記録ID: 2980019
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雪山ハイキング
白山
白山
2021年03月07日(日) [日帰り]
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体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 15:48
- 距離
- 44.5km
- 登り
- 2,399m
- 下り
- 2,394m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 14:53
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 15:42
距離 44.5km
登り 2,399m
下り 2,394m
16:02
天候 | ど快晴、風は終始穏やか |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
別当出合まで ラッセル無し、微妙なトレースあり。終始カチコチ。所々、雪が溶け、スキーの脱着が必要で面倒。デブリが10箇所ほどあったが、心して渡るようなものはなかった。 ただただ長かった。 室堂まで 吊り橋に雪は無し。藪は全て埋まっていた。 急な石畳は、スキーを担いで登ろうとするもズボズボ腰まではまる。シュプールで固まったところを狙い、ピッケルとアイゼンでよじ登る。 甚之助避難小屋あたりまで、スキーで登る。完全に埋まっていたため、あたりは見回すはめに。 小屋からエコーラインまでは、冬の一般?ルートをアイゼンで登る。トレースがあったため、楽に登れた。先行者3名は、小屋から直登していたが、真似できない(したいと思えない斜度。伊吹山8合目と同じぐらい?)。 2500mあたりまでは、シールのみで登高。その先は、スキーを担ぎ、アイゼンで。 初の冬?初春?の白山。冬以外の時期には、10回以上登り、去年のゴールデンウィークに山スキーを一度。山スキーを始めてから、一度は行ってみたいと思っていた冬季の白山。天気も良さそうなため、行ってみることに。 深夜0時、風嵐ゲート到着。車が6台?!ソロなので他の登山者がいるのは心強いが、こんなに(馬鹿が)いるとは、、。顔がにやける。蛇足だが、風嵐の読み方も知らないが、溢れ出るかっこよさが僕は好きだ。 スタート時は、曇り空。星空を眺めながらのナイトハイクはお預け。ただ、上空も風が全く無く、薄っすら月が見えたため、雲海に期待。デブリが所々あるが、ここ2、3日のものは無さそうでちょびっと安心。 別当出合まで、約5時間。心が折れそうになるも、初めてのチャンレンジに胸がドキドキ。吊り橋では、胸がシーン。事前に知ってはいたものの、目の当たりにするとドン引き。スキーを担ぎ、横幅靴一個分の鉄の上を歩く。まだ夜明け前で暗く、高度感は和らいだものの、薄っすらとお月様の明かりが雲の隙間から差した。お月様、気になるのは分かるが、今は少しほっといてね。 最初の核心部を10ほどかけて通過。次の核心部は石畳。クトー を持ってない自分としては、ここもキツかった。優に5回はここで転がり落ちそうになった。ただ、途中で振り返ると、雲海とその先に大長山が。やる気に満ち溢れ、ほぼ気持ちだけで乗り越えた。 そこからは、避難小屋までのんびりスキーハイク、弥陀ヶ原までスキーを担ぎ、室堂まで再びスキーハイク。振り返って見る、真っ白な別山と、遠くの穂高、乗鞍、御嶽は格別。 想定より時間がかかったが、白山山頂へ。遠くに見える北アルプスの中で、槍ヶ岳かそれ以上に目立つ剱岳。他の峰々が白く染まるなか、その山だけが黒く、一際空を突き刺していた。 下りは行きのルートをなぞる。室堂より上はガリガリだったが、日差しのお陰で徐々にザラメになり最高。足元のさらに下がよく見えるなか、吊り橋を渡り、登山口へ。 とにかく長く、気をぬくとシャリバテになりそうだっが、天気に恵まれ行って良かった。下山中の林道で、スキーを片方15m下の川に落としたのはまた別の話(なんとか回収できました)。 |
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