初の八ヶ岳(赤岳・横岳・硫黄岳)は、杣添尾根ピストン
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- GPS
- 10:50
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,843m
- 下り
- 1,828m
コースタイム
- 山行
- 8:41
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 10:49
→7:35三叉峰(稜線)7:37→地蔵の頭8:09→赤岳展望荘8:13→8:41赤岳9:15
→赤岳展望荘9:37→10:27三叉峰10:34→横岳(奥ノ院)10:45→硫黄岳山荘11:13→11:35硫黄岳11:48
→硫黄岳山荘12:02→横岳(奥ノ院)12:41→12:52三叉峰12:59
→横岳展望地点13:40→海ノ口横岳登山道15:13→15:14駐車場
【所要時間】 登山口〜赤岳 4時間16分
山頂休憩 34分
赤岳〜硫黄岳 2時間20分
山頂休憩 13分
硫黄岳〜登山口 3時間25分
計 10時間48分
【 総歩数 】 38,693歩
天候 | 快晴 ほぼ無風の穏やかな一日でした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅→R123→北関東道/真岡IC⇒東北道⇒北関東道⇒上信越道⇒中部横断道/佐久南IC→R141→登山口 片道276km(4h) 往復556km(8h) ・駐車場は、海の口自然郷を登りつめた所に専用駐車場有り 10〜15台駐車可能。トイレは無し。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山ポスト> ・横岳登山者駐車場から南に50m程行った登山口にあります。 記入用紙もあります。 <道の状況> 稜線縦走路の雪は消え、全体として危険なところはありません。 ◇登山口〜杣添尾根〜三叉峰 ・標高2100mを超えた辺りから登山道は残雪があります。 ・2600mからの稜線はハイマツが出て通れません。 稜線右下をトラバースしますが、温度上昇とともに雪が柔らかくなり、 場所に寄って股下までの踏抜き多発で、長く感じ、体力を消耗します。 登りは滑り止めにアイゼン使用、下りは未使用でした。 ・尾根に近い程雪は柔らかく踏抜きやすいです。尾根から離れたところを トラバースすれば雪は堅めで踏抜きしにくいのですが、一度尾根を越え ないと登山道に復帰できません。その場所がなかなか分からず、雪の 柔らかい尾根沿いを歩かざるを得ませんでした。 ・2700mを超えると残雪は無く夏道です。 ◇赤岳〜三叉峰〜硫黄岳の稜線 ・残雪は赤岳展望荘の上に5m程。もちろんアイゼン不要。 他は全て夏道でした。 鎖、梯子多数ありでアップダウンが多いですので、転落、滑落注意です。 <日帰り入浴> ・八峰の湯(ヤッホーのゆ) 10:00〜20:00(閉館21:00) 入浴料500円 http://www.yahho-onsen.jp/ 八ヶ岳が一望できる眺めの良いお風呂でした。 |
写真
尾根右下をトラバースして進みます
所々柔らかく、股下まで踏抜きが多発
早くも、疲労困憊、体力消耗
感想
登山を再開して5年の間に200回以上も山に登っているのですが、八ヶ岳はまだ登っていません。
何故? と言われるかも知れませんが、人が多い山は苦手で、ずっと後回しにしておりました。
百名山の内、伊吹山以東の本州80座を登ろうとしており、現在61座登り、そろそろ時期が来たかな、と稜線の雪が消えたら、登る覚悟を決めておりました。
どこから登ろうか?
人の多い美濃戸口は止めて、4/28にお友達のダブルsさん&mさんが登った杣添尾根が人が少なくて良さそうかな?
そう思い事前にsanpo69さんにコース状況を確認し、簡潔明瞭なお返事に安心して、急遽前日夕に登ることを決めて、登るにいたった次第です。
そもそも、“杣添尾根”ってなんて読む?
と言うところから始まり、“せんぞえ?”、“ますぞえ?”ではなく、“そまぞえ”だと初めてわかりました。
駐車場に4時前に到着し、予定通りに4:30に出発。
いつものように本日も先頭です。
展望の無い樹林内を黙々と登り、標高2500mを超えた辺りで一気に展望が開け、左には聳えた立つ赤岳の姿が見え、一気に気分が高まります。
しかし、ここからが酷かった。
尾根沿いは残雪が減り、ハイマツが出て歩けず、トレースも分からずに右往左往して、やっと尾根右下の白樺林内をトラバースするように進む。
雪の柔らかい場所では早くも股下の踏抜きが多発し、疲れ、体力を消耗。
尾根に上がる場所が分からず、というか無くて、結局残雪の消える2700m地点までそれが続きました。
何か、今日はこれで疲労困憊し、終わってしまったような感じもしましたが、あとは惰性で稜線の三叉蜂まで登り、先ずは主峰の赤岳を目指す。
苦手な梯子、鎖、そしてアップダウン多数と疲れた体には堪えますが、目の前に聳え立つ赤岳を見ると、なんとか粘り強く進めます。
そして、赤岳山頂へ到着。
前を行った方は少し下で休んでいるので、暫し独占の山頂。
素晴らしい大展望を楽しみました。
来週は山開きと言うことで、人も多いでしょうから、休日でこんな静かな山頂は今週まででしょう。
急に思い立ってきた甲斐がありました。
次は、北の硫黄岳へ。
来た道を戻ります。
相変わらずピッチは上がらず、三叉峰まで来た時には、そのまま杣添尾根を下山したくなりましたが、絶対に後悔するので予定通り硫黄岳を目指しました。
横岳ピーク前後の険しい道は予想外でしたが、その先はなだらかな道が続き、ホッと安堵。
なだらかな道の頂点の硫黄岳山頂からは、八ヶ岳の代表的な峰々が折り重なるように一望でき、暫しそれに見とれてボーっとしていました。
近くにいた方に頼み、峰々をバックに記念撮影。
いい写真が撮れました。
気分を良くして、三叉蜂へ戻る足取りもピッチが幾分上がり、後は登りで苦労した杣添尾根を股下まで何回も踏抜きながら、一気に下りました。
横岳展望地点で、光の加減で白く山頂が輝いていた赤岳が印象的で、目に焼きつきました。
これで、百名山62座目完了。
伊吹山以東の本州80座終了まで、あと18座となりました。
とうとう登っちゃいましたね赤岳
杣添尾根から登る所がまた渋いですね〜
噂ではXdayまで1ヶ月切ったとか・・・
もしや下見ですか?
八つはすっかり雪どけですね〜
〇戸尾根も雪なくなりましたかね〜
少々不安です
百
それでも諦めず頑張ります!
7月は一緒にハントしましょうね
fall
こんにちは fallさん
一番簡単な理由は、杣添尾根が一番家から、断然近いんですよ。
おまけに人は少なそうだし、私にとっては申し分なし・・
と思っていたのですが、
杣添尾根が藪漕ぎ、踏抜き地獄と化していたのは、想定外でした
最後の硫黄岳で、一望できたのは良かったですネ。
八をいい印象で閉めることができました
下見?? なんですか、それ?
7月はシメシメの計画ですネ
了解です
URUさん、こんばんは。
この時期の登山道から外れたトラバースは、雪が深いと踏抜き地獄が厳しそうですね。
時間と体力のロスがどれだけ大きいか想像できます。
そんな状態でも、赤岳〜硫黄岳間を事実上往復したわけだから、諦めずに歩き抜いた粘り強さは本物ですね
硫黄岳から主稜線を眺め、6月決戦を前にした意気込み、シッカりと感じましたよ〜!
そうやって・・・
吹聴するする人がいるので、
本人はなーんにも言っていないのに、
いつの間にか、皆さん、そう思ってしまうんだよね〜
藪漕ぎ地獄は短距離でしたが、
股下までの踏抜き地獄を思う存分味わいました
私的には、一番の踏抜きでした
おかげ様で、股下まで踏み抜いても、
スポッと抜ける技術を身につけ、最後の頃は楽しんでいました
話は戻りますが、nabekaさんは例の飯豊山登山のように、
体を秘かに鍛えているんじゃないでしょう
やりかねないからなー
そうでしょ
URUさん、初八ヶ岳、楽しまれましたね
なるほど、URUさんのお宅からだと、ここがアクセスするのに一番便利なのですね
杣添尾根の急登で股まで踏み抜くと、体力、気力とも奪われ、きつ過ぎです
それでも、心折れないで、計画通りやり抜くのは、さすがです
URUさん、これからは、八ヶ岳のとりこになること、必至ですね
また、すぐにでも行きたくなるでしょう
4月28日のコラボのレコを参考にさせていただき、
同じコースを辿りました。
杣添尾根がその時と大分状態が異なり、苦労しました。
コラボでは、稜線に雪があるのに、何故あんなに皆さん速く歩けたんですか?
あの稜線の道、アイゼン着けて、早すぎですョ
今年は途中断念をもう7回も経験しておりますが、
今回は、何とか大丈夫でしたね。
八ヶ岳は、冬がいいんでしょうか・・・
今回は、景色は良かったのですが、全く花が無いのが残念でした
そんでもって杣添尾根からってのがまた渋いですね。
ヤツが初めてなのも、杣添尾根を選んだのもそういう理由があったのですね。
杣添・県界・真教寺いずれも私は歩いたことがないのでいつかの機会に、、、とは思っているのですが、ぐるっと周回できる美濃戸についつい。
残り僅かとなっていますが白い雪、そこに緑の木々と赤茶けた山肌、そして青空!いいコントラストでした〜。
URUさんの八ヶ岳デビューをお山も歓迎してくれたようですね。踏み抜きはツンデレ的なものかな?笑
○○○○はいつですか?予定が合えば参加してみたい、かも。
おはようございます yokowvさん
初めての八、どこから行こうか? ずっと考えていたのですが、
杣添尾根という、いいところがありました
ホント、デビュー戦は、歓迎と洗礼を受けた感じです
八は遊園地のジェットコースターのようなコースで、
嵌るとたまらないんでしょうね
私は、緑の丸いお山が続くなだらかなコースが一番ですが、
偶には、刺激も受けませんとね
○○○○は、遠くからの風の便りだと、6月の中〜下なのかな〜?
地元のsさんにお申し込みを
受付中と思いますよ
URUさん、○○○○の下見だったんですね
一緒○○○○参加できなくて残念ですが
nabekaさんと仲好しコンビ
つい最近まで沢山あった雪、
茨城の身内で、変に煽る人が2名もいるので、
皆さんが勘違いするじゃありませんか
下見なんかじゃないですよ
稜線の雪が消えたら行こうと思っていただけで、
たまたまそういう時期になったということ
私は、もう歳で、体の節々にガタがきているので、
日々トレーニングで鍛えている若いnabekaさんが、
我がI県の代表ですよ
核心部をこれだけ下見して、人ごとの様な言い方は聞き捨てなりませんね〜(笑)
事実上の”決戦”は、未だ行われていないものと思ってます
何年越しかのいいチャンスですよ
クリープの入って無いコーヒーのような事を言わないで下さい(ふるっ・笑)
(ちなみに私はブラック派です^^)
腹黒い訳ではありません
大分雪融けしましたね〜
URUさん
こんばんは、URUさん。
初八ヶ岳でしたか
お天気も良く、満喫されましたね!
杣添尾根きつそうですね
八ヶ岳はいくつもルートがあるので少しずつ潰したくなりますよね
目的まであと18座ですか
楽しみですね
確かに、三叉峰を起点に、
赤岳、硫黄岳と往復しましたので、
核心部をよく見た(=下見?)ことになりますね
私もコーヒーは、ブラックです
ただ好みは、薄いアメリカンです。
腹黒くは無いけど、グレーです
なんの話だろ
もう一人行った方もいたようで、色々理由をつけて、
結局、集結ということですね
上のyokowvさんも参加の意向を表明していますので、
集まって楽しくできれば、いいですねー
横岳の南斜面に、ツクモクサの花が僅かに咲いていたようです。
気がつきませんでした。うーん残念
こんばんは kuniやん
たまたま勘違いされそうな時期になってしまい、
I県内で煽り合っておりますが、気にしないでください
いいお天気で、いい眺めでした
しかし、杣添尾根で、藪&踏抜き地獄の洗礼を受けました
踏抜きがなければ、杣添尾根は見た目よりは、登りやすいと思いますヨ。
今回の八の主稜コースはちょっと苦手ですネ
たまにはいいですが、すぐに再訪は
いくら登山口が近いからといって、初の八ッが杣添尾根とは凄いです。
6月の全山頑張ってくださいね。
(もうこれだけ皆さんに応援されたらやるしかないですね
MATSUさん おはようございます
初めての八ヶ岳で、
杣添尾根って、MATSUさんが驚くほど、凄いんですか!?
何もみえない樹林内を延々と、
誰にも会わずに、歩いていった感じですが。。。
足首にガタがきているので、
パートでの参加になりますね。
コースタイムが24時間を超えるコースなんて、1日で歩けません・・
URUさん、こんにちわ!
初めての八ヶ岳で杣添尾根から赤岳、横岳、硫黄岳
凄いです!そして、八ヶ岳に来て頂いてとっても嬉しい気持ちです
踏み抜きが多く大変でしたね
赤岳山頂で何度も往復して撮られた様子が想像できて、また見ないでね!の踏み抜いた時の写真…楽しく拝見させていただきました
杣添尾根は上りより下りのほうが長く感じて、まだかな、まだかな、って何度登っても思ってしまいます。
ただ、杣添尾根は八ヶ岳にしては人も少なくて静かな山登りができますよね
お天気が良くて、ここの所晴れ男ですね
お疲れ様でした(^o^)
○○○○に触れないコメントが来ますと、ホッとします
やっと、八ヶ岳に行くことができました。
4/28のコラボで、杣添尾根をピョンピョン跳ねるようにして、
歩いている皆さんの姿を見て、ここがいいと思ったのですが。。。
やはり初めてで、杣添尾根にはいかないんですネ
踏抜きの洗礼も受けましたが、最高の天気&展望で、人も少なく、大満足でした
踏抜きの“見ないでね”は、まだ、油断するとああなってしまいます。
現在目標まで、あと半分まで来ましたので、
次にお会いする時は、あまりにスマートで驚くかもしれません
はじめまして!!atomと申します。
fallさんに御紹介いただきました。
以前にURU57さんのレコは拝見した事がありましたが、
今回初めてコメントを書かせて頂きました。
同年代の方がこんなにもエネルギッシュに登山されている事は大変、励みになります。
勿論、私はURU57さんのように登山の経験がないので、独学で本を読み、ヤマレコの情報を頼りに、いつもドキドキの単独山行をしております。
信州の山々は素晴らしい山ばかりでよね。
未だに私は北横岳もツアーで途中中止になったりで、今年こそ、しっかりと八ヶ岳やアルプスの山々に登りたいと考えています。
家族にも「山は逃げないんだから」と言われながらも、ついつい焦ってしまいます。
56歳で始めた趣味なので、早く沢山登りたいといつも次回に行く山を考えながら過ごしております。
今後もURU57さんのレコを励みに、頑張ってゆきたいと思います。
どこかでお会いできると良いですね。
コメントをいただきまして、ありがとうございます。
同じ茨城県で、同じ年齢で、とても親しみを感じます。
私の山登りは、せっかちな性格のために、いつも歩きまわっているような感じですので、
参考になるかどうかは分かりませんが、励みになれば、非常にうれしく思います。
茨城県内には、同年齢でk_shimagさんという方がおり、
私以上にエネルギッシュに高山に行かれております。
お互い会ったことはありませんが、やはり、身近な同年代として、
いい意味で張り合いになっていると思います。
ただ、50も後半になりますと、自分ではまだまだと思っていましても、
体は正直で、無理をするとすぐに悲鳴をあげてしまいます。
私は、メタボ改善のために再開した登山で、週に一度は登らないと、
体が大きくなってしまいますので、遠近両用の山登りです。
怪我の無きよう末永く楽しんでいきたいと思います。
確かに山は逃げませんので、長く続けて行ければそれが一番です。
どうぞ、こちらこそよろしくお願いいたします。
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