二子山〜妻坂峠〜武甲山表参道〜蕨山〜名栗〜子の権現〜スルギ〜吾野
- GPS
- 12:30
- 距離
- 41.2km
- 登り
- 3,683m
- 下り
- 3,791m
コースタイム
天候 | 快晴のち晴れのち曇り。湿度低め。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
吾野駅から西武線で戻りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 登山ポスト:芦ヶ久保、武甲山表参道の一の鳥居 トイレ:武甲山頂上(一の鳥居にはありません)、鳥居観音、子の権現、竹寺 水場:武甲山表参道(18 丁目?) 自販機:鳥居観音、子の権現、名栗 |
写真
感想
GPS 累積標高 +3920M/-4040M
GPS 沿面距離 42.8Km
標準コースタイム 20:40
夏にいろいろ行きたいところがあるので、12時間でどのくらい行けるものか、また、水をどれくらい使用するものか(水を少なくするほど、荷物を軽くできるので)試してみるために行ってきました。新緑も楽しみです。
シューズも今回新調して様子見です。
蕨山あたりから、持病の膝痛が始まりだし、ペースダウン。子の権現からは、かなり痛くなり、まともに下れません。無理すると治るのに時間がかかるので、今回は、前坂で下山しました。これで合計時間 12:30 ですので、当初の予定通り、12 時間でどの程度歩けるか確認ができました。
ちなみに水ですが、暑くなかったこともあり、600cc ほどの使用でした。
非常に疲れましたが、ある程度納得できる結果を得ることができたので、十分満足の一日でした。この高低差/距離/時間と今回のへばり具合から、夏の山行をいろいろ計画できそうです。
二子山・武川岳と武甲山両方に行ったのが堪えました。しかし、両方行くことで標高を稼げたので、今後の参考になりました。どちらか一方なら、随分、楽になると思われます。
伊豆ヶ岳を通らなかったのは、過去2回も伊豆ヶ岳を越えて怪我をしていて縁起がよろしくないためです。蕨山稜線を辿ったことがないので、こちらから行くことにしました。
今回は、あまり人に会うことなく、新緑の美しい静かな山旅でした。
本日も前回の矢岳同様、ツツドリがあちこちで鳴いていました。
芦ヶ久保〜双子山:
二子山直下がきついです。でも、低山故、少しの我慢です。
双子山〜武川岳:
Up/Dwon しながら、だんだん高度を上げて行きます。途中、いらないような林道を横切ります。(以前は、ここに林道は無かったです−埼玉県の大好きな無駄な林道作りです)
武川岳〜妻坂峠〜一の鳥居:
妻坂峠まで、きつい下りです。そのあとは、それなりです。沢を渡るとすぐに道路に出ます。そのまま突っ切って下れば、一の鳥居です。
一の鳥居〜武甲山:
高度差約 800M を一気に登ります。割と一定の傾斜で、急登ではありません。52丁目が頂上です。26 丁目が、ちょうど真ん中の高度です。この石標は、かなり正確ですので、励み(あるいは落胆)になります。
18 丁目(?) に水場があります。
どうせならと、1時間以内を目指してみましたが、1分ちょっと超過しました。すでに二子山〜武川岳を登っているので、無理だったようです。(残念!)
武甲山〜大持山:
この間は、露岩があったり、急だったりと少し大変です。でも、他の奥武蔵の山々よりぐっと山深く味のある稜線です。小持山〜大持山間に一カ所だけ展望のよいところがあります。
大持山〜鳥首峠:
ウノタワは、のんびりしてみたい気分になるところでしたが、先を急いでいるので素通りでした。結構 Up/Down があって疲れるコースです。
鳥首峠〜蕨山:
上がったり下がったりしながら、じわじわと高度を稼ぎます。右側矢岳側の斜面はすっかり伐採されていました。
橋小屋の頭からは、急な下りとなり、下りきれば、大した登りもなく蕨山に行けます。
蕨山〜小殿;
ここからは、平均して緩やかです。トレランの方は、非常に楽しいと思います。多くの部分を走れるでしょう。途中、伐採してあったり、必要もないような林道を横切ったりして、折角のコースが台無しになっているところがあります。
金比羅神社跡からは、竹寺にいくため、鳥居観音の方に下山しました。
小殿〜竹寺:
小殿で少し道を間違えて無駄な時間を使ってしまいました。
竹寺までは急ですが、低山故、長くはありません。
竹寺〜子の権現:
登りですが、ほとんどのピークは巻いて通過しますので、平坦で楽な道です。
子の権現〜前坂:
赤破線ルートですが、普通に歩けます。細かい上下が多いです。尾根分岐部分に山道があり、間違えてしまうことがあるかもしれません。5/末に大会があるそうで、そういった分岐に入りにくいようになっていました。途中で道路に出て(キワダ坂)、少し下って行くと、左に道があります。しっかりした標識がなかったと思うので、ここを見逃さないようにします。
前坂〜吾野駅:
最近よくなる膝痛がひどくなってきたので、ここで下山することにしました。
自分の限界は、体力ではなく、持病の膝痛がいつ起きるかで決まるようです。
この下りは、それほどきつくないので助かりました。
ここの稜線は、どこでも1時間以内に西武線に出られて、エスケープし易いのが長所です。
シューズについて:
どこに行くのもトレラン用のシューズを使っています。以前は、山靴でしたが、トレラン用のを使ってみると、軽くて断然足が楽になりました。特に登りで、威力を発揮します。今回購入したのは、Sportiva Skylite2.0 というものですが、軽量な上に非常にグリップのよいものでした。今まで7〜8足は試していますが、最も具合が良い感じです。靴は、ソールのグリップ力と軽さで選ぶとよいと思います。グリップの悪いシューズは最悪です。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
はじめまして、ケダマと申します
半年も前のレコに今更コメントするのは
いささか躊躇したのですが、
奥武蔵でロングコースを考えていたところ
misuzuさんのこのレコに辿り着いた次第です
日が長く歩きやすい時期とはいえ、
フルマラソンに近い距離で累積標高差が4,000mとは...
平地のフルマラソンなら3.5Hで走れますが
このレコは凄すぎて全くピンと来ません(笑)
登山とマラソンでは使う筋肉が違うのは理解しているのですが、
やはり普段から標高差のあるところで
トレーニングしないとこの境地へは到達できないんでしょうかね...
年内に飯能〜秩父ロングを計画していますが、
僕(37歳)より18歳も年上でいらっしゃる
misuzuさんとのあまりのレベルの違いに既に心が折れそうです(笑)
いつも拍手ありがとうございます。
私、マラソンはダメで、たぶん 4.5H でも行けないと思います。ストライドが短いためか・・・(笑)
このときは、持病の膝痛が起きてしまい、飯能までの予定が行けなかったのですが、体力的には、まだ余力がありました。全然お若いので、是非、飯能までトライしてみてください。
300g 以下の軽いトレランシューズで、水を少なめにしてザック総重量 3Kg 以下を目指すと良いです。
自分の経験から思うに、平地を頑張っても登力は付かないようです。階段でもダメです。斜面を行くのが一番の早道のようです。
このくらいが行けると、アルプスのほとんどが日帰り圏になるので、予定を立てることなく、天気を見て気軽に行けるようになり、山行機会が増えて、非常によろしいことになります。
今後とも、よろしくお願いします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する