至仏山（鳩待峠−山ノ鼻−至仏山−鳩待峠／日帰り・ピストン）

2008年10月12日(日) [日帰り]

• GPS: 08:33
• 距離: 14.5km
• 登り: 874m
• 下り: 870m

コースタイム

鳩待峠8:02−9:03山ノ鼻9:25−9:25尾瀬ケ原散策10:41−13:07至仏山頂14:14−14:51小至仏山頂15:06−16:21鳩待峠

天候

晴れ

コース状況／危険箇所等

【鳩待峠まで】
マイカー規制日のため、戸倉第一駐車場に駐車（1日1000円）して乗合タクシーで鳩待峠へ入りました。
所要時間約30分、片道900円です。

【鳩待峠〜山ノ鼻】
ゆるやかな下りからハイキングが始まります。
この間は、ずっと木道歩きで紅葉のトンネルの中を気持ちよく歩けます。
木道は濡れているとかなり滑るので要注意です。

【尾瀬ケ原散策】
山ノ鼻周辺でも、10分も歩けば燧ケ岳と至仏山の両方が美しく対峙する姿を堪能できます。
草紅葉も美しく、楽しいハイキングができます。

【山ノ鼻〜至仏山頂】
植生保護と登山道の保護のため、山ノ鼻→至仏山は登り一方通行のはずでしたが、登っている方より降りてくる方のほうが多く感じました。
ルールは守るべきでは・・・と思いましたが。
晴れ空のもとの登山でしたが、森林限界までの樹林帯歩きはずっと濡れた道を登りました。
さほど滑りやすいとも感じず、ぐいぐいと標高を稼いでいきました。
森林限界をすぎると尾瀬ヶ原と燧ケ岳を一望できるようになります。
蛇紋岩のガレ場と木の階段を交互に登る感じですが、蛇紋岩は濡れていなくてもそれなりに滑りやすいのは事実です。
ただ、慎重に足を置いていけば、危ないことはありません。
割と急登ですが、素晴らしい展望のなかの登りは苦になりません。

【至仏山〜鳩待峠】
小至仏山は岩の塊の山頂です。
蛇紋岩の稜線はやはり滑りやすく、下りは少々気を使いますが、やはり危険な個所はありません。
オヤマ沢田代には小さな湿原もありますが、ここを過ぎると樹林帯の下りが始まります。
鳩待峠までは快適な歩きやすい下りだと思います。

【鳩待峠からの下山】
夕方の時間のシーズン中は、バス・タクシー待ちの行列ができますが、どんどんとバス・タクシーがやってきて行列の割には早く乗車できます。
下山もバス・タクシーとも900円です。
ハイシーズンは、国道401号線から国道120号線にでると、金精峠方面からの車と相まって、沼田ＩＣまでの間でかなり渋滞します。
いくつか山の中を走る抜け道があります。きちんと舗装された道もありますので、開拓してみたらいかがでしょうか(^^;)

【下山後の温泉】
国道120号沿いの「わたすげの湯」に入浴しました。
大人800円です。
休憩場所が少々せまいのが残念でしたが、大変きれいなお風呂で、快適に入浴できました。

写真

10/12 7:51

鳩待峠までは乗り合いタクシーで入りました。

10/12 7:51

紅葉シーズン最盛で、鳩待峠も多くの人で賑わっています。

10/12 8:00

鳩待峠にて

10/12 8:04

鳩待峠から山ノ鼻へはゆるやかな下りが続きます。

10/12 8:10

清流に落葉が美しく濡れています。

10/12 8:13

鳩待峠から山ノ鼻へは木道が整備されています。

10/12 8:17

左手には至仏山がちらちらと見え隠れします。

10/12 8:42

紅葉のトンネルが美しいです。

10/12 8:43

ヒロハツリバナの実がはじけています。

10/12 8:44

モミジも真っ赤に色づいています。

10/13 23:10

木道の道も平坦になると山ノ鼻は間近です。

10/12 9:02

山ノ鼻も多くの人でにぎわっていました。

10/13 23:11

山ノ鼻にて

10/12 9:26

尾瀬ケ原をしばし散策。至仏山が美しいです。

10/13 23:15

尾瀬ケ原にての一コマ

10/12 9:37

尾瀬ケ原にての一コマ

10/12 9:44

木道の向こうには燧ケ岳が美しいです。

10/13 23:16

池のヒツジグサも色づいています。

10/12 10:33

山ノ鼻の尾瀬植物研究見本園を一周しました。

10/13 23:17

池に至仏山が映って逆さ至仏が

10/12 10:43

山ノ鼻から至仏山登山口へ向かいます。

10/13 23:18

登山口からしばらくは樹林帯の登りです。

10/12 11:07

山から絞られた水でしょうか。ずっと登山道は濡れていましたが、落葉が美しいです。

10/12 11:20

森林限界の看板。

10/12 11:20

森林限界の看板を越えるといっぺんに視界が開けてきます。

10/12 11:25

森林限界で視界が開けると、背後には尾瀬ケ原と燧ケ岳がが一望できるようになります。

10/12 11:38

さらにぐいぐいと標高を稼いでいきます。
木の階段が整備されていて、どんどん標高があがっていきます。

10/13 23:19

噂の蛇紋岩の登り。滑りやすい岩ですが、足を慎重に置いていけば大丈夫。

10/12 12:51

何度か視界が広く開けて山頂かと期待されますが、山頂はまだ先。ここも左手を巻いてひとのぼりで山頂です。

10/12 13:09

至仏山頂の標識。立派です。

10/12 13:10

至仏山頂から尾瀬ヶ原と燧ケ岳。

10/12 13:11

連なる山々も紅葉で赤く染まっています。

10/12 13:11

紅葉シーズンなので山頂も人がたくさん。

10/12 13:12

至仏山頂から日光白根山方面を望む。

10/12 13:12

至仏山頂から皇海山方面を望む。

10/12 13:12

至仏山頂から小至仏山方面への稜線。

10/12 13:13

至仏山頂から鳩待峠を見下ろす。

10/12 13:16

なたまた湖と朝日岳、白毛門方面を望む。

10/12 14:06

遠く噴煙をあげる浅間山も望まれました。

10/12 14:11

混雑していた至仏山頂も、午後２時を過ぎると静かになりました。

10/12 14:18

至仏山頂から小至仏方面へ向かうと、ハイマツにエビの尻尾ができています。冷たい風が吹いていました。

10/12 14:19

さらに蛇紋岩の塊を越えて小至仏山を目指します。

10/12 14:20

小至仏山が見えてきました。

10/13 23:23

蛇紋岩の道は、ずっとぬかるんでいて結構すべります。

10/13 23:23

小至仏山頂にて。ここにも立派な標識が設置されています。

10/12 15:10

小至仏山頂から至仏山を振り返ります。

10/12 15:27

しばらくは尾瀬ヶ原と燧ケ岳が望まれた下山が続きます。

10/12 15:27

下山路から至仏山を振り返る。

10/12 16:17

鳩待峠間近ではササの中の小道を下ります。

10/12 16:40

夕方の鳩待峠にはバス待ちの行列ができていました。

10/12 16:40

夕暮れ前の秋空と雲のコントラストがとても美しかったです。

撮影機器：

E-520 OLYMPUS IMAGING CORP.

EX-Z500 CASIO COMPUTER CO.,LTD.