虚空蔵山周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 760m
- 下り
- 606m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス | 岩井堂観音堂駐車場に自転車を停める |
コース状況/ 危険箇所等 |
容易に登れる山ですが、山頂付近は足元が急な崖なので注意。 4月11日まで、伐採作業により林道虚空蔵線の岩井堂側から数百メートルは通行止めです。歩くだけなら大丈夫だと思いますが(作業中の方に挨拶をしたら特に何も言われなかった)、控えた方がいいかも。 |
写真
感想
昨年立峠越えをしたときに、ついでに花川原峠から虚空蔵山に登れないかなと思いましたが、あまりの急斜面のため断念しました。それから1年後、正規登山道にて虚空蔵山にリベンジを果たすときがやってきました。
松本市から自転車を走らせて四賀地区へ。やっぱり自転車で刈谷原トンネルまでの上り坂を登るのはしんどいですね。刈谷原トンネルも車で通る時よりも長く感じましたし。まだ車を持っていないので仕方ないのですが。
1時間弱ほど自転車を走らせて会田宿へ。ここからは、自転車でとても登れないような坂道になるので、自転車を押しながら歩くことにします。会田宿がスタート地点になっているのはそのためです。昨年も歩いた善光寺街道の坂道を登って岩井堂観音堂へ。ここの駐車場に自転車を置き、観音堂で山旅の無事を祈って登山開始です。
登山道はとても歩きやすい道です。序盤は至る所に「茸止山 入山禁止」の貼り紙が木に貼ってあります。この辺の山はうかつに入れないですね。途中、展望の良い岩場があるのですが、怖がりなので少し覗いただけで先に進みました。すぐに適度な高度感のある岩稜帯になります。ここを過ぎると程なく山頂です。
ただしここは最高地点の場所ではないので、少し先の最高地点の場所にも行ってみましたが、何も無かったので引き返して、取りあえず定義された「山頂」にて昼食を摂りました。
その後は東尾根を下っていきます。ここはしばらく南側が切れ落ちていて、またロープのある急坂もあるので、西尾根よりは若干難易度が高いかもしれません(あくまでも「若干」ですが)。
途中、某サイトにて安山岩の枕状溶岩だと紹介されていた露頭がありましたが、その直下には礫岩層が。怪訝に思い近づいて観察してみると、細粒砂で構成されているように見える部分も。あれ?もしかするとこれ枕状溶岩ではなくてそれっぽく見える砂岩では?少し下ったところにも枕状溶岩ぽく見える岩が露出していましたが、これは確実に砂岩だと判定できました。この付近には小川層の差切砂岩礫岩部層が分布しているため、砂岩と礫岩がセットになっていたと考える方が自然です。精密に観察をした訳ではないので断定は出来ませんが。
下り終えた後は林道を西に向かい岩屋神社を目指します。岩屋神社へのルートは、鳥居から続く参道と、その横から続く登山道の2種類があります。取りあえず参道を選びましたが、これが物凄い急斜面の直登!階段の残骸のように埋もれている石を頼りに登っていきます。10分ほどで岩屋神社に到着。苦労した甲斐あり、凄い景色でした。帰りは安全につづら折りの登山道を下りました。
林道に戻ってしばらく進むと中ノ陣城の案内が。せっかくなので行ってみます。10分ほどで到着。そこから南西に延びる尾根を下っても良かったのですが、道らしきものはなく、ここは余計なアドベンチャーをする必要はないかなと思って元来た道を戻りました。この前の週に変な道を通ったせいで痛い目に遭っているので…。
あとはひたすら退屈な車道歩き。先にも書いたように、林道虚空蔵山線は4月11日まで車両の通り抜けが出来ないので注意が必要です。岩井堂観音堂までの登り返しがなかなかこたえましたが、無事自転車のある場所へ到着。この疲れた身体で刈谷原まで登りたくはないなと思い、四賀から明科を経由して南下し、田沢から大口沢経由で松本に戻りました。
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