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記録ID: 297762
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ハイキング
日光・那須・筑波

鹿沼さつきマラソン後に千本桂と姫岩鏡の石裂山(おざくさん)へ♪

2013年05月12日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
4.5km
登り
619m
下り
613m

コースタイム

12:55 加蘇山神社登山口
13:20 千本桂
13:45 中ノ院
13:55 奥ノ院
14:25 東剣ノ峰
14:32 西剣ノ峰
14:45 石裂山
15:00 月山
15:55 加蘇山神社
天候 概ね晴れていました。
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
加蘇山神社すぐ下の登山口駐車場に駐車。14〜15台のスペースはほぼ満車でした。
コース状況/
危険箇所等
登山道は危険個所にはクサリ、アルミ製のハシゴが設置されよく整備されています。
が、急崖斜面を歩く箇所が多いため危険個所でも何でもないところも同様に注意した方が良いように感じました。
特にスギや木の根が多く張り出しているので雨上がりや濡れている時間帯は転倒・滑落に注意します。
意識して丁寧に歩いたので幸い無傷で済みました。
日曜日は鹿沼さつきマラソンに出場。好天に恵まれ暑さの中のレースになりました。
日曜日は鹿沼さつきマラソンに出場。好天に恵まれ暑さの中のレースになりました。
はるばる賞(市外からの参加)でちょっと変わったさつきの苗をもらいました。
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はるばる賞(市外からの参加)でちょっと変わったさつきの苗をもらいました。
さて、本題。ハーフを走り終えた後、そそくさと会場をあとにし市街地から西へ10キロほど移動。石裂山へ登山します。
さて、本題。ハーフを走り終えた後、そそくさと会場をあとにし市街地から西へ10キロほど移動。石裂山へ登山します。
13時前に到着しましたが駐車場はほぼ満車。既に下山した方もいたようで空きスペースにとめることができました。
13時前に到着しましたが駐車場はほぼ満車。既に下山した方もいたようで空きスペースにとめることができました。
加蘇山石段を登り、境内左奥の登山道へ進みます。
加蘇山石段を登り、境内左奥の登山道へ進みます。
あたりはチゴユリが咲いていました。
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あたりはチゴユリが咲いていました。
クワガタソウ。比較的大きな花なので目立ちます。
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クワガタソウ。比較的大きな花なので目立ちます。
涼しげな沢沿いを歩いていきます。
涼しげな沢沿いを歩いていきます。
コンロンソウ。多く咲いています。
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コンロンソウ。多く咲いています。
前日の鳴神山に引き続きホウチャクソウ。
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前日の鳴神山に引き続きホウチャクソウ。
明るい登山道に咲くニガイチゴの花。
明るい登山道に咲くニガイチゴの花。
竜ヶ滝。色鮮やかな緑の中に流れ落ちています。
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竜ヶ滝。色鮮やかな緑の中に流れ落ちています。
少し行くとそこに主(ぬし)が現れました。
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少し行くとそこに主(ぬし)が現れました。
桂の巨木、千本桂は栃木県の天然記念物、巨木百選に指定されている名木です。
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桂の巨木、千本桂は栃木県の天然記念物、巨木百選に指定されている名木です。
近付いて下から撮影。まるで幹から緑が溢れ出しこぼれ落ちて来るかのよう。
近付いて下から撮影。まるで幹から緑が溢れ出しこぼれ落ちて来るかのよう。
日の光を受け緑がきらきらと輝いていました。
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日の光を受け緑がきらきらと輝いていました。
生命力溢れる巨木。また来ます、必ず!
生命力溢れる巨木。また来ます、必ず!
名残惜しみながら先へと進みます。苔むした沢沿いもとても綺麗。
名残惜しみながら先へと進みます。苔むした沢沿いもとても綺麗。
シダが光を受けて照り輝いています。
シダが光を受けて照り輝いています。
緑まぶしいシダの群生。
緑まぶしいシダの群生。
紅白のフタバアオイ。新・花の百名山に指定されている石裂山を代表する植物です。
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紅白のフタバアオイ。新・花の百名山に指定されている石裂山を代表する植物です。
苔の張り付いた大きな杉。間もなく中ノ院です。
苔の張り付いた大きな杉。間もなく中ノ院です。
中ノ院から奥ノ院までは距離100m。ずいぶん近いな〜と思ったら、なるほど長いクサリ場があるのですね。
中ノ院から奥ノ院までは距離100m。ずいぶん近いな〜と思ったら、なるほど長いクサリ場があるのですね。
岩場は大きく2段に分かれています。
岩場は大きく2段に分かれています。
合間に咲くフモトスミレ。まるで沿道から応援されているよう。足は消耗していても腕はまだまだ元気!
合間に咲くフモトスミレ。まるで沿道から応援されているよう。足は消耗していても腕はまだまだ元気!
奥ノ院へはアルミのハシゴを登ります。一部破損あります。
奥ノ院へはアルミのハシゴを登ります。一部破損あります。
苔むした岩から生えるイワタバコ。この大きさじゃまだ咲かないかな。
苔むした岩から生えるイワタバコ。この大きさじゃまだ咲かないかな。
奥ノ院。計り知れない大きさの巌の下に祠がありました。
奥ノ院。計り知れない大きさの巌の下に祠がありました。
まるで戸隠の百軒長屋を連想させる形。
まるで戸隠の百軒長屋を連想させる形。
登山道へ戻り、再び登り。お目当てのヒメイワカガミが咲き始めていました。
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登山道へ戻り、再び登り。お目当てのヒメイワカガミが咲き始めていました。
イワカガミとの大きな違いは白花で葉が浅く切れ込む点です。特に群馬は多い印象です。
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イワカガミとの大きな違いは白花で葉が浅く切れ込む点です。特に群馬は多い印象です。
アルミのハシゴ付近にアブラツツジ。こちらはこれから咲くようです。
アルミのハシゴ付近にアブラツツジ。こちらはこれから咲くようです。
前日の雨に濡れたヤマツツジ。
前日の雨に濡れたヤマツツジ。
ツクバキンモンソウの花。2か所で見かけました。
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ツクバキンモンソウの花。2か所で見かけました。
東剣ノ峰付近の展望台。半月前ならアカヤシオが綺麗だったことでしょう。
東剣ノ峰付近の展望台。半月前ならアカヤシオが綺麗だったことでしょう。
岩場には再びヒメイワカガミ。
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岩場には再びヒメイワカガミ。
開花のピークはもう1〜2週間先といったところでしょうか。
開花のピークはもう1〜2週間先といったところでしょうか。
長いハシゴを降ります。
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長いハシゴを降ります。
山頂へ。このあたりでツアー団体1組と会います。ロープワークの講習をしていた模様。
山頂へ。このあたりでツアー団体1組と会います。ロープワークの講習をしていた模様。
シロヤシオ1輪発見!見たのは1輪だけでした;;
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シロヤシオ1輪発見!見たのは1輪だけでした;;
後光差す山頂。
尾根に出ました。左へ曲がって山頂です。
尾根に出ました。左へ曲がって山頂です。
山頂!あまり広くはないので先ほどの団体さんが到着したところで次へ向かいます。
山頂!あまり広くはないので先ほどの団体さんが到着したところで次へ向かいます。
日光白根山を遠望。
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日光白根山を遠望。
少し歩いて月山。石裂山よりも標高は上。
少し歩いて月山。石裂山よりも標高は上。
建物が倒れていました・・
建物が倒れていました・・
男体山の展望。雲が完全には取れませんでした。
男体山の展望。雲が完全には取れませんでした。
このあたりのミツバツツジは咲き終わりな感がありました。
このあたりのミツバツツジは咲き終わりな感がありました。
下山路。ヤマツツジが咲きます。
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下山路。ヤマツツジが咲きます。
ガマズミの花。
岩場からすくすく育つギボウシ。
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岩場からすくすく育つギボウシ。
ヒイラギソウのつぼみ。1か所のみ見つけました。丁寧に探せばもっとあったかな・・
ヒイラギソウのつぼみ。1か所のみ見つけました。丁寧に探せばもっとあったかな・・
ムラサキケマン。終盤。
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ムラサキケマン。終盤。
ヤマブキも終盤。
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ヤマブキも終盤。
苔の垂れ下がる木々。幻想的でした。
苔の垂れ下がる木々。幻想的でした。
無事登山口へ戻ってきました。観光バスと残りわずかな車。
無事登山口へ戻ってきました。観光バスと残りわずかな車。

感想

5/12は鹿沼さつきマラソン(ハーフ)に出場してきました。
前日は雨でしたが当日は清々しい晴れ。日中は気温も上がり、暑さの中走ってきました。
完走後、混雑の会場を離れ、通行止めを回避し西へと向かいます。

石裂山は標高900m弱の低山ですが、ツツジやヒメイワカガミなど花が咲き、急峻な地形と険しい岩場から一度登ってみたい山でした。
半日登山の山なのでなかなか行く機会がなく、マラソンと組み合わせるのに絶好の山と判断しました。

駐車場はほぼ満車(15台程度ですが)で人気ぶりを伺わせます。15人程度のツアーの団体さんも2組と遭遇しました。
夏山のアルプスのクサリ場などを見据えての感覚を取り戻すor養うには丁度良い山なのかな〜とも思いました。

登山道はよく管理されたスギ林を歩く時間が長いです。
そのまま朽ちているものや大木になっているものもあります。
神社の社叢の一部なのでしょうか。時折そびえ立つ大木に苔むした岩からは長い年月を感じさせられました。

途中には千本桂もあります。
沢のほぼ中心から空へと一直線に幹を張り伸ばし圧倒的な存在感を誇っています。
中央は抜けていますが、孫、ひこと次々と枝が吹き、その1本1本から緑が溢れ出しているかのようでした。
生命力溢れる巨木。力を得た気がしました。

中ノ院からはクサリ場、アルミ製のハシゴが連続します。
難易度の高い個所はありませんが、濡れているのでやや慎重に足を運びます。

奥ノ院はこれまた圧倒的なスケール。
岩の高さ、幅、厚さ、どれをとってもその規模は圧倒的としか言いようがありません。

一旦登山道へと降り、再び急斜面を登っていきます。
岩場の急斜面にはヒメイワカガミが咲き始めていました。
葉は多くありましたが花はまだ少ないようでした。

東剣ノ峰、西剣ノ峰と通過し再び登り返すと石裂山へと着きました。
その間にはルートの中で最も長いハシゴもあります。両脇にはヒメイワカガミがぽつぽつと咲いていました。

石裂山〜月山(がっさん)はなだらかな尾根。
急崖の続いた登山道とは対照的な区間です。

月山からは急下りが続きます。時折ハシゴやクサリ場もあり、一部渋滞も出来ていました。
ツアーの方々からは親切に道を譲っていただきました。

急斜面を下り終え、無事に登山口へと戻り帰宅しました。
東北道は渋滞もなく、順調に帰ることができました。

低山で蒸し暑い一日でしたが、良い内容の山登りでした。

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