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Yamareco

記録ID: 299509
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無雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄

(宮崎)紅葉の大崩(おおくえ)山(1983)

1983年10月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
15.9km
登り
1,312m
下り
1,095m

コースタイム

8:00上祝子集落−9:00和久塚分岐−10:00三里河原入口−10:50モチダ谷入口−12:40-13:10石塚―13:20大崩山山頂−14:30上祝子林道出合−15:30上祝子登山口
天候 曇り時々晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
【行き】福岡ー(JR)−小倉−(夜行鈍行)−延岡ー(バス)−上祝子(かみほうり)登山口
【帰り】上祝子ー(車に同乗させてもらう)−延岡ー(JR特急)−博多
コース状況/
危険箇所等
・三里河原は、川沿いに渡渉しながら進む。部分的に道が解りにくい個所があった
・モチダ谷は、岩がゴロゴロした小さい谷で、道ははっきりせず、ケルンを頼りに遡行する。
・大崩山山頂から上祝子林道までは道は明瞭。そのあとは登山道ははっきりしてなかったので、林道沿いに下った。
出発する。大崩山荘あたりに来ると、大崩山の山頂部が見え始めた
2013年03月31日 11:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:07
出発する。大崩山荘あたりに来ると、大崩山の山頂部が見え始めた
和久塚の大岩峰を望む。槍ヶ岳のように尖っている
2013年03月31日 11:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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和久塚の大岩峰を望む。槍ヶ岳のように尖っている
同じく)和久塚岩峰
2013年03月31日 11:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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同じく)和久塚岩峰
三里河原手前から、紅葉の森を眺める。曇天のもとだが、まずまずの彩り
2013年03月31日 11:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1
3/31 11:07
三里河原手前から、紅葉の森を眺める。曇天のもとだが、まずまずの彩り
三里河原手前にて、部分的に紅葉した木々が見られた
2013年03月31日 11:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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三里河原手前にて、部分的に紅葉した木々が見られた
三里河原手前からの風景、岩場と紅葉が良いコントラストを作っている
2013年03月31日 11:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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三里河原手前からの風景、岩場と紅葉が良いコントラストを作っている
五葉の尾の滝、ナメ滝になっている
2013年03月31日 11:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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五葉の尾の滝、ナメ滝になっている
三里河原入口にて、今日は河原遊びの家族ずれも来ている
2013年03月31日 11:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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三里河原入口にて、今日は河原遊びの家族ずれも来ている
三里河原に入る。静かな原生林の中にゆったりとした流れが続く
2013年03月31日 11:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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三里河原に入る。静かな原生林の中にゆったりとした流れが続く
三里河原を遡行する
三里河原を遡行する
三里河原にて空を見上げる。上空はだいぶ青空が出てきたようだ
2013年03月31日 11:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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三里河原にて空を見上げる。上空はだいぶ青空が出てきたようだ
三里河原にて、どこまでもナメの河原が続く。こういう川は初めて見る
2013年03月31日 11:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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三里河原にて、どこまでもナメの河原が続く。こういう川は初めて見る
三里河原にて、水は浅く透き通っている
2013年03月31日 11:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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三里河原にて、水は浅く透き通っている
三里河原上部、少し渓流らしくなってきた
2013年03月31日 11:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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三里河原上部、少し渓流らしくなってきた
三里河原(金山谷)から、分岐したモチダ谷に入る。ここも最初はナメ滝があった
2013年03月31日 11:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:07
三里河原(金山谷)から、分岐したモチダ谷に入る。ここも最初はナメ滝があった
三里河原上部、渓流と原生林
2013年03月31日 11:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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三里河原上部、渓流と原生林
モチダ谷を遡行してゆくと原生林の谷となる。深い森だ
2013年03月31日 11:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:07
モチダ谷を遡行してゆくと原生林の谷となる。深い森だ
モチダ谷にて、チラホラと紅葉を見かけたが、まだ標高が低いせいか、森全体が紅葉、というわけではなかった
2013年03月31日 11:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:07
モチダ谷にて、チラホラと紅葉を見かけたが、まだ標高が低いせいか、森全体が紅葉、というわけではなかった
モチダ谷にて、パラパラとでてきた紅葉を眺めつつ、谷を詰める
2013年03月31日 11:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:07
モチダ谷にて、パラパラとでてきた紅葉を眺めつつ、谷を詰める
稜線の一角、「石塚」に到着。気持ちの良い岩峰で眺めも良かった
2013年03月31日 11:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:07
稜線の一角、「石塚」に到着。気持ちの良い岩峰で眺めも良かった
石塚ピークからの眺望(1)日隠山方向
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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石塚ピークからの眺望(1)日隠山方向
石塚ピークからの眺望(2)はるかに祖母山、古祖母山の山なみ(遠景、中央から右手)
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
石塚ピークからの眺望(2)はるかに祖母山、古祖母山の山なみ(遠景、中央から右手)
石塚ピークからの眺望(3)祖母山、本谷山、鹿納山あたり(遠景のスカイライン)
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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石塚ピークからの眺望(3)祖母山、本谷山、鹿納山あたり(遠景のスカイライン)
石塚ピークからの眺望(4)傾山(左奥)
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
石塚ピークからの眺望(4)傾山(左奥)
石塚ピークからの眺望(5)傾山、東傾山あたり(遠景)
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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石塚ピークからの眺望(5)傾山、東傾山あたり(遠景)
石塚ピークからの眺望(6)東を望む
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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石塚ピークからの眺望(6)東を望む
石塚ピークからの眺望(7)喜平山(右奥)
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
石塚ピークからの眺望(7)喜平山(右奥)
石塚ピークからの眺望(8)桑原山
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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石塚ピークからの眺望(8)桑原山
石塚ピークからの眺望(9)紅葉の稜線、この付近はちょうど紅葉の盛りだった
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
石塚ピークからの眺望(9)紅葉の稜線、この付近はちょうど紅葉の盛りだった
石塚にて、岩と紅葉のコントラスト
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
石塚にて、岩と紅葉のコントラスト
二枚ダキの大岩壁を望む、花崗岩の垂直な岩場
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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二枚ダキの大岩壁を望む、花崗岩の垂直な岩場
上祝子(かみほおり)林道終点付近から、岩峰群を振り返る
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
上祝子(かみほおり)林道終点付近から、岩峰群を振り返る
上祝子林道終点付近からの岩がちの山肌
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
上祝子林道終点付近からの岩がちの山肌
上祝子林道終点付近から、ふもとの上祝子集落方面を望む
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
上祝子林道終点付近から、ふもとの上祝子集落方面を望む
上祝子林道から望む、「広タキ」の巨大なスラブ
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
上祝子林道から望む、「広タキ」の巨大なスラブ
撮影機器:

感想

【山行No 50】

※ 宮崎県の大崩山(おおくえやま)は、一度は行ってみたいと思いながらも、
  福岡からだと九州のちょうど反対側でアクセスに時間がかかり、なかなか行く機会がない。
  日帰りでは難しいし、1泊2日の行程も組みにくい(この当時は大学の研究室の都合で、日曜日しか休みが取れなかった)。
  だが、時刻表を調べると、小倉から日豊本線の夜行鈍行が出ており、それを使うと、車中泊での日帰りができそうだ。
  ちょうど紅葉も見ごろだろうし、天気も良さそうなので、
  土曜日の夜になって急に出かけることにし、ばたばたと準備をした。

10月22日(土)
 ・出発の準備に手間取り、ギリギリに自宅を出発。
  JR箱崎駅、21:25発の鈍行で小倉へと向かう。
  電車の中は、勤め帰りのサラリーマンや学生などが多く、ザックを背負って山の格好をした自分が、
  なんだか場違いな場所に紛れ込んだようで、落ち着かない気分だった。
 ・23時前に小倉着。そこから日豊本線の夜行の鈍行に乗り換える。
  ようやく旅にでた気分となった。しかし夜中のせいか、妙に心細い気分。
  おまけに、携帯型の目覚まし時計を持ってくるのを忘れたため、
  延岡で乗り過ごすのが怖く、電車の中ではほとんど寝れなかった。

10月23日(日)
4:00-6:30 延岡駅
 ・早朝というより真夜中と言っていいい時間に、延岡で下車。
  冷たい夜明け前の駅舎のなかは、自分以外に3人がいるのみの侘しさ。
  寝不足で眠いことは眠いが、寒いので眠れず、ただただ無為に、バスの始発の時間を待った。

 ・ようやく夜が明け、始発のバスがやってきた。始発からの乗車は自分独り。
  そのあとも数名しか乗ってこず、淋しいバスだ。
  天気予報では今日は晴れのはずだったが、上空はドンヨリしており、車窓風景も暗い。

7:50-8:00 上祝子(かみほおり)
 ・ここがバスの終点で、バスを降りる。
  相変わらず上空はドンヨリとして暗い風景だが、出発しよう。
 ・少し車道を歩いていると、後から来た車が、
 「乗って行かないか」と誘ってくれたので、登山口まで乗せてもらった。
8:20 大崩山登山口(車道終点)
 ・今日の予定は、三里河原経由で大崩山へ登り、そこから登山口まで下る予定としている。
  まずは三里河原まで、川沿いの道を行く。
8:40 大崩山荘跡
 ・古い山小屋らしく、だいぶ朽ちており、原型を留めていなかった。
9:00 和久塚(わくづか)分岐
 ・ここから、和久塚岩峰群へ向かう道が分岐している。
  こちらの道も少し興味あるが、川沿いに進む。
  乗せてもらった車のグループは、和久塚方面へと登って行った。
 ・その後、川沿いに道は続く。
  岩がちの道だったり、木のサンバシがあったりして、あまり良い道とは言えなかった。
10:00 三里河原入口
 ・有名なので、標識があるかと思っていたが、標識はなかった。
 ・ここから支流の金山谷沿いに登ってゆく。
  この付近はまだ紅葉には早いようで、色づいてはいなかった。
  道は、登山道というよりも沢登りの道といった感じで、
  ケルンを頼りに、ところどころ川を渡渉しながら進む。
  裸足で渡渉すると、さすがに秋の川の水は冷たく、痛いほどだった。
  全体に川の様相は、ナメの河原で、川自体の感じはまずまず良かった。
10:50 モチダ谷入口
 ・標識あり。ここから金山谷の流れから外れ、さらに支流のモチダ谷沿いに登ってゆくことになる。
 ・モチダ谷はガイドブックにはちゃんとした登山道として書かれてあったが、
  実際は、小石がゴロゴロした谷で、道形ははっきりせず、
  たまにあるケルンを頼り、ひたすら谷を上へ向かって登るような道だった。
  足元も苔の着いた岩が多くて滑りやすい、やや難しい道だった。
 ・途中、小さい滝があるところで昼食休憩とした。
  このあたりから周辺の木々は色づいて紅葉の森となってきた。
  谷の中から空を見上げると、ようやく天気も回復してきたようで、青空も見えだした。

12:40-13:10 石塚
 ・谷を詰めると、石塚という小岩峰に到着。
  この付近はすでに紅葉も終わりかけの状態だったが、展望は良く、
  北には祖母〜傾山の山塊がマジかに見えるし、大崩山塊の山々も良く見えた。
  展望を楽しみつつ、だいぶのんびりとした。
  青空もだいぶでてきたので、周辺の紅葉の山なみもまずまずの美しさ。

13:20 大崩山山頂
 ・石塚から少し行くと、大崩山山頂の標識があった。
  大崩山塊の最高点ではあるは、周辺は樹林におおわれて展望はなかった。
 
 ・ほとんど休まず、そのまま下山にかかる。
  下山はもともと、和久塚コースを取ることを考えていたが、時間が少し押してきているので、
  二枚ダキ経由のまっすく下るコースを取ることにした。
 ・大崩山からの下山道は、ただただ急でまっすぐ下る道だった。
  スズタケの生い茂る単調な道を、ずんずんと下る。
  二枚ダキの岩壁近くから下は、急峻な小沢沿いに下る道で、歩きにくかった。
14:30-50 上祝子林道上部出合
 ・まだ山の中腹だが、急に林道に出た。
  ガイドブックでは、ここからも林道を横切って下る登山道があるはずだが、
  使う人がほとんどいないせいか、登山道が見当たらない。
  仕方がないので、遠回りになるが、林道沿いに下ることにした。
  単調な林道をてくてくと下る。・・・やはり和久塚コースのほうが良かったかな?と思いつつ・・・

15:30 大崩山登山口
 ・ここでたまたま、朝に車に乗せてもらったグループと再会。
  (和久塚コースは良かったよ、と言われ、少し後悔)
  そのあと、自分はバス停まで歩いて下山にかかったが、先の車の人が、
  「乗せていこうか」とお誘いがかかり、言葉に甘えて、乗せてもらうことにした。
  地元、延岡の山岳会の人たちで、車中、山の話も弾んだ。


17:00 延岡駅
 ・車に乗せてもらったせいで、予定よりだいぶ早い時間に駅に戻れた。
  これだと今日中に帰れそうなので、奮発して特急で帰ることにする。
  17:40発 特急「にちりん」で一気に福岡へと戻る。23時過ぎに福岡に帰着。

※かなりの強行軍の登山だったが、岩と紅葉のコントラストも見ごたえあり、充実した登山だった。

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