS
- 16:45
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,262m
- 下り
- 2,244m
コースタイム
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 6:13
天候 | 20日 晴れ(強風) 21日 晴れ(稜線は、強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
常念岳東尾根 日帰りも考えたけど、やっぱり泊まり山行で行ってきた。
須砂渡ゲートを出発し、30分ほどでNo63の巡視路から東尾根に入っていく。
鉄塔からトレースを追って笹の藪漕ぎをしていくと、次第にトレースが明瞭になっていく。
1400mから傾斜が増し、先行のトレースを有難く使って標高を上げて行くと風が強く
なってきた。1955m超えると日帰りの先行者とすれ違う。2350m付近で強風とノー
トレースで撤退したとの事。明日はどうなることやらと考えながら、幕営地を探す。
2058mの窪地がちょうど強風をかわせそうなので、ちょっと早いが幕営地とした。
テントに入って、昼から宴会&水作り。早めの夕飯食べて、7時前に就寝。
2日目 3時起床の4時50分に出発。先行者が通って行ったので、トレースを追っていく。
森林限界超えて、東の空が明らむ。日の出を眺めながら登っていくと、先行パーティが
降りてきた。トレース無しでワカンが無いから撤退とか。しばらく踏跡を追っていくと、
完全にトレースが消えた。アイゼンのまま、一人ラッセルで登っていく。岩稜を巻きながら
登っていくが、なんせ時間がかかる。前常念岳で撤退かなと思いながら3時間ちょいで
やっと前常念岳に到着。すでに予定より1時間遅れ。この先トレースがはっきりして
いたので、先に進むこととした。トレースを外さなければ沈まないので、ペースアップ
出来て、前常念から40分ほどで常念岳に登頂。林道閉鎖前から3か月ぶりで東尾根は、
お初。穂高岳の雪のもっさり感がすごい。槍ヶ岳も雲が掛かってなく、きれいに見える。
前常念からの稜線を見ると後続者が続々と登ってくる。時間も押しているので、写真撮って
下山。岩稜の巻きを慎重に下って、2時間ほどで幕営地に到着。がっつり休憩し撤収。
重荷を背負って長い尾根を下っていくと、1370m付近で下山の先行者が登ってきた。
明瞭なルートに見えるが登ってきたルート違うとの事。ログを見ると確かに違って
いたので、少し登り返して正規の尾根に戻る。無事に鉄塔を経由して林道に出れた。
後は、凍った林道を歩いて幕営地から3時間でゲート到着。全行程28キロ。疲れた〜!
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