十石山


- GPS
- 07:14
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,238m
- 下り
- 1,253m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
私にとって何故か遠くて、なかなか届かない十石山。
昨年は3度目か4度目の挑戦でやっと頂上に立てた記憶がある、今年(今シーズン)も1月下旬から挑戦しようと考えながら、気が付いたら3月に成ってしまって居た。
その間にktn92さんなんかは4度くらい十石山へ登って居ると言うのに。
しかし、今日は違うぞ!
なんせ友達が二人も居て、自分も合わせると三人での山行なんだ、嬉しい!心の底から嬉しいぞ。
2月の下旬はなかなか纏まった降雪が無く、昼間の気温上昇と相まって雪質の悪化が懸念されて、スタート前から緊張。
ガリガリのカチカチモナカ雪だったら最悪だな。 念のためスキー板はpon2oon159cm(フルロッカー板)とDPSワイラー100アルケミスト171cm(キャンバー板)の2台用意して平湯に向かった。
現地に着いてtooruohさんとasakunaikawaさんの本日のスキー板を確認すると、tooruohさんはpon2oonの159cm、asakunaikawaさんに至ってはヘルベントの179cmと厳冬期の深雪モードのまんまだ・・・ww
車を停めた道路わきの雪を踏んでみるとカチカチに凍り付いている、板の選択をどうしよう?と悩んだが、自分もスーパーファットのポンツーンなら他の二人と条件一緒で言い訳出来ないからとpon2oonに決定、自主性も自信も何もない男である。
登りはもうそこらじゅうがガリガリに凍っていて、帰りの滑走が思いやられた。
安房平を越えワサビ谷から十石山へ乗越す尾根では、標高を上げすぎて雪の切れた岩場を板のまま歩く羽目に。
そんな所も、慣れたtooruohさんは躊躇なく歩いて行ってしまう、さすがだ!
三人の平均年齢は60歳超えの老人会なので、登頂までにはたっぷりと時間が必要だった、行って帰って6時間なんてことは妖怪にしか出来ない。
十石山避難小屋脇の風裏で昼の休憩を取り、滑走準備を整える。
下山開始は12時30分を過ぎていたが、この遅い時間が幸いして北向き斜面の凍っていた雪も緩んでいた。
十石山稜線から、ワサビ谷の上の滝場までの広大なオープンバーンはasakunaikawaさんを「家に帰ってからも笑いが止まらない」と言わせる程の素敵な斜面だった。
三人のジジイの笑顔を刻んだ山行に成った。
今日はgraveltrekさんとasakunaikawaさんとのアラカン3人での十石山スキー山行だ。同年代の山スキーヤーと言うことで、安心感もあり、負けられんぞという気持ちもあり、それぞれ培ってきた個性(クセ?)もありで、大変楽しい山行になった。
出だしはカチカチの急斜面でいきなり心拍数が上がる。マイペースで登るしかないが、最近は立ち上がりのパフォーマンスが悪いな〜。林道に登り上げるとしばらくはほぼ平坦、気楽なお喋りしながらの林道歩きだ。ワサビ谷の沢に入ると、ktn92さん達の物と思われるトレースに導かれながら段々と標高を上げていく。
ワサビ谷を詰めていくと凍った滝が出てくるが、ここは滝の左の沢を登ってクリア、硬い斜面でちょっと手こずったがクトーを装着して突破。ここから頂上までは広い斜面をジグを切って登るが、標高も2000mを超えてきているので酸素が薄い。苦しい登りだが、3人で引っ張り合いながら歩みを進める。
頂上まで来ると、今日も360度の大展望。風もほとんどなく春スキーの風情。ここから望む真っ白な乗鞍岳は本当に素晴らしい。ここにこの時期に来た者しか見られない絶景だ。さて、ゆっくり休んだらシールを剥がしてスキータイムの始まり。
山頂直下のオープンバーンは適度に緩んで、気持ち良くターンが決まる。3人で思い思いのシュプールを描く。至福の時間。3人とも笑みが止まらない。
オープンバーン下部は往路を降りようと思っていたがgraveltrekさんは滝を滑り降りようと言う。確かに往路は凸凹で滑りにくいかもしれない。行ってみますか・・・graveltrekは果敢に滑り込んで行くがターンスペースがないぞ、横滑りでザーッと降りて行った。asakunaikawaさんもザーッと降りていった。マジか、こんな所降りなくても良いんちゃう(笑)とザーッと自分も。
残りは沢のトレースをスルスルと林道まで滑り、林道はヒールフリーにしてナンチャッテクロスカントリーモードで飛ばして(?)、朝苦労したカチカチ斜面も緩んでいて3人ともに無事に帰還。あ〜楽しかった。俺たち晴れ男認定でいいかな。
楽しくて笑いの絶えない山やった
天気も最高、メンバーの中で晴れ男がいるらしい
3月スタート山行大マンゾクでしょう
ありがとう、お二人の先輩
また、楽しい山連れってッて
くださいねッ
コメント
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お疲れさんでした。
カチコチビビンバですよね。気温上昇で昼間溶けて朝凍る。
北斜面は満足だったのではないかと思います。
また、一緒に行きましょう。でももうここはいいや・・・
出た〜ww 妖怪や〜w
我々はあのトレース辿っても、5時間以上掛かったんですよ(笑)
それを、帰って6時間って?ありえへん速さやわ〜(笑)
また、誘って下さい。
泣きながら兄貴に着いて行きますからw
お疲れさまでしたw
晴れ男は、tooruohさんで決まりだと思います!
asakunaikawaさんとgraveltrekの二人は、悪天常習の雨男ですから。
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