白山禅定道・平泉寺白山神社〜法恩寺山〜白山伏拝
- GPS
- 06:40
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,371m
- 下り
- 1,363m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
剱の宮経由の登山道は危険箇所や不明瞭な所はない。 三頭山から稚児堂手前の林道出合まではほぼ水平に思える緩やかな登りだが見晴らしは良くない。 避難小屋からしばらくは階段が続き、その後一箇所急な登りあり。 法恩寺山から白山伏拝までは緩やかなアップダウンであるが何箇所か残雪の上を歩く。 下りに使った谷筋の道は、岩やその間を流れる水や伸び始めた草で多少歩きにくい。 |
写真
感想
今年の夏は白山に登るつもりである。
泰澄大師ゆかりの越前五山の一つである。
その泰澄さんが最初に切り開いたルートが
白山禅定道(越前禅定道)である。
泰澄さんが白山に向かう途中、
林の中に泉を見つけ、
そこで白山の大神からお告げをされたらしい。
その後、この地に社が作られ白山神社となったそうな。
以来、白山禅定道の起点となった。
今回は白山登山の前哨戦として、
白山禅定道をたどり、法恩寺山、
そしてその先の白山伏拝まで行ってみる。
平泉寺無料駐車場に車を停めさせていただいて、
白山神社の参道を歩く。
御手洗池、拝殿と見てまわり、登山の安全をお祈り。
三の宮は安産祈願らしいから、安山(安全に登山)をお祈り。
登りは剱の宮を経由するコース。
こっちは急登との情報であったが、思ったほどでもない。
剱の宮を過ぎ、まずは三頭山を目指す。
U字にえぐれた、いかにも古道という雰囲気の道を進む。
分岐の表示から50mほどで三頭山の三角点。
見晴らしはさほど良くない。
水分補給をして分岐へ戻る。
ここからはほとんど水平の道がだらだらと続く。
左右の見晴らしも良くなく、退屈な時間が過ぎる。
いやいや、これも修行じゃ。
林道法恩寺線と出合い、稚児堂跡を過ぎてちょっと登ると
中の平の避難小屋。しばし休憩。
白山神社の参道で、朝の散歩中のおばちゃんに会って以降、
ここまで人を見かけていない。
避難小屋を過ぎて長い階段に差し掛かるところで、
今日はじめての登山者との遭遇。
その後、前方に次から次へと人が現れる。
急な登りの途中、スキー場のゲレンデに出る。
勝山市街を見下ろしながら水分補給。
途中で追い抜いた団体さんも到着したので山頂を目指す。
法恩寺跡には残雪が少々。
そこそこ広い山頂には誰もいなかった。
案内板で伏拝を確認して進む。
石で組まれた階段を下り、スキー場リフト降り場を横目に登り返し。
残雪の上を歩いたりしながら間もなく白山伏拝に到着。
正直なところ、法恩寺山からの眺めと大差ない。
この先禅定道は、小原の祓川へと一旦降り、
小原峠を越えて三ツ谷を経由して市ノ瀬へとたどる。
その先は六万山、指尾山と続く現在の白山禅定道コースとなる。
伏拝で昼飯。ラーメンにコンビニおにぎりを1つ。
最近の昼飯はこのパターンだが、今日は多過ぎた。
疲れのせいか、暑さのせいか食べ切るのに一苦労。
食後のコーヒーも飲めそうにないので今日はナシ。
帰りの法恩寺山山頂では、写真を撮っていたベテランさんと暫らくお話。
先週、取立山に登られたそうで、水芭蕉の様子を教えていただいた。
時間は12時をちょっとまわったばかりであるが、
そこそこの距離と標高差のため、足の疲労をかなり感じる。
注意しながら急坂を下り、三頭山分岐までのほぼ水平の道を歩き、
その先、登りとは違う谷筋の道を下る。
ネットで調べたところでは、谷筋の道は比較的緩やか、
みたいなことが書かれていたが、実際はそうでもない。
ごろごろした岩があったり、水が流れていたり、
藪とまではいかないが草が繁っていたり、
歩き易いとは言えない。
林道らしきところに出て、脇に社が見える。
入っていくと本殿の横に出た。
無事の帰還のお礼をして参道を下る。
すれ違う観光客の中には、
参道の登りでうんざりしている人も。
完全な登山スタイルの私を見て、
「これ、ど、どこまで登るんだろう?」と
びびっているカップルの話し声が聞こえる。
駐車場についたら一目散にソフトクリーム屋さんへっ!
明らかに一人だけ場違いな格好のおっさんが
貪る様にソフトクリームを食う姿は、
カップルや親子連れには近寄りがたいオーラを放っていたことだろう。
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