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記録ID: 296726
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無雪期ピークハント/縦走
祖母・傾

祖母山 深田久弥の歩んだ神原ルートを雨の中歩く 【九州遠征3日目】

2013年04月30日(火) [日帰り]
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GPS
05:30
距離
6.9km
登り
1,083m
下り
1,069m

コースタイム

コースタイム:5時間30分(休憩込み)
5:00起床→一ノ滝駐車場5:40→6:10五合目避難小屋6:20→国観峠7:40→Q合目分岐8:10→8:25祖母山頂8:30→8:40九合目避難小屋(昼食)9:15→国観峠9:35→五合目避難小屋10:35→御社の滝10:50→一ノ滝駐車場11:10
天候
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日に九重山下山後、竹田で観光、スーパーで買出しを済ませ一ノ滝駐車場へ。車道は整備され暗くなっていましたが全く問題ありませんでした。
30日が雨の予想だったのでテントは張らずに車中泊。
一ノ滝駐車場にはお手洗い、水場あります。

下山後は高千穂で観光後、翌日登る阿蘇山に向かいました。
コース状況/
危険箇所等
●参考資料
日本百名山山歩きガイド下
ヤマケイYAMAP12 九重大崩祖母傾屋久島

九州5座の登頂及び観光ルートはこちらの日記へ
http://www.yamareco.com/modules/diary/5756-detail-51344

●一ノ滝駐車場〜五合目避難小屋
緩やかな登山道で危険な箇所無し、とにかく案内や植物の説明板が多くてビックリした。さすが深田久弥が登った登山道だけある。沢沿いに歩くので沢の音が心地よいです。

●五合目避難小屋〜国観峠
ここから本格的な山登りになります。この間はミツバツツジ、アカヤシオが咲き乱れていて、新緑とのコラボが見事でした。

・五合目避難小屋
土間もあり結構広いスペース。トイレも外についており、裏が沢なので水にも困らないので結構良い小屋だと思います。

●国観峠〜祖母山頂
途中Q合目分岐がありますがどちらを歩いてもほぼ変わらないかと思います。山頂は道標、社、三角点、方位盤がありました。ほとんど視界のない中で、山頂は広く展望がありそうです。

・九合目小屋
避難小屋にしては大きく清潔で、GWは管理人さんも常駐していました。休憩料金100円也。外に水場あります。
小屋にはスピーカーが設置されており、心地よいミュージックが流れていました。聞いてみたら管理人さんの趣味のようです。良い音楽だったので、私も普段聞きたくなりました。

●温泉・観光
通常竹田市街地に入り温泉でしょうが、今回は観光のため高千穂に向かいました。この方面には途中温泉が見当たらず。結局高千穂について道の駅で聞いたところ高千穂温泉を紹介してもらいました。500円也。
売店有。休憩所もあります。

高千穂峡は素晴らしかったです。この後、阿蘇に向かってGOでした。当初は坊中でテント泊の予定でしたが、雨が降っていたため道の駅にあった宿泊場所一覧から内牧温泉の五岳ホテルというビジネスホテルに宿泊することになりました。4500円也。温泉あります。

●九州百名山五座の記録
今回GW7日間を使って埼玉からマイカーで九州百名山五座を歩いた記録はこちらです。

九重山周回 法華院温泉と八峰を堪能 【九州遠征1日目〜2日目】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-293774.html

祖母山 深田久弥の歩んだ神原ルートを雨の中歩く 【九州遠征3日目】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-296726.html

阿蘇山 仙酔峡より周回・阿蘇外周も良かったよ 【九州遠征4日目】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-297335.html

開聞岳 海越し薩摩富士は見事 【九州遠征5日目】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-302124.html

霧島山周回 新燃・高千穂の景観が素晴らしい 【九州遠征6日目】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-304039.html

伊吹山 花の季節はまだ先 【九州遠征7日目のおまけ】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-310064.html
駐車場にあるお手洗い。右に靴洗い場の水場あります。駐車20台程度でしょうか。
駐車場にあるお手洗い。右に靴洗い場の水場あります。駐車20台程度でしょうか。
登り始めにルート2つの説明板。
左側は滝を見ながら御社の滝で合流。
登り始めにルート2つの説明板。
左側は滝を見ながら御社の滝で合流。
ここから登山道スタート。
ここから登山道スタート。
5合目避難小屋までは渓谷沿いの登山道をある行きます。
5合目避難小屋までは渓谷沿いの登山道をある行きます。
5合目避難小屋
板の間で真ん中が煙突でしょうか。
結構広いです。
板の間で真ん中が煙突でしょうか。
結構広いです。
入口を開けると土間があります。
入口を開けると土間があります。
お手洗いはこんな感じ。大はちゃんと扉もあるし良いかと。
お手洗いはこんな感じ。大はちゃんと扉もあるし良いかと。
小屋から更に先へ登ります。
小屋から更に先へ登ります。
六合目付近は新緑とツツジが見頃です。
雨が降って瑞々しさがありました。
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六合目付近は新緑とツツジが見頃です。
雨が降って瑞々しさがありました。
ツツジ見事。
七合目付近に来るとアカヤシオが見頃。
七合目付近に来るとアカヤシオが見頃。
いのちの水なる場所が!
早速頂きましたが、なめらかな味でした。
いのちの水なる場所が!
早速頂きましたが、なめらかな味でした。
国観峠に到着。ちょっとした広場です。残念ながら展望なし。
国観峠に到着。ちょっとした広場です。残念ながら展望なし。
国観峠に安置されているお地蔵さんはありました。
国観峠に安置されているお地蔵さんはありました。
国観峠から少し登るとQ合目小屋の看板が。
雨が降っているので先に右の山頂へ向かいます。
国観峠から少し登るとQ合目小屋の看板が。
雨が降っているので先に右の山頂へ向かいます。
祖母山山頂に到着。道標です。
祖母山山頂に到着。道標です。
山頂直下はガレていて少しイヤラシイところです。特に雨が降っていると・・・
山頂直下はガレていて少しイヤラシイところです。特に雨が降っていると・・・
山頂には方位盤がありました。
山頂には方位盤がありました。
避難小屋に到着。心地よいミュージックが流れていました。
避難小屋に到着。心地よいミュージックが流れていました。
避難小屋外観。
下山中、アカヤシオが更に目を引きます。
下山中、アカヤシオが更に目を引きます。
ツツジもキレイ。
ツツジもキレイ。
更に下ると新緑もきれい。
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更に下ると新緑もきれい。
御社の滝からは細い登山道を選択。
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御社の滝からは細い登山道を選択。
高千穂慣行のため高千穂温泉へ。
高千穂慣行のため高千穂温泉へ。

感想

九州百名山二座目は阿蘇も考えましたが、熊本で観光・美食をしたかったのであえて祖母山を先にしました。

九州遠征出発時の天気予報の通り早朝は重苦しい空模様であった。それでも雨粒が落ちてこなかったので、もしかしたら午後まで持つかと思い出発する。
歩き始めて30分。5合目避難小屋が見えてきた頃、雨音が強くなり本格的に降り始める。避難小屋に入って雨具を着込むのに丁度良いタイミングだった。

ここから先は終始雨であるが、新緑が雨に打たれて瑞々しく、樹林帯の香りが一面に広がる。雨は降っているがそれほど暗いわけでもないので逆に気持ち良いのぼりだかもしれない。
6合目に差し掛かる頃、思いもしなかったツツジがあちらこちらに咲き乱れ、新緑に赤が一際映える。更に7合目付近ではアカヤシオが見頃でピンク色の花弁が見事。ワイはアカヤシオの淡いピンクが好きなのでついつい足が止まりがちになる。

雨の勢いは標高を上げると強くなるようだ。どんどんと急でぬかるみ始めた登山道を慎重に登り山頂に到着。山頂は樹林帯を抜けているため本来であれば傾山など雄大な山々が見えるはずだったが、一面真っ白で何も見えなかった。それでも三角点にタッチし百名山をまた一座ゲット!そそくさとQ合目小屋に向かう。

九合目避難小屋には管理人がいて声をかけてくれた。なんとスピーカーが設置されており心地よいミュージックが聞こえる。雨の中の下山でもこういう環境が癒されるわ〜。ついつい30分もゆっくりとしてしまった。

気を取り直して一気に下山。雨で滑りそうだと思われた登山道も意外に問題なく降りることが出来た。唯一の雨でだったが、樹林帯をひたすら登る祖母山での雨はある意味幸運だったのかもしれない。

下ってみると意外に時間が余ったので、ついでに高千穂に行き観光もしてきました。高千穂峡は見ごたえあって時間があれば是非歩いて欲しい場所だ。

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