ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2981982
全員に公開
アルパインクライミング
日光・那須・筑波

那須朝日岳東南稜

2021年03月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
jassmine その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:35
距離
7.0km
登り
803m
下り
790m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:46
休憩
0:38
合計
6:24
距離 7.0km 登り 803m 下り 804m
6:30
17
7:29
7:30
188
10:38
11:11
5
11:16
25
11:41
14
11:55
15
12:28
8
12:54
0
12:54
ゴール地点
天候 無風快晴、気温3〜8℃
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大丸駐車場利用
コース状況/
危険箇所等
東南稜はもちろん、登山道もほとんど雪なし。朝日岳山頂から剣が峰方向に下る一般道は雪がないガレでアイゼンではとても歩きにくい。
朝日岳東南稜
2021年03月07日 07:35撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
3/7 7:35
朝日岳東南稜
4号看板。ここから一般登山道をはずれ明礬沢へ下る
2021年03月07日 07:39撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 7:39
4号看板。ここから一般登山道をはずれ明礬沢へ下る
東南稜 正面から
2021年03月07日 07:39撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
3/7 7:39
東南稜 正面から
堰堤そばを通り、雪のあるルンゼからとりつく。トレースが見える
2021年03月07日 07:53撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 7:53
堰堤そばを通り、雪のあるルンゼからとりつく。トレースが見える
看板の少し手前から沢へ下る
2021年03月07日 07:54撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 7:54
看板の少し手前から沢へ下る
堰堤脇をあがる。このあと稜線の左から稜線にのるはずが、間違えてそのまま進んでしまう。
注:早めに稜線にあがるべき。
2021年03月07日 07:59撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 7:59
堰堤脇をあがる。このあと稜線の左から稜線にのるはずが、間違えてそのまま進んでしまう。
注:早めに稜線にあがるべき。
しばらく登りやすい左側のルンゼを登ってしまい、門と間違えた岩に到着。この先に何もないので間違いに気づき、戻る。
2021年03月07日 08:11撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 8:11
しばらく登りやすい左側のルンゼを登ってしまい、門と間違えた岩に到着。この先に何もないので間違いに気づき、戻る。
戻って稜線上を登る。ほどなく本当の門に到着。
2021年03月07日 08:41撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 8:41
戻って稜線上を登る。ほどなく本当の門に到着。
門は、左門の右側面をトラバース
2021年03月07日 08:43撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 8:43
門は、左門の右側面をトラバース
懸垂支点
2021年03月07日 08:47撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 8:47
懸垂支点
左門のトラバース道を振り返る
2021年03月07日 08:47撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 8:47
左門のトラバース道を振り返る
ギャップ対岸。これを登り返す
2021年03月07日 08:47撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 8:47
ギャップ対岸。これを登り返す
登り返しの先の稜線
2021年03月07日 08:47撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 8:47
登り返しの先の稜線
ギャップ後の登り返し。わかっていればフリーで登れるが、ロープを出したほうが良い。支点は中間の岩角で1か所だけとった。
2021年03月07日 09:06撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 9:06
ギャップ後の登り返し。わかっていればフリーで登れるが、ロープを出したほうが良い。支点は中間の岩角で1か所だけとった。
登り返した後は岩の右側をトラバース。画像は振り返って懸垂下降地点にいる後続者。
2021年03月07日 09:28撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 9:28
登り返した後は岩の右側をトラバース。画像は振り返って懸垂下降地点にいる後続者。
しばらく踏み跡に従って稜線の右側のルンゼを登る。稜線上を登るのも可能らしい。
2021年03月07日 09:33撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 9:33
しばらく踏み跡に従って稜線の右側のルンゼを登る。稜線上を登るのも可能らしい。
門を振り返る
2021年03月07日 09:37撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 9:37
門を振り返る
このあたりはほぼ稜線上をいく。
2021年03月07日 09:37撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 9:37
このあたりはほぼ稜線上をいく。
山頂直下の岩場。
正面の出っ張った岩+その上部にそれぞれ立派な支点が打ってある。
この正面ルートは最も難しく、ホールドはいいが足が高く離陸できない。
右から登るルートもあるようだが、最も簡単なのは左のルンゼからのルート。これならフリーでも行ける(自己責任でお願いします)
2021年03月07日 10:01撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
3/7 10:01
山頂直下の岩場。
正面の出っ張った岩+その上部にそれぞれ立派な支点が打ってある。
この正面ルートは最も難しく、ホールドはいいが足が高く離陸できない。
右から登るルートもあるようだが、最も簡単なのは左のルンゼからのルート。これならフリーでも行ける(自己責任でお願いします)
左に回り込んで、、、
2021年03月07日 10:12撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 10:12
左に回り込んで、、、
このルンゼを登る
2021年03月07日 10:15撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 10:15
このルンゼを登る
山頂直下の岩を登り切った平坦地からもうひとのぼりすると朝日岳山頂。ここはどこからでも登れる。
2021年03月07日 10:29撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
3/7 10:29
山頂直下の岩を登り切った平坦地からもうひとのぼりすると朝日岳山頂。ここはどこからでも登れる。
朝日岳の北西側。あっちの山には雪がある
2021年03月07日 10:29撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 10:29
朝日岳の北西側。あっちの山には雪がある
茶臼岳
2021年03月07日 10:31撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
3/7 10:31
茶臼岳
朝日岳山頂の祠
2021年03月07日 10:34撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 10:34
朝日岳山頂の祠
あとは一般道を下る。雪なし。ガレガレ
2021年03月07日 11:17撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 11:17
あとは一般道を下る。雪なし。ガレガレ
2021年03月07日 11:42撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 11:42
恵比寿大黒
2021年03月07日 11:43撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 11:43
恵比寿大黒
剣が峰のトラバース道が左に見える。
しっかりしたトレースがついているが積雪期は雪崩の危険のためトラバース道は通るべきではないとのこと、山頂を通った。
2021年03月07日 11:43撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 11:43
剣が峰のトラバース道が左に見える。
しっかりしたトレースがついているが積雪期は雪崩の危険のためトラバース道は通るべきではないとのこと、山頂を通った。
峠の茶屋跡避難小屋
2021年03月07日 12:04撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3/7 12:04
峠の茶屋跡避難小屋
撮影機器:

装備

個人装備
アイゼン ピッケル ハーネス 確保器 アルパインヌンチャク3 ヘルメット ツェルト
共同装備
30mロープ

感想

12月に朝日岳東南稜を計画するも悪天候のためとりつけず、茶臼岳往復に変更しました。今回はそのリベンジです。
強風で有名な那須連峰ですが、この日はめずらしく無風快晴、これ以上ない天候でした。
ただし雪はほとんどなく、ガレ場の登攀に始終しました。
そのためピッケルを使うシーンもほとんどなく、手での登攀が大部分でした。

4号看板から登山道をはずれ明礬沢に下ります。堰堤付近にトレースがあるので、それに従ってふたつめの堰堤脇から登ります。最初は歩きやすい稜線左側を登りますが、すぐに稜線にのるほうがいいでしょう。そのまま左側を登って20分ほど余計なアルバイトをしてしまいました。下部まで戻り稜線にのります。稜線を登るとほどなく門に到着します。
門は、左門の右側面をちょっとわるいトラバースする感じで、ギャップ上に出られます。立派な懸垂支点があるのですぐにわかります。
ギャップまでは約7m、クライムダウンもできそうですが、安全のためロープを出して懸垂下降しました。
ギャップの登り返しが1つめの核心です。ホールドがわかっていればフリーでも行けますが、初見であればロープを出したほうがよいと思います。
パートナーのリード。1段登ると少し足場のいいところに立てるので、そこで岩角で1か所中間支点を取りました。
次のチムニーの出だしも少し悪く、とにかく足を上げて突破します。登りきると少し足場が安定した場所で、ここをセカンドのビレイ地点とし、セカンドはそのまま稜線の右に沿って容易な道をトラバース気味に登りました。

この後ロープをしまい、しばらく稜線の右側のルンゼの踏み跡を登っていきます。
適用なところで稜線に上がります。(最初から稜線上を詰めることも可能なようですが、巻いたほうが容易です。)
いくつかピークをすぎると山頂直下の岩場、ここが第2の核心です。
ここは、右、正面、左といくつかルートがあるようです。
正面は新しい支点が2か所打ってありますが、難しいので、最も簡単な左ルンゼを登ることにしました。左ルンゼはフリーで登れます。
登りきったところからもうひと登りで山頂です。どこからでも登れます。
山頂からは周辺の尾根線や登山道がよく見えます。風もなく暖かで、珍しく30分も滞在しました。

下山。
東南稜は雪がなくても前爪を使うためにアイゼン必須でしたが、下山の一般登山道では雪がなくガレガレのため非常にあるきにくく、ほどなくアイゼンをはずしました。
鎖場を通過し、剣が峰は一応トラバース道ではなく稜線上を通り、避難小屋へ。
12月には、歩けないような強風から逃れて避難小屋に飛び込んだものでしたが、今回は小屋の外のベンチで降りてきた道をのんびり眺めらる陽気です。
気候により、天と地ほどの差があるものです。

あとは一気に大丸駐車場まで下ります。
下にいくほど雪が出てくるのが面白い、、

登山距離は7km、日帰りでバリエーションを楽しめるコンパクトなルートでした。
なお、今回のように良い天気ならハイキング気分ですが、天候が悪いと強風(西風)で視界も悪くなるので注意してください。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2312人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 日光・那須・筑波 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら