タイムリミットは24時間 高速バスで行く北アルプス 蝶ヶ岳
- GPS
- 14:26
- 距離
- 40.7km
- 登り
- 1,665m
- 下り
- 1,660m
コースタイム
- 山行
- 3:31
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 3:36
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 10:31
天候 | まっぱれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
横尾からはトレースがほとんど無く、夜間の山行は赤テープなど見えにくいので注意 |
その他周辺情報 | ひらゆの森 |
写真
感想
久しぶりに北アルプスにお邪魔し、公共の交通手段で何とかこの時期に北アルプスを踏むことが出来ました
松本からコロナで減便が続く高山行きのバスに乗り、12時20分頃に中の湯到着
明日は温泉に入って帰りたいから、この時間に中の湯に戻ってこないといけない、24時間タイムリミット山行に
11月に来たときは中の湯から横尾までは3時間だったので、かなり楽観的にスタートしましたが、小梨平から一気に雪がまして大幅にペースダウン
日帰りの人は明神ぐらいまではいってるようで、トレースはありましたが時間がすでに午後で下界は20度越えともあり、上高地も温かく、雪がグズグズで踏み抜きまくりです
明神手前で凍った坂道がでてきたので、軽アイゼンにしようとしましたが、スノーシューを早々に装着しました
スノーシューは偉大ですね。まったく、足元は落ち込まなくなり少しずつペースが上がりました
徳沢手前で先を歩くスキーの方を追い越し、3時頃に徳沢つきました。何度も通っている横尾までの道ですが、雪があるとまったく印象が変わりどこでも歩けてしまうので、簡単に道に迷ってしまうのでホントに注意です
横尾には16時過ぎに到着し、いつもの避難小屋にお世話になります。人がいるかは入り口の鍵がしまっているかどうかで分かりますが、今回もしまっており、右側の小さな部屋を使うことが出来ました
この避難小屋を使ってしまうとテント泊に戻れないほど快適なんです 目の前にはじゃぶじゃぶ水が流れ、トイレもごく近なのでホントに病みつきですね
明日は逆算すると0時くらいから行動しとかないとあのバスに間に合わない計算で、温泉をパスして15時の松本行きのバスも視野に、夕飯食べて眠りにつきました
カフェラテが良くなかったのか全然眠れず、0時にモソモソ出発の準備を始め、1時過ぎに蝶ヶ岳へスタートしました
前回は雪はほとんど無く、夏道がしっかりでていましたが、今回はトレースはまったく消えてなく、スノーシューでも場所によっては沈むほど雪が大量です
早くも赤テープを見失い、雪の斜面に苦戦し一向に距離が稼げません…ようやく槍見台につきましたが、前回とはまったく様相がかわってました(ToT)なかなか進まない歩みに撤退の二文字が頭をよぎります。標高も1900~2000~2100となかなかすすみません。天気は相変わらず風もなく気温もそこまで低くないので、雪道以外はコンディションよしと思いながら、もくもくと真っ暗な山中を時より見えるピンクリボンや、赤テープに安心しながらすすみました
2400くらいから気持ち的にはあと250って思えるほどに前向きになり、気付けは頭をおおっていた木が無くなり、山の稜線が分かるほどに
なんとか4時間弱で稜線分岐につき、帰りのバスを思うと蝶ヶ岳は諦め、蝶槍に方向転換します
稜線は風も強くなく、足元のスノーシューも脱いだので足取り軽く、まだまだ真っ暗な蝶槍に到着です
夏ならきれいな朝日がみれたんでしょうが、今日は時間がない…泣く泣く元来た道を戻り、分岐でスノーシューを取り上げ、下山にかかります。
夏道をはずしていても、自分のトレースをめぐれば帰れるってことで、雪の斜面をガンガン下り、あっという間に稜線を離れました
途中自分のトレースを見誤ってルートロスしましたが、危ない崖は無かったのでそのまま突っ切り本線に合流、気付けば槍が見える明るさになっていて、なんとか一目槍様を拝むことが出来ました
なんとびっくり稜線の分岐から横尾まで1時間…登り4時間、下り1時間の5時間山行って雪道恐るべし
時間に余裕が出来たので中の湯までは休憩多めに、12時前にバス停着きました
お疲れ様でした😃
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