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Yamareco

記録ID: 2960261
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

【積雪期限定ルートで鉢盛山♪野麦峠スキー場からピストン】

2021年02月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
sakura その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:24
距離
12.5km
登り
817m
下り
1,092m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:43
休憩
0:32
合計
6:15
9:13
94
10:47
10:47
86
12:13
12:45
79
14:04
14:04
84
15:28
ゴール地点
天候 朝のうち麓は曇り小雪舞う
標高2000mより上層は快晴
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
野麦峠スキー場の無料駐車場利用 駐車できなくなるほどの混雑が予想されないのと駐車場がだだっ広いので駐車できなくなることはほぼなさそう
第2駐車場だけがアスファルト舗装
第1と第3は未舗装(第1は土、第3はバラス敷)
リフト券売り場に近いのは第3だがそれほど差はなし
コース状況/
危険箇所等
【リフト】
リフト券はスカイライナー(クワッド)で3枚+スカイラビットで2枚
計5枚必要(=1500円)
帰りはスカイライナーが無料で利用できます
リフト券売り場で登山届の提出有無を尋ねられます(ネットでの提出OK)
その際何時頃下山予定かということと、下山後にチケット売り場に下山の旨を連絡してほしいということでした

【登山ルート】
登山道はありません、冬季限定の雪上バリエーションルートです
バリエーションといっても尾根は顕著な一本尾根なので意識して沢に降りない限り道迷いというようなことはないかと思います(ただ今シーズンはBCスキーヤーが沢に降りて戻れなくなってしまい亡くなられたそうです)
スカイラビット山頂駅からゲレンデ(エキスパートコース)を少し降ります
スキーヤーが間違えて侵入しないように木の杭とロープで塞がれたところから尾根に入っていきます
尾根は広く危険な箇所はありません。ピッケルも使用するようなところはありません(もし使わなければいけなかったとするとルートを外しています)
間違えることは無いと思いますが、あえて言うなら尾根の東側は比較的傾斜が急でところどころ雪庇のあるところもあります。なので東側に外れるということはまずないと思います。
西側は緩やかに降っているので、小鉢盛山から鉢盛山に向かう降りとかで尾根を降りすぎてしまうことがあるかもしれませんが、登山ルートは常に尾根上なので尾根が上に見えたら必ずそこまで戻ることを心がければ迷わないと思います

【冬山装備】
スノーバスケット付きのストック+スノーシューorワカンがベスト
ヒールリフターのあるスノーシューが登りでは特に有効ですが、鉢盛山と小鉢盛山の間は意外と傾斜がきついところもあるので下りはワカンの方が取り回しは楽だと思いました
アイゼンはお守りがわりに持参しましたがただの重りになってしまいました
チケット売り場で登山届と下山予定を尋ねられる
下りのリフトは16時までなのでそれより遅れると下まで歩く必要あり
2021年02月27日 08:24撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 8:24
チケット売り場で登山届と下山予定を尋ねられる
下りのリフトは16時までなのでそれより遅れると下まで歩く必要あり
1回券を5枚購入
これで2100mのスキー場の頭まで標高差730mを持ち上げてもらう
2021年02月27日 08:29撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 8:29
1回券を5枚購入
これで2100mのスキー場の頭まで標高差730mを持ち上げてもらう
リフトが動き出す8時半の時点ではこの空模様
晴れ予報だけど時折小雪も舞う今ひとつな天気
2021年02月27日 08:34撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 8:34
リフトが動き出す8時半の時点ではこの空模様
晴れ予報だけど時折小雪も舞う今ひとつな天気
スカイライナーを降りたところで、おやおやガスが切れてきた
2021年02月27日 08:44撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 8:44
スカイライナーを降りたところで、おやおやガスが切れてきた
山頂駅に着いてみればこの青空
Yes Coke Yes!
2021年02月27日 08:57撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
2/27 8:57
山頂駅に着いてみればこの青空
Yes Coke Yes!
どーん、この快晴
登ってきてよかった
2021年02月27日 09:01撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 9:01
どーん、この快晴
登ってきてよかった
乗鞍が近いわー
この角度の乗鞍は初見かも
2021年02月27日 09:05撮影 by  ILCE-6500, SONY
2
2/27 9:05
乗鞍が近いわー
この角度の乗鞍は初見かも
これから向かう尾根
左が小鉢盛で右奥が鉢盛山
山頂に反射板も見えるね
2021年02月27日 09:12撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
2/27 9:12
これから向かう尾根
左が小鉢盛で右奥が鉢盛山
山頂に反射板も見えるね
御嶽山もめちゃ近い
2021年02月27日 09:13撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
2/27 9:13
御嶽山もめちゃ近い
リフト降りたら左に折れてエキスパートコースを降っていきます
2021年02月27日 09:14撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 9:14
リフト降りたら左に折れてエキスパートコースを降っていきます
80mくらい下ると登山ルートの入り口
木の杭が立ってます
2021年02月27日 09:16撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
2/27 9:16
80mくらい下ると登山ルートの入り口
木の杭が立ってます
おおー、乗鞍の存在感ハンパないです
2021年02月27日 09:17撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 9:17
おおー、乗鞍の存在感ハンパないです
朝のうちは麓は雲海
滝雲が掛かってました
2021年02月27日 09:18撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 9:18
朝のうちは麓は雲海
滝雲が掛かってました
尾根は広く歩きやすい
2021年02月27日 09:23撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 9:23
尾根は広く歩きやすい
沈み込みも少なく快適なハイク
2021年02月27日 09:46撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 9:46
沈み込みも少なく快適なハイク
鉢盛山がクッキリと見える
山頂がかなり遠くに見えて萎える
と言うか帰りのリフトの時間に間に合うのか
2021年02月27日 10:20撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 10:20
鉢盛山がクッキリと見える
山頂がかなり遠くに見えて萎える
と言うか帰りのリフトの時間に間に合うのか
少しペースを上げて行くぞ
尾根の狭いところもこんな感じ
2021年02月27日 10:21撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 10:21
少しペースを上げて行くぞ
尾根の狭いところもこんな感じ
立ち枯れた木
青空に映える
2021年02月27日 10:27撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 10:27
立ち枯れた木
青空に映える
小鉢盛山への登り
結構キツイ、舐めてました
2021年02月27日 10:34撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 10:34
小鉢盛山への登り
結構キツイ、舐めてました
小鉢盛山山頂
標識は無くて木に白いテープが巻かれてました
2021年02月27日 10:46撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 10:46
小鉢盛山山頂
標識は無くて木に白いテープが巻かれてました
ところどころピンクテープがありました
2021年02月27日 11:20撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 11:20
ところどころピンクテープがありました
標高上げると中央アルプス見えてきました
逆光で薄いですが木曽駒ヶ岳
2021年02月27日 11:55撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
2/27 11:55
標高上げると中央アルプス見えてきました
逆光で薄いですが木曽駒ヶ岳
さらに遠くにうすーく恵那山
2021年02月27日 11:55撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 11:55
さらに遠くにうすーく恵那山
山頂までラストスパート
小鉢盛山との鞍部から300mの急登でフラフラ
2021年02月27日 11:55撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 11:55
山頂までラストスパート
小鉢盛山との鞍部から300mの急登でフラフラ
おお、山頂だ
地味ですが標識あります
2021年02月27日 12:13撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 12:13
おお、山頂だ
地味ですが標識あります
リフトで登れる山だと舐めてましたが
中々手強い山でした
2021年02月27日 12:14撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 12:14
リフトで登れる山だと舐めてましたが
中々手強い山でした
山頂から西側にあるマイクロ反射板からはこの絶景
槍穂高
2021年02月27日 12:24撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 12:24
山頂から西側にあるマイクロ反射板からはこの絶景
槍穂高
少し下がって焼岳
2021年02月27日 12:24撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 12:24
少し下がって焼岳
はるか白馬岳方向もクッキリ
2021年02月27日 12:24撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 12:24
はるか白馬岳方向もクッキリ
北アルプスの全景
素晴らしい
2021年02月27日 12:26撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 12:26
北アルプスの全景
素晴らしい
御嶽山が大きい
2021年02月27日 12:26撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 12:26
御嶽山が大きい
乗鞍岳
残雪期に登ってみようかな
2021年02月27日 12:26撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 12:26
乗鞍岳
残雪期に登ってみようかな
巨大なマイクロ反射板
電波の中継設備なんですね
2021年02月27日 12:28撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 12:28
巨大なマイクロ反射板
電波の中継設備なんですね
遠くに見えるは浅間山ですね
2021年02月27日 12:43撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 12:43
遠くに見えるは浅間山ですね
もしかすると眼下に見える林道が登山時に鍵を借りて通行する林道か?
2021年02月27日 12:44撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 12:44
もしかすると眼下に見える林道が登山時に鍵を借りて通行する林道か?
さて下山します
帰路は御嶽山を見ながらの激下り
2021年02月27日 12:48撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 12:48
さて下山します
帰路は御嶽山を見ながらの激下り
小鉢盛山
一旦鞍部まで降っての登り返しが実にキツイ
2021年02月27日 12:53撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 12:53
小鉢盛山
一旦鞍部まで降っての登り返しが実にキツイ
鞍部まで降りてきました
下りは傾斜がキツイ分スノーシューが煩わしい
2021年02月27日 13:28撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 13:28
鞍部まで降りてきました
下りは傾斜がキツイ分スノーシューが煩わしい
おお、南アルプス
北沢峠の間に富士山が見えます
2021年02月27日 14:00撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 14:00
おお、南アルプス
北沢峠の間に富士山が見えます
そして塩見から聖までの3000m峰
2021年02月27日 14:00撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 14:00
そして塩見から聖までの3000m峰
八ヶ岳も順光になってクッキリしてきた
2021年02月27日 14:07撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 14:07
八ヶ岳も順光になってクッキリしてきた
東側、雪庇結構できてますね
2021年02月27日 14:25撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 14:25
東側、雪庇結構できてますね
なんとか15時にゲレンデに合流
2021年02月27日 15:04撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 15:04
なんとか15時にゲレンデに合流
ここからゲレンデ降ってリフト乗り場にいきます
2021年02月27日 15:06撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 15:06
ここからゲレンデ降ってリフト乗り場にいきます
ゲレンデの先には乗鞍が鎮座
2021年02月27日 15:22撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 15:22
ゲレンデの先には乗鞍が鎮座
スカイラビット乗り場
歩いてきた鉢盛山の稜線が見える
2021年02月27日 15:31撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 15:31
スカイラビット乗り場
歩いてきた鉢盛山の稜線が見える
リフトの下りに乗るのはなんとも気恥ずかしいもの
2021年02月27日 15:37撮影 by  ILCE-6500, SONY
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2/27 15:37
リフトの下りに乗るのはなんとも気恥ずかしいもの
リフトから槍穂高が見えた
リフトから槍穂高が見えた
この降りのリフトに無料で乗れるのは正直ありがたいと思う
2021年02月27日 15:39撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 15:39
この降りのリフトに無料で乗れるのは正直ありがたいと思う
下山して小鉢盛山を見上げる
達成感のある山行でした、お疲れ様でした
2021年02月27日 15:45撮影 by  ILCE-6500, SONY
2/27 15:45
下山して小鉢盛山を見上げる
達成感のある山行でした、お疲れ様でした

感想

300名山の鉢盛山、2018年から夏には登山マラソンが行われる山で、自分も参加しようと目論んでいたのですが残念ながらコロナの影響で昨年は中止となってしまいました
冬はアプローチが厳しくなるので無理かなぁと考えていたのですが、よくよくレコを調べてみるとなんと積雪期限定でルートがある
しかもゲレンデリフト利用で標高差を一気に解決!
これは楽勝か!?と思っていたのですが、とんでもなく甘かったですねw
リフト山頂駅と鉢盛山山頂の単純標高差は300m余りなのですがアップダウン入れた累積標高差では800m
小鉢盛山から一旦200m降って鉢盛山に300m登り返し、帰りはその逆、まるで壁ww
しかも帰りのリフトに乗せてもらおうと思うと16時までに下山という時間の制約も出てくるという、実はとってもキツイ山だったのでした
それでも朝方はよくなかった天気も標高上げれば雲海突き抜けて青空という登山アルアル、絶景に助けられて大満足の山行になりました
惜しむらくは、下山時間が遅くなって名物のとうじ蕎麦が食べられなかったことですね、次来るときは必ず食べようと思います

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