若越国境敦賀半島・蠑螺が岳─西方が岳縦走
- GPS
- 04:48
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 933m
- 下り
- 945m
コースタイム
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 4:49
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西方が岳頂上北面に残雪があり、縦走するなら蠑螺が岳→西方が岳のほうが無難。 |
その他周辺情報 | 今庄の旧北陸本線トンネル群に立ち寄った。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
スパッツ
ジョギングシューズ
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感想
3月27日の土曜日、休日出勤する前に(苦笑)敦賀の蠑螺が岳―西方が岳に行って来た。私が西方が岳に行くのは19年前の2002年4月6日〜7日(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3030053.html)以来のこと。前回は春の『青春18きっぷ』消化が目的だったため、頂上の避難小屋で1泊した(苦笑)。蠑螺が岳への縦走を試みるも雨上がりのガスで何も見えないうえ、西方が岳の北面の残雪に嫌気がさして縦走を断念。そのまま常宮へ下山した。当時、職場の製造現場で扱ってた粉体に対しアレルギーが出て、呼吸もままならくなった後のリハビリを兼ねてたため、あまり無理をしたくなかったのも、ある。アレルギーの後遺症か、肺機能検診を受けると未だに「60代相当」という結果が出る…。
さて、今回縦走を試みたけど、入山は蠑螺が岳側とした。理由は、駐車場所(笑)。蠑螺が岳のほうが空いてそうだから(笑)。1日3便しかないバス(立石線)はハナから当てにせず、常宮から浦底まではジョギングで戻ることにした。そのため、ザックにはジョギングシューズも積んである。
5時半から登山開始出来るように逆算し、午前3時半に『キャラメルハウス』(自宅)を出発。しかし、意外に時間がかかり、5時半どころか現地着は5:50くらいになった。敦賀半島トンネルが開通し、浦底登山口周辺も綺麗に整備された…ようにみえたけど、林道に入って最初のカーヴを曲がった途端、車幅分くらいしか幅がないズタボロの未舗装道…(汗)。転回スペースで方向転換し、浦底三叉路横のスペースにクルマ駐めよう…と思い、クルマを入れた所が登山口の駐車スペースだった(苦笑)。結局、クルマはここに駐車。
5:58に登山開始。登るにつれ、敦賀湾の海原が見えてくる。日の出が映って美しい。小一時間で長命水に到着。ここは水量が豊富。さらに登ると稜線に出て、時折大きな岩が現れる。すぐに頂上ではなく、こうした岩のあるピーク(女岩展望所など)をいくつか上り下りしなきゃいけないので、案外時間がかかる。7:34にようやく蠑螺が岳頂上に到着。東側の景色が素晴らしい。
頂上で平和堂の『くらしモア』のシーフードヌードル喰ってから、西方が岳に向けて出発。ここまでコース上に全く雪は無かったけど、北斜面の上りになるため、コース上にもところどころ雪が残ってる。カモシカ岩と尼池の分岐があったので、往復してみる。早速雪原が現れたけど、入山から下山までキックステップ使って雪面上を歩いたのはこの時だけ。尼池はおそらく雪の下だろう。蠑螺が岳―西方が岳を縦走するひとは、メンドーでもカモシカ岩を往復したほうがイイ。なぜなら、若狭側の展望が得られるから。
カモシカ岩を8:17に出発。西方が岳は結構山体に雪をまとっていて、登山コースにどれだけ残ってるか心配だったけど、頂上の手前の最後の緩斜面だけだった(苦笑)。蠑螺が岳からの縦走であれば西方が岳の頂上に向かって行けば、やがて避難小屋が見えてくるだろうけど、逆コースの場合、道の続きを見失わないように注意が必要。8:37に、19年ぶりに西方が岳頂上に到着。19年前に避難小屋に泊まり、勝手に「オレの別荘」に認定…などと嘯いてたけど、外から眺めるだけで、中は覗いてみなかった。
8:47に下山開始。ここまで1人も登山者に会わなかったけど、下り始めた途端、やたらと登山者とすれ違った。7時のバスの便で来たひとが多いのか? 19年前の小屋泊まりの際には銀命水で採水して担ぎ上げたハズだけど、こんなに水量細かったっけ? 最初は山ヤ然としたひとが多かったけど、どんどんファミリー登山のひとたちが登ってくる。やがて、鉄塔2つを過ぎ、奥宮展望所に出ると麓は近い。登山道が階段状に整備されてて下りがラク…と思ってると、終には登山道が舗装路になり、登山道の入口に出た。ここの入口、西方が岳の登山口って一切書かれてないけど…。そのまま道なりに降りていくと、9:59に常宮バス停の前にひょこり出た。
バス停で登山靴から背負って来たジョギングシューズに履き替え、暑いので長袖シャツも脱ぎ、ザックをバス停にデポする。10:04よりジョギングをスタート。すぐに近年完成した鷲崎トンネルへ。このトンネルは北口まで上り一辺倒でいきなりキツい。海沿いなのでフラットだと思ったら大間違い。岬と砂浜が交互に現れる感じで、上りと下りが多い。6 km手前の西浦小中学校の前ですでにグロッキーになってて、浦底三叉路を過ぎて登り坂が続くところで6.5 kmになったのでここでジョギングは打ち切り。あとは歩いて登った。極悪林道を歩いて駐車場に戻ってみるとクルマが3台に増えてて驚いた!(笑) クルマに乗り込んだ途端、これまでの酷使がたたったのか、右脚の太ももが攣った(苦笑)。
クルマに戻って、常宮バス停にデポした荷物を回収しに行く。ザックのサイドポケットに入れてたコカコーラのボトルが無くなってたけど、どこで落ちたかは、全く心当たりが無い(苦笑)。
三方を海に囲まれた半島ならではの雄大な景色を欲しいままにした贅沢な山旅でした。
帰りは、北陸道杉津P.A.から蠑螺が岳―西方が岳の山並みを撮影しよう…と思ったのに、杉津P.A.手前で追越車線を走ってたためP.A.に入れず、今庄I.C.で下りて、わざわざ旧・北陸本線の県道207号まで写真を撮りに行った。そのため出社は14:15…と遅くなってしまった。それでも、18:00まで仕事したけど(苦笑)。
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